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Yamareco

記録ID: 1307794
全員に公開
ハイキング
東北

みちのく潮風トレイル(田老〜宮古) 浄土(ヶ浜)への旅路

2017年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:17
距離
32.1km
登り
1,347m
下り
1,347m

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
6:25
0
田老駅
6:25
宮古駅
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
田老駅前に車を停め宮古まで歩き、三陸鉄道で田老に戻り車を回収しました。宮古駅付近には無料で車を停める場所がないため田老駅に車を置くのがよいかと。
三陸鉄道の時刻・運賃についてはこちら↓
http://www.sanrikutetsudou.com/
コース状況/
危険箇所等
海のすぐそばの断崖上を行くような場所が何箇所もあります。転落すればただではすまないので要注意。
途中、何箇所か波打ち際を歩く箇所があります。満潮時・高波時などは通行不能となりますので気象情報・潮位情報などを確認して歩きましょう。
その他周辺情報 スタートの田老・中ごろにある休暇村陸中宮古・浄土ヶ浜付近にて飲食物の購入が可能です。
休暇村陸中宮古で日帰り入浴が可能です。
https://www.qkamura.or.jp/miyako/
田老駅を出発します。
我々と同時に宮古駅行きの列車も出発していきました。あれに乗れば20分くらいで宮古ですが、我々はあえて十時間以上掛けて歩いていくのです(笑
田老駅を出発します。
我々と同時に宮古駅行きの列車も出発していきました。あれに乗れば20分くらいで宮古ですが、我々はあえて十時間以上掛けて歩いていくのです(笑
45号沿いに有る廃水処理施設に津波の浸水高のプレートが。ここ、だいぶ海から離れてるんですがね…。
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45号沿いに有る廃水処理施設に津波の浸水高のプレートが。ここ、だいぶ海から離れてるんですがね…。
45号から左に折れて山道へ。未舗装ですがなんとなく立派な作りであることから旧45号ではないかと推測。
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45号から左に折れて山道へ。未舗装ですがなんとなく立派な作りであることから旧45号ではないかと推測。
しかし、トレイルコースはその立派な道を捨て雑木林の中へ。
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しかし、トレイルコースはその立派な道を捨て雑木林の中へ。
しばらく行くと陸中海岸自然歩道に合流します。ここは右手へ向かいます。ちなみに本来のトレイルルートは左手方向の自然歩道なのですが田老港付近で工事のため通行止めです。
しばらく行くと陸中海岸自然歩道に合流します。ここは右手へ向かいます。ちなみに本来のトレイルルートは左手方向の自然歩道なのですが田老港付近で工事のため通行止めです。
山の中を歩いていると思っていたら、いつの間にか海のすぐそばにいました。潮騒を聞きながら歩いていきます。
山の中を歩いていると思っていたら、いつの間にか海のすぐそばにいました。潮騒を聞きながら歩いていきます。
急な下り坂があるかと思えば…
急な下り坂があるかと思えば…
すぐに登り返しがあります。
すぐに登り返しがあります。
沢に沿って下れば…
沢に沿って下れば…
やがて小さな入り江へ。
やがて小さな入り江へ。
前日歩いた田老の浜を対岸から眺めます。
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前日歩いた田老の浜を対岸から眺めます。
そしてすぐさま急な登りがまっています。
およそ100mくらいの高低差を持った上り下りがこの先も延々と続きます。海のアルプスの名は伊達じゃない。
そしてすぐさま急な登りがまっています。
およそ100mくらいの高低差を持った上り下りがこの先も延々と続きます。海のアルプスの名は伊達じゃない。
前の日に反対側から見た山王岩。
こちらから見るとあまりか細い感じはしません。
田老側から見ると今にも折れそうに見えるのですがね。
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前の日に反対側から見た山王岩。
こちらから見るとあまりか細い感じはしません。
田老側から見ると今にも折れそうに見えるのですがね。
佐賀部展望所からの眺め。
断崖に次ぐ断崖、絶壁に次ぐ絶壁。
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佐賀部展望所からの眺め。
断崖に次ぐ断崖、絶壁に次ぐ絶壁。
崖の上は平坦なんですけどねぇ。
崖の上は平坦なんですけどねぇ。
またうんざりするほど急な階段を下ります。
またうんざりするほど急な階段を下ります。
断崖とその上に有る平坦な地形の間には、複雑に入り組んだくぼ地があったりもします。こういった場所は海の音からも遠く、さりとて人間界の騒音とも無縁な隔絶された場所となっています。
