記録ID: 1306007
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無雪期ピークハント／縦走
伊豆・愛鷹
長九郎山、大峠・暗沢山、雲見烏帽子山
2017年11月05日(日) [日帰り]
nomoshin
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:15
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,132m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 10:25
道の駅「花の三聖苑」531―548登山口549―崩壊地を通る<通行禁止>―653稜線に上がる―723展望地（大野山西の方）724―832宝貴野山・宝蔵院分岐―838池代分岐―844健脚コース分岐―856八瀬峠―936長九郎山955―1006主稜線からの下降点―1018林道―1025林道からの下降点―1031林道横断―1106安田橋1109―1135林道近道（上）―1148林道近道（下）―1202池代―1206平戸橋1228＝(路線バス￥290)＝1239道の駅「花の三聖苑」1302≒[15]≒1432松崎≒(136)≒1331雲見≒1345天神原≒1359大峠無線中継所連絡道入口―三叉路（⇔大峠⇔長者ヶ原頂上）（⇔暗沢山<一等三角点>・大峠無線中継所）―大峠無線中継所連絡道入口1443≒1447天神原≒1459雲見海岸（⇔浅間神社入口⇔1530雲見烏帽子山1534）1604≒(136)≒黄金崎
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
・大峠（長者ヶ原&暗沢山）へは南側の天神原から「NTT大峠無線中継所」入口まで車で入ることができました。 ・雲見烏帽子山へは雲見海岸（の駐車場）から入りましたが、参詣者用に数台分の駐車場が雲見浅間神社にもあるようです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・長九郎山はハイキングコースというには厳しいコース状況。特に大沢からのコースは通行止めになっています。ここを通行するには、それなりの準備と覚悟が要求されます。登山口から地形図（2.5万）の破線通りにできるだけ稜線沿いにルートを選んだ方が良かったかも知れません。藪漕ぎはありません。また、崩壊地を過ぎた後も、かつてのコースは廃道化が進みつつありますので、バリエーションルートの範疇です。この山の特徴として崩壊しやすい地質のように感じました。気候的なものもあるかも知れません。 |
| その他周辺情報 | 伊豆半島なので、温泉はよりどりみどり。 |
写真
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前泊（車中泊）した道の駅「花の三聖苑」を5時半前に出発し、登山口にはまだ薄暗い時刻に到着。
崩壊地。但し、ここ以外にも斜面がずるずると崩れかけているところが至る所にありました。
稜線に乗ったところ。国土地理院発行の地形図（2.5万）ではここまで稜線伝いに破線がついていますので、そちらのルートを採用した方が良かったのかもしれません。
11/5 6:50
稜線に乗ったところ。国土地理院発行の地形図（2.5万）ではここまで稜線伝いに破線がついていますので、そちらのルートを採用した方が良かったのかもしれません。
通称「展望地」。ここまで（かつての）コースタイムよりすでに1時間オーバー。
富貴野・宝蔵院分岐。ここからは多少歩きやすくなりました（道が固く感じられる＝最近人が通った証）。
健脚コース（男坂）に指定されていない方は通行止めなのか黄色いテープが道を塞いでいました。
八瀬峠。もしかするとここまで車で来れてしまうのかも知れませんね。そうすると、かつての登山道は廃道になってしまう…
（キョウマル？）シャクナゲの群生地。このおかげで「新・花の百名山」に選ばれているのでしょう。
山頂展望台からの360°パノラマ（その1）：南南東方向。逆光なので、この写真では全く分かりませんが、利島（宮塚山）、新島、三宅島が見えていました。
11/5 9:37
