初冬の伯耆大山

2017年11月17日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.4km
• 登り: 984m
• 下り: 983m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:34

10:22 大山寺バス停
10:45 10:45 夏山登山口
11:45 11:45 行者谷分かれ
10:54 10:54 六合目避難小屋
12:55 13:10 大山頂上碑
13:10 13:25 大山頂上避難小屋
14:13 14:13 六合目避難小屋
14:22 14:22 行者谷分かれ
15:15 15:15 行者登山口（下山）
15:15 15:27 大神山神社 奥宮
15:42 16:00 大山寺
16:05 ゴール地点

今回は単独だったこと、遅めのスタートだったこと、午後になると山頂は雲に覆われやすいと聞いていたことから、気持ち早足で歩きました。上り2時間半、下り2時間ほどかかりました。
また、登山道も案内標識もきちんと整備されているので安心して歩けました。特に標高100mごとに案内板があるのでペース配分を組み立てるのに便利でした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

（往路）
米子空港から空港連絡バスでJR米子駅へ。米子駅から路線バスで大山寺（登山口）へ。
8:30米子空港→8:58米子駅前（空港連絡バス／590円）
9:30米子駅前→10:22大山寺（日本交通バス大山線／720円）
（復路）
17:20大山寺→17:50大山口駅（日交バス／480円）
18:15大山口駅→18:36米子駅（山陰本線／240円）
18:48米子駅→19:07皆生温泉観光センター（日の丸バス／290円）

※当初の計画では、米子空港から大山寺まではタクシー利用を考えていましたが、1万円近くかかりそうなのでバスにしました。バスは1800円で3日間乗り放題パスがあるので、そちらがお買得です。米子空港のインフォメーションカウンターなどで購入できます。http://www.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/570

コース状況／危険箇所等

11月中旬、雪が降りはじめる季節ということで、積雪状況が心配でした。数日前に降った雪が5合目あたりから登山道に少し残っていました。
山頂付近は植生保護のために木道が整備されていますが、薄雪のため滑りやすくなっています。土踏まずで木道の凸部分をしっかり確保しながら歩くように心掛けました。
また出発前、中国山岳ガイド協会さんの解説を読んでとても参考になりましたので、リンクアドレスを張っておきます→
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?info_id=1053

その他周辺情報

◯山バッジは、大山寺バス停前の観光案内所で380円で販売していました。
◯大山寺参道の宿やお店の軒下に貼ってある“大山そば”の貼紙が目立ちました。ここの名物なんですね。スルーしたのが残念です。
◯観光案内所の前には大山自然歴史館(無料）があり、帰りのバスの待ち時間に寄ってみました。大山の歴史や地質構造、動植物のことなどを学べます。
◯下山後は皆生温泉おーゆホテルに宿泊。宿泊費はネット予約6120円。朝食サービス有り。
◯翌日は足立美術館を見学するためJR米子駅→安来駅へ。

写真

11/17 5:43

朝6:55羽田空港出発

11/17 8:22

8:20米子空港到着。
大山がくっきり。機内から撮影。

11/17 8:33

鳥取県内の路線バス3日間乗り放題券1800円はお買得です。
米子空港で購入できます。

11/17 9:19

米子駅前でバスを乗り換え。

11/17 9:15

バスの待機中にストレッチ。

11/17 9:30

大山寺に向けて出発。
始めから終わりまでお客は僕一人。
貸し切りでした。

11/17 9:57

米子市街を抜けると、大山が見えてきました。快晴で気分上々〜٩( ᐛ )و

11/17 10:30

登山届を提出。
10:22大山寺バス停下車して駐在所へ。登山ポストが設置されています。

11/17 10:33

大山寺の旅館街。宿が10軒ほど。泊まりはここでもよかったかな…

11/17 10:33

大山寺参道のお宿。趣きがあり泊まってみたくなりました。

11/17 10:33

11/17 10:36

大山寺への参道。巨木からも街の歴史を感じます。

11/17 10:39

なんとモンベルショップがありました。

11/17 10:42

夏山登山口はここから

11/17 10:43

10:45大山夏山登山口をスタート。

11/17 10:53

11/17 11:07

すでに紅葉が終わり、冬枯れた道ですが、陽射しが温かく気持ちがいい〜(๑˃̵ᴗ˂̵)