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断崖とその上に有る平坦な地形の間には、複雑に入り組んだくぼ地があったりもします。こういった場所は海の音からも遠く、さりとて人間界の騒音とも無縁な隔絶された場所となっています。
栃内浜が見えてきました。
人工物は一切無し。もともとこうだったのか、震災で更地になってしまったのか知る由もありません。
栃内浜が見えてきました。
人工物は一切無し。もともとこうだったのか、震災で更地になってしまったのか知る由もありません。
右を向いても…
左を向いても、断崖絶壁で他の土地と隔絶されています。
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左を向いても、断崖絶壁で他の土地と隔絶されています。
このような海と崖に挟まれたきわどい場所も通ります。
現在「干潮、波極めて穏やか」な状態です。海が荒れている時は無理に通るのはやめましょう。
このような海と崖に挟まれたきわどい場所も通ります。
現在「干潮、波極めて穏やか」な状態です。海が荒れている時は無理に通るのはやめましょう。
波打ち際を超えたら、またすぐ山へ…
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波打ち際を超えたら、またすぐ山へ…
わずか十数分後にはこの高さですよ。
高低差では劣るものの、北山崎付近より道が崖ぎりぎりにつけられていることもあり高度感があります。
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わずか十数分後にはこの高さですよ。
高低差では劣るものの、北山崎付近より道が崖ぎりぎりにつけられていることもあり高度感があります。
絶景。複雑な地形ゆえ、さっき通ってきた海岸はもう見ることができません。
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絶景。複雑な地形ゆえ、さっき通ってきた海岸はもう見ることができません。
いつものように断崖絶壁を登って下って次の浜…と思っていたら、思いがけず住宅地へ出ました。
いつものように断崖絶壁を登って下って次の浜…と思っていたら、思いがけず住宅地へ出ました。
久々の人里にホッと一息。
久々の人里にホッと一息。
続く樫内の浜にはコース中随一の難所があります。
「大切なお知らせ」という看板が物々しい。
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続く樫内の浜にはコース中随一の難所があります。
「大切なお知らせ」という看板が物々しい。
今日は干潮で波も穏やかなので、とりあえず行ってみましょう。
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今日は干潮で波も穏やかなので、とりあえず行ってみましょう。
なるほど、最高に良いと思われるコンディションでも波打ち際ギリギリですね。
っていうか、油断すると足元に波が迫ります。これは本当に無理して通ってはいけない場所です。
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なるほど、最高に良いと思われるコンディションでも波打ち際ギリギリですね。
っていうか、油断すると足元に波が迫ります。これは本当に無理して通ってはいけない場所です。
きわどい場所を越えると、また山へ。
岩場を登って行きます。
きわどい場所を越えると、また山へ。
岩場を登って行きます。
しばらく登るとやがて山林に入ります。
で、向こうから来た人に対しての「大切なお知らせ」の看板があります。ここから海は見えません。
行くか行かないかの判断を海が見えない状態で迫られます(笑
なので、北上するコースを取る人は潮位表をよーく調べてからスタートしましょう。
しばらく登るとやがて山林に入ります。
で、向こうから来た人に対しての「大切なお知らせ」の看板があります。ここから海は見えません。
行くか行かないかの判断を海が見えない状態で迫られます(笑
なので、北上するコースを取る人は潮位表をよーく調べてからスタートしましょう。
また下る〜
松月浜に到着です。なんとも風流な名称の浜ですが特に何もありません。荒涼とした浜には、ただ風が吹くばかり…。
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松月浜に到着です。なんとも風流な名称の浜ですが特に何もありません。荒涼とした浜には、ただ風が吹くばかり…。
しかし実は国内でも貴重なほとんど人の手が入っていない自然の浜である、という価値があるんです。
いまどきテトラポットも護岸施設の一つもない浜なんで珍しいですよ。
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しかし実は国内でも貴重なほとんど人の手が入っていない自然の浜である、という価値があるんです。
いまどきテトラポットも護岸施設の一つもない浜なんで珍しいですよ。
かつての陸中自然歩道は、ここから先波打ち際を進んだようですが、残念ながらここも地盤沈下によって通行不能になってしまっています。歩ければ風光明媚な景色が広がっていそう。残念。
