鬼林山・大倉山 思わぬ雪山ハイク！
鳥取県
kyom4
- GPS
- 04:50
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 975m
- 下り
- 956m
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| 天候 | 曇り後雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【鬼林山】 山頂まで舗装された車道歩きです 【大倉山】 ・林道分岐〜登山口 50分程の林道歩きで登山口に着きます 林道分岐毎にピンクのテープが付けられているので 道迷いの心配はありません ・登山口〜尾根取付き 急斜面の植林帯です 雪や落ち葉が滑りやすく、下りは要注意 ・尾根取付き〜山頂 急坂が連続、登山道脇の藪が伸び それらを掴んで登れ、助かりました 尾根上に小ピークが四箇所程あり、 山頂か？と思うとまだ先！という繰り返しは結構辛かったです 山頂は小灌木に囲まれ、あまり展望はありません |
写真
「虫まつり峠」なんて面白い名前で印象的！どんな峠なんでしょう？
日本の山1000に選ばれ、他に同名の山はなさそうな変わった名前の山(*_*;
途中まで車で入れた感じです。そうすればもっと短時間で往復できたのですが…
登山口はもうすぐ次に近くの「大倉山」に登ります。その後、足立美術館に向かう予定なので、時間的に忙しく、急きたてられている感じ！
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次に近くの「大倉山」に登ります。その後、足立美術館に向かう予定なので、時間的に忙しく、急きたてられている感じ！
標識発見登山口への林道入り口が分からず、手間取りました。見つけた林道に恐る恐る入ると標識を発見!(^^)!暫く車で林道を進み、路肩に駐車。
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登山口への林道入り口が分からず、手間取りました。見つけた林道に恐る恐る入ると標識を発見!(^^)!暫く車で林道を進み、路肩に駐車。
こうして道案内を付けて下さる方にただただ感謝です！
テープが本当に有難いです。きっと山の好きな方で、他にも登る人が居たなら迷わないようにとの心遣いをして下さっているのでしょう。
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この後かなり雪が激しく降り出し、休憩せずに下山したのは良い判断でした
やはり登りよりずるずる滑り、慎重に下りました
登山道の両脇からのしかかる雪の積もった枝葉のおかげで全身びしょ濡れ
広い駐車場にびっくり。大型観光バスツアーの観光スポットなんですよね！
写真は目にする光景をそのままお伝えできていないとつくづく感じます。この庭はやはり実際に目で見て、美しさの広がりを実感するしかないと思います。
感想
一度は必ず訪れたいと願っていた長門市の金子みすゞ記念館、
東北大震災直後、毎日のように流れていた優しい詩の数々を思うと
未だに心のどこかの疼きが呼びさまされるような気もします。
あのように心を打ち、心を癒す詩の数々が、どんな土地で育まれたのかを
どうしても自分の五感を通して感じたいと思っていました。
山陰は遠く、自分の運転で出かけるなど途方もないリスクがあり
ツアーを利用して行くしかないと一時は思っていましたが
中原中也記念館、足立美術館など他にも訪れたい場所を考えると
やはり自分の運転で自由に見て回れる旅が効率的、しかも経済的。
という訳で、今回は山陰の旅を計画した結果
ついでに登山もと欲張り、五日間になってしまいました。
一日目は車の移動日に充て、兵庫県朝来市まで走行。
二日目は石見銀山を見学後、浜田市まで移動、美又温泉でのんびり。
三日目に金子みすゞ記念館、中原中也記念館を訪ね、日南町に移動。
四日目はちょっと忙しく鬼林山、大倉山に登り、足立美術館へ。
五日目は13時間もの時間をなんとか運転して帰宅。
山の記録なのに、余談になってしまい、すみません。
「鬼林山」「大倉山」は、日南町にある隣り合わせの独立峰。
共に日本の山1000に選ばれている山なのですが、
残念ながら「鬼林山」の山頂には鬼ならぬ電波中継塔が林立し
山頂まで螺旋を描く、舗装された緩やかな車道で楽々行けるので
登山とは見なされない山なのかと、なんだか可哀そうになります。
でも山頂は草原で、そこからの展望は素晴らしく、
思わずこの近くの山々の名前をしっかり調べておくべきだったと後悔。
「大倉山」に向かって車を走らせていると山頂付近の真っ白な
急斜面を持つ独立峰が威嚇するように目の前に現れ、
こんな大変そうな山ではないように祈りながら目的地に近づくと
恐れていた通りの結果となり、どうしようかと一瞬途方に暮れました。
登山口のある林道入口に大倉山の登山口に関する標識は見当たらず
もたつきましたが、思い切って林道に入り、しばらくすると標識が現れ
やがてはピンクのテープが分岐毎に丁寧に道案内をしてくれ
歩行開始以降は全然迷うことなく、本当に有難かったです。
登山口の標識かある場所で林道を離れると、
急斜面の植林帯は既に雪で白く、しかも粘土土や落ち葉が一層滑りそう。
尾根迄の間は登りより、下りの方が要注意かと思います。
尾根に出ると、急斜面は続くのですが、伸び出した藪を掴んで歩け
普段は嘆く藪道に、逆におおいに助けられました。
但し雪が積もっている枝葉に纏わりつかれ、全身ずぶ濡れ、
雨具を上下着用で行くべきだったと下山してから反省。
ともかく、早い冬の到来に驚くばかりの、思いがけない降雪、
途中で危険を感じたら、迷わず撤退を覚悟で登り始めたので
雪雲の襲来に見舞われながらも、山頂を踏めたのは幸運でした。
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