山頂展望台からの360°パノラマ（その1）：南南東方向。逆光なので、この写真では全く分かりませんが、利島（宮塚山）、新島、三宅島が見えていました。
（その5）北北西方向。富士山が見えるとすると、この画角のやや左寄りのはず。
（その6）北東方向。右奥に天城山（万三郎岳・万二郎岳）。その右手前は登り尾。一方、左寄りのどっしりした山容は猿山か？
（その7）東方向。左端奥の登り尾から右遠方に風力発電の羽車がならんで見えていました。
ズームにし、さらに露光を変えてみました。かすかに神津島（天上山）が見えています。
ぽかぽかの展望台を一人占めし、のんびり軽食。バスの時刻を考えて、そろそろ下ります。
このあたりでは、ウォーターウォーキングしたくなるような沢筋ですが、この下あたりから急降下しているようです。
途中で林道のショートカットをして、池代に下山しました。近道も廃道化が進みつつある印象でした。
道の駅「花の三聖苑」までは貸し切りでした。これで￥290では申し訳ないです。
この道の駅には立寄り温泉「かじかの湯」（￥500）も付属していますが、今回はパス。
松崎にでてから国道136号線を雲見に向かいます。道路わきの休憩スペースからの展望：さて、富士山はどこでしょう？
【ここから大峠・暗沢山のパート】「静岡の百山」に選定されている大峠を目指して車を走らせてきました。「NTT大峠無線中継所」とあるので、間違いなさそうです。
11/5 14:00
【ここから大峠・暗沢山のパート】「静岡の百山」に選定されている大峠を目指して車を走らせてきました。「NTT大峠無線中継所」とあるので、間違いなさそうです。
大峠の標識の脇には、石祠もありました。由緒正しき峠なのかも知れません。下調べ不足で申し訳ないです。
少し登ると展望が開け、無線中継タワーのあるあちらが暗沢山でしょう。
到着したのが、長者ヶ原山頂。この案内図を最初に調べておくべきでした。
6〜7羽ほどが舞っています。（山頂から下山したらどこかに行ってしまいました）
【ここから雲見烏帽子山のパート】雲見海岸へ移動。釣り人の人たちが帰り支度をしている時間帯。
そうです、烏帽子山に登りに来ました。Let's go up to Mt. Eboshiyama!
ご神体ですもので、クライミング禁止。（那智の滝事件を思い出してしまった…）
きつい階段に代わり、さらに途中で傾斜が増してきます。階段が終わってからの山道（岩と木の根）が観光客にはけっこうしんどいように思いました。
11/5 15:15
きつい階段に代わり、さらに途中で傾斜が増してきます。階段が終わってからの山道（岩と木の根）が観光客にはけっこうしんどいように思いました。
ジャーン。山頂からのパノラマ（その1）：富士山は見えるような見えないような… 雲の中みたいです。「雲見」ですから仕方ないかな？
11/5 15:30
ジャーン。山頂からのパノラマ（その1）：富士山は見えるような見えないような… 雲の中みたいです。「雲見」ですから仕方ないかな？
（その3）雲見の狭い平地に家屋がびっしり。なかなかの高度感。
撮影機器：
感想
三連休最終日。三日連続で道の駅をベースに山歩き。長九郎山は、想定以上に渋い山でした。玄人好みというべきか。わさび田が多いということは、きれいな水に恵まれているということで、それだけ雨も多く、半島でもあるので風も強い季節があるはずで、植生的にも、気候的にも独特な条件なのかと思います。でもって、火山帯の影響もあるしで、地質が崩れやすいのではないのかな？ シャクナゲの季節以外はほとんど人が入らないのかも知れません。そうなると道は荒れてくる一方？ 山頂の展望台の高さには驚きましたが、確かに周りの樹々の高さを思うと納得ですね。360°遮るものがありません。しかも山頂だけでなく、入山から下山まで誰にも会わずに独り占め。
大峠は下調べもなく、「静岡の百山」だという理由で寄り道したところ（60座目）。気持ちの良い、ひろびろとした長者ヶ原高原の一角でした。一等三角点の暗沢山も掘り出し物。
海岸線にある雲見烏帽子山は、海抜0mからニョキと映えた岩山。こちらも展望が比類ないです。観光客の方も登っていますが急坂なので足回りはしっかりしたものがお薦めでしょう。
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