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かつての陸中自然歩道は、ここから先波打ち際を進んだようですが、残念ながらここも地盤沈下によって通行不能になってしまっています。歩ければ風光明媚な景色が広がっていそう。残念。
というわけで一旦内陸に向かいます。
というわけで一旦内陸に向かいます。
舗装路ですが交通量はほとんどなく快適。
山道にしては異様に勾配が緩く擁壁なども立派なので旧45号かもしれません。
舗装路ですが交通量はほとんどなく快適。
山道にしては異様に勾配が緩く擁壁なども立派なので旧45号かもしれません。
宮古カントリークラブの前を通ります。
ここでトイレを借りることもできるようです。
宮古カントリークラブの前を通ります。
ここでトイレを借りることもできるようです。
宮古カントリークラブを過ぎると間もなく道標の杭があるのを発見。どうやらここから脇道にそれるようです。
宮古カントリークラブを過ぎると間もなく道標の杭があるのを発見。どうやらここから脇道にそれるようです。
ここかぁ…。
なにかの作業道のようですが、入口の印象を裏切ることなく荒れてます。なにもこんなところ通さなくても…。
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なにかの作業道のようですが、入口の印象を裏切ることなく荒れてます。なにもこんなところ通さなくても…。
突然前方に建物が現れました。立派な外観だったので民家かな?と思ったんですが実際は何かの施設でした。
突然前方に建物が現れました。立派な外観だったので民家かな?と思ったんですが実際は何かの施設でした。
なんか立派な看板も設置されていましたが、見事に消えてしまっていて結局何の施設だったのかわからずじまい。
なんか立派な看板も設置されていましたが、見事に消えてしまっていて結局何の施設だったのかわからずじまい。
そしてトレイルルートはこんな場所に出ます。画面奥から歩いてきました。
子どもの頃ならいざ知らず、大人になってからここ歩くのは勇気いるわ(笑 でも、これがしおかぜトレイルの醍醐味(笑
そしてトレイルルートはこんな場所に出ます。画面奥から歩いてきました。
子どもの頃ならいざ知らず、大人になってからここ歩くのは勇気いるわ(笑 でも、これがしおかぜトレイルの醍醐味(笑
女遊戸の集落の中を抜け海を目指します。それにしても女遊戸とはまたいわくありげな地名ですね。なんかこう、男性天国的意味合いで(笑
ただ、読みが「おなっぺ」ですからアイヌ語由来の地名に当て字したらこうなったという気もしますが。
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女遊戸の集落の中を抜け海を目指します。それにしても女遊戸とはまたいわくありげな地名ですね。なんかこう、男性天国的意味合いで(笑
ただ、読みが「おなっぺ」ですからアイヌ語由来の地名に当て字したらこうなったという気もしますが。
トレイルルートは女遊戸浜に降りるように設定されているはずでしたが、地図に載っている道路は工事中で立ち入り禁止でした。他のルートを探したのですが無駄足を踏みたくない一心で浜に降りる機会を逸してしまいました。おかげで2km近く遠回りさせられるはめに…。
トレイルルートは女遊戸浜に降りるように設定されているはずでしたが、地図に載っている道路は工事中で立ち入り禁止でした。他のルートを探したのですが無駄足を踏みたくない一心で浜に降りる機会を逸してしまいました。おかげで2km近く遠回りさせられるはめに…。
余計なアルバイトをしてしまいましたが、中の浜に到着です。ここは震災以前はキャンプ場だったのですが、現在は震災メモリアルパークとして整備されています。
余計なアルバイトをしてしまいましたが、中の浜に到着です。ここは震災以前はキャンプ場だったのですが、現在は震災メモリアルパークとして整備されています。
今回の津波の高さを示す巨大なモニュメント。そしてその壁に設置された赤い球体の高さは、過去にこの地を繰り返し襲った津波の高さを示しています。
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今回の津波の高さを示す巨大なモニュメント。そしてその壁に設置された赤い球体の高さは、過去にこの地を繰り返し襲った津波の高さを示しています。
そのモニュメントの上からの眺めです。向かいの山の斜面に看板が設置されているのが見えるでしょうか? 津波はあの高さまで到達しました。
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そのモニュメントの上からの眺めです。向かいの山の斜面に看板が設置されているのが見えるでしょうか? 津波はあの高さまで到達しました。
設置されたアクリル板を通してみると実際に津波がこの入り江を満たした様子を追体験できる仕組みになってます。
設置されたアクリル板を通してみると実際に津波がこの入り江を満たした様子を追体験できる仕組みになってます。
震災遺構として遺されている炊事棟跡。
全鉄筋コンクリート造りでしたが完全に破壊されています。波をかぶったというより爆撃でも受けたかのよう。
震災遺構として遺されている炊事棟跡。
全鉄筋コンクリート造りでしたが完全に破壊されています。波をかぶったというより爆撃でも受けたかのよう。
同じく震災遺構のトイレ跡。
建物は原型を留めていますが、波の威力で地面が抉れているのがわかるでしょうか?