11/17 11:12

2合目。スタートが遅めなので早足で巻き返し。

11/17 11:13

標高1000m標

11/17 11:18

11/17 11:21

3合目。

11/17 11:23

標高1100円標。
100mごとに案内板があり、山頂まで目安になります。

11/17 11:37

振り返ると樹間から大山町市街が展望できるようになりました。

11/17 11:39

大山はキノコ類が多いようですが、時期が遅いためほとんど見かけませんでした。

11/17 11:41

山頂の様子を確認。午後になると雲に覆われやすいそうです。

11/17 11:41

5合目。展望テラスになってました。

11/17 11:42

山ノ神様に登山の安全を祈願しました🙏

11/17 11:43

行者谷への分岐点。

11/17 11:51

早朝スタートの方とすれ違い。
山頂の眺望が素晴らしいと聞き期待が高まります。

11/17 11:52

数日前に降った雪がまだ残っています。

11/17 11:54

6合目の避難小屋。ほどよい休憩所となっています。

11/17 11:55

6合目の道標。

11/17 11:57

6合目。大山北壁。遮る樹々がなく絶景ポイントですり

11/17 11:58

11/17 12:02

標高1400m地点。
あと300mほどで山頂‼

11/17 12:05

11/17 12:06

11/17 12:08

11/17 12:09

7合目。

11/17 12:14

11/17 12:14

大山町方面の眺望。風もなく穏やか。小春日和です。

11/17 12:14

11/17 12:15

弓浜半島、奥は島根半島。

11/17 12:19

標高1500m道標。

11/17 12:20

11/17 12:25

中央奥は美保の関で有名な島根半島。
半島側から海越しに眺める大山はまた絶景だそうです。

11/17 12:25

霧氷

11/17 12:31

霧氷

11/17 12:32

8合目。

11/17 12:33

8合目からの眺望。

11/17 12:45

11/17 12:47

山頂一帯はダイセンキャラボクに覆われていています。

11/17 12:48

ダイセンキャラボクに霧氷

11/17 12:50

木道は滑りやすくなっているので要注意です。

11/17 12:53

大山頂上避難小屋。

11/17 12:54

まもなく山頂。

11/17 12:55

大山頂上の石碑。
山頂は風もあり寒い。

11/17 13:07

伯耆大山‼
山頂です〜٩( ᐛ )وヤッター‼

11/17 12:55

剣ヶ峰へのやせ尾根。崩落の危険があるので立ち入り禁止になっています。

11/17 13:04

眺望すこぶる良し。米子市街と弓ヶ浜と島根半島を一望。隠岐島の島影もうっすらと見えました。

11/17 13:11

頂上避難小屋へ。

11/17 13:11

避難小屋の中は、意外なほど広く清潔でまったくカビ臭くもなく、居心地良かったです。

11/17 13:13

なんと避難小屋には売店までありました。

11/17 13:21

避難小屋周辺の外気温は1℃でした。

11/17 13:24

11/17 13:25

11/17 13:30

11/17 13:33

11/17 13:34

山頂付近からの眺め。
絶景です。1700mの高所からこれほど海や町が間近に見られる山は、関東周辺にはないなと思いました。

11/17 13:59

11/17 14:04

11/17 14:08

11/17 14:13

再び6合目です。

11/17 14:13

11/17 14:22

行者登山口への分岐点。ここで進路変更して元谷へ下ります。

11/17 14:22

大山北壁

11/17 14:23

元谷へ向かって急降下

11/17 14:26

標高1200m地点。

11/17 14:31

初冬の山道、小鳥たちが多く楽しい。

11/17 14:32

新芽。
モクレンでしょうか？コブシでしょうか？

11/17 14:35

急降下

11/17 14:39

11/17 14:43

11/17 14:47

11/17 14:50

元谷 避難小屋

11/17 14:52

元谷から見上げる大山北壁。絶景ポイントです。

11/17 15:05

元谷を過ぎ、登山の終わりが近いことを感じる。

11/17 15:14

行者登山口（ゴール）

11/17 15:15

大神山神社 奥宮。壮観のひとことです。

11/17 15:32

大神山神社の長い階段をくだる。

11/17 15:42

11/17 15:42

大山寺の山門。

11/17 15:47

11/17 15:57

大山寺。奥には大山も望めます。

11/17 17:59

山バッジ。大山寺の観光案内所で購入できました。

11/20 23:02

山てぬぐい。頂上避難小屋でゲット‼

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 ネックウォーマー 軍手 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル カメラ 着替え

備考

登山届は、大山寺駐在所に登山ポストが設置されています。備え付けの届出用紙に記入するだけです。

またこの時期の大山は冬山装備が必要で、防寒用のアウターを持っていきました。運良く小春日和の温かい日でしたが、山頂付近は風があったので実際に着用しました。

感想

aradon_

◯なんとか年内に登りたい、できたら雪が降り積もる前に登りたいと思い立って、山行の10日前から計画をたてはじめ、半ば強引に登ってしまいました。また登る機会があったら高山植物が綺麗な8月に来てみたいと思います。
◯大山は伯耆富士の名のとおり富士山のように美麗な山容をいています。
登山道で出会った松江市から来られたという方が言うには、こちらからの眺めは「裏側」なのだそうです。蒜山高原（岡山県側？）から見る崩れた山容が表側なのだとか。
裏側だからどうという訳でもなく、郷土の山に誇りをもっておられ、お話を聞いていて清々しい思いでした。
◯また山容ばかりでなく、山頂付近では木道を歩きながらダイセンキャラボクに覆われた景観を楽しめたり、弓ヶ浜や島根半島方面の展望も見事です。
◯伯耆町役場のHPによると、大山はNHKが2013年に実施した日本の名峰ランキングで富士山、槍ヶ岳に次ぐ第3位だそうですが、実際に来て、眺めて、登ってみて、それがわかる気がしました。