同じく震災遺構のトイレ跡。
建物は原型を留めていますが、波の威力で地面が抉れているのがわかるでしょうか?
震災直後はこのような無残な建物があちこちで見られましたが、さすがに最近は少なくなってきました。見た目のインパクトは大きいですから教訓にするために一定数の遺構を残すのは意義があることだと思います。
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震災直後はこのような無残な建物があちこちで見られましたが、さすがに最近は少なくなってきました。見た目のインパクトは大きいですから教訓にするために一定数の遺構を残すのは意義があることだと思います。
こちらは破壊された防潮堤の一部だとか。
堅牢なコンクリート構造物も津波の前では無力です。
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こちらは破壊された防潮堤の一部だとか。
堅牢なコンクリート構造物も津波の前では無力です。
メモリアルパークをじっくり見ていたら時間が押してしまいました。まだまだ先は長いので出発します。
メモリアルパークをじっくり見ていたら時間が押してしまいました。まだまだ先は長いので出発します。
通行止めの看板が出てきて一瞬焦りましたが、徒歩通行は可能。
通行止めの看板が出てきて一瞬焦りましたが、徒歩通行は可能。
姉ヶ崎に向かって再び山を登ります。
姉ヶ崎に向かって再び山を登ります。
そろそろ足を上げるのがつらくなってきました…。
そろそろ足を上げるのがつらくなってきました…。
岬の突端まで登り詰めると東屋が建っています。その傍らには無人カメラも設置されています。姉ヶ崎展望所です。
岬の突端まで登り詰めると東屋が建っています。その傍らには無人カメラも設置されています。姉ヶ崎展望所です。
姉ヶ崎展望所からの眺め。向こうに見える岩はウミネコの繁殖地なんだそうです。
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姉ヶ崎展望所からの眺め。向こうに見える岩はウミネコの繁殖地なんだそうです。
今日歩いたルートを振り返ります。海岸線を歩けたら楽しそうですが実際は半分以上山の中を歩くんですよね…。
海沿いのルート復活しないかなぁ。
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今日歩いたルートを振り返ります。海岸線を歩けたら楽しそうですが実際は半分以上山の中を歩くんですよね…。
海沿いのルート復活しないかなぁ。
姉ヶ崎周辺は休暇村みやこが近いため遊歩道が整備されています。なので道は綺麗なのですが、キャンプ場や駐車場などそれぞれに向かって道が延びているのでトレイルコースから外れないように注意が必要。
姉ヶ崎周辺は休暇村みやこが近いため遊歩道が整備されています。なので道は綺麗なのですが、キャンプ場や駐車場などそれぞれに向かって道が延びているのでトレイルコースから外れないように注意が必要。
姉ヶ崎から少し南下すると浄土ヶ浜展望台に着きます。ついに「浄土ヶ浜」の文字が! 海の向こうには月山が見えています。いよいよ宮古が近づいてきたなぁと実感。
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姉ヶ崎から少し南下すると浄土ヶ浜展望台に着きます。ついに「浄土ヶ浜」の文字が! 海の向こうには月山が見えています。いよいよ宮古が近づいてきたなぁと実感。
とはいえ、まだまだアップダウンを伴った道は続きます。
とはいえ、まだまだアップダウンを伴った道は続きます。
ぽっかりと浮かんでいるのは日出島。
宮古から見るとあの島あたりから日が昇るように見えるんでしょうかね。
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ぽっかりと浮かんでいるのは日出島。
宮古から見るとあの島あたりから日が昇るように見えるんでしょうかね。
潮吹穴に到着しました。昔、浄土ヶ浜の遊覧船から見た記憶がありますが地上から近づいたのは初めてです。今日は波が穏やかだから、どうかな?
潮吹穴に到着しました。昔、浄土ヶ浜の遊覧船から見た記憶がありますが地上から近づいたのは初めてです。今日は波が穏やかだから、どうかな?
案の定、ブシュ!という勢いのあるものではなく、ぽやや〜んとした煙のようなものが時々吹き上がるくらいでした。
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案の定、ブシュ!という勢いのあるものではなく、ぽやや〜んとした煙のようなものが時々吹き上がるくらいでした。
浄土ヶ浜へ向けて、ラストスパートです。
登って〜…
浄土ヶ浜へ向けて、ラストスパートです。
登って〜…
下って〜
浄土ヶ浜からの遊覧船を発見。
三連休ということもあり盛況のようです。
手を振ったけど誰も気づいてくれなかった…。
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浄土ヶ浜からの遊覧船を発見。
三連休ということもあり盛況のようです。
手を振ったけど誰も気づいてくれなかった…。
また登って〜
踏み後は薄いのに橋だけがやたらりっぱな森の中を通り
踏み後は薄いのに橋だけがやたらりっぱな森の中を通り
立派な堤防が完成した蛸の浜につきます。
立派な堤防が完成した蛸の浜につきます。
今は更地ですが、かつてはこの辺に民家があったようです。わずかに残った家の土台などがそれを教えてくれます。
今は更地ですが、かつてはこの辺に民家があったようです。わずかに残った家の土台などがそれを教えてくれます。
また山道に入り…
また山道に入り…
岬を超えると…
ついに宮古の町が見えてきました!
ついに宮古の町が見えてきました!
浄土ヶ浜は左…という道標があるのでそれにしたがって進みますが…
浄土ヶ浜は左…という道標があるのでそれにしたがって進みますが…
かつての遊歩道はトンネルが崩落して通行止めになってました。地元の人が教えてくれました。
かつての遊歩道はトンネルが崩落して通行止めになってました。地元の人が教えてくれました。
いったん戻ったら道に迷い、坂にへばりつく様にして建つ民家の間をすりぬけ…
いったん戻ったら道に迷い、坂にへばりつく様にして建つ民家の間をすりぬけ…
山に登りると…
浄土ヶ浜へ続く県道へ出ます。
浄土ヶ浜へ続く県道へ出ます。
だからと言ってまっすぐ行かせてくれるわけも無く…
だからと言ってまっすぐ行かせてくれるわけも無く…
再び山道へ…。
いったいどこまで山道歩きが続くんだろうと不安になってくるころに海に向かって一気に下る階段があらわれます。
いったいどこまで山道歩きが続くんだろうと不安になってくるころに海に向かって一気に下る階段があらわれます。
この階段を下ると浄土ヶ浜レストハウスへ。
この階段を下ると浄土ヶ浜レストハウスへ。
ついに浄土ヶ浜へ着きました!
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ついに浄土ヶ浜へ着きました!
さすがにこのあたりは復旧なったようで、海辺の散策を楽しめます。
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さすがにこのあたりは復旧なったようで、海辺の散策を楽しめます。
歩行者用のトンネルがあったり
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歩行者用のトンネルがあったり
遊覧船が停泊していたり
遊覧船が停泊していたり
観光気分が楽しめます。
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観光気分が楽しめます。
宮古市北部〜中部ルートのゴール、浄土ヶ浜ビジターセンターに着きました!
出発から実に十時間! 長かった!
宮古市北部〜中部ルートのゴール、浄土ヶ浜ビジターセンターに着きました!
出発から実に十時間! 長かった!
暮れていく浄土ヶ浜を眺め、長かった道のりを思い出します。
やりきった、俺、やりきったよ!
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暮れていく浄土ヶ浜を眺め、長かった道のりを思い出します。
やりきった、俺、やりきったよ!
とはいえ、宮古駅まで行かないことには旅は終わりませぬ…。
とはいえ、宮古駅まで行かないことには旅は終わりませぬ…。
工事現場を抜けて市街地へ下り、あとはひたすら駅へ向かって歩きます。
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工事現場を抜けて市街地へ下り、あとはひたすら駅へ向かって歩きます。
宮古駅に着くころにはとっぷり日が暮れていました。
2
宮古駅に着くころにはとっぷり日が暮れていました。

感想

みちのく潮風トレイル、宮古市北部〜宮古市中部ルートを歩いてきました。具体的には田老〜宮古(浄土ヶ浜)間になりますが、海のアルプスの南端区間は長い距離もあいまって手ごわかったです。なにせ歩行距離は30キロを越え、累積標高差は登り下り共に1200を越えましたからね。累積標高差1200は岩手山の柳沢コースの標高差に匹敵します。
しかし苦労の甲斐あって風光明媚な海岸線の景色と、津波の脅威を後の世に伝える震災遺構と、災害から立ち直ろうとしている人々の力強い営みとを間近に見ることができ非常に歩き応えのある旅となりました。
本来は1.5日をかけて歩くように設定された本コースですが、コース中の公共交通のアクセスが悪く一気に歩ききってしまうことを選択しました。そのためにえらくキツクなったのですが…。資金と時間に余裕のある方は途中の休暇村にでも泊まってゆっくり歩いたほうが楽しめるかと思います。

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