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Yamareco

記録ID: 1318008
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

亀割山・神室連峰最南端の里山

2017年11月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
01:39
距離
3.7km
登り
510m
下り
503m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:39
休憩
0:01
合計
1:40
10:01
60
スタート地点
11:01
11:02
39
11:41
ゴール地点
1.5kmで標高差450mを登るので、結構ハードです。
天候 晴れ、くもり
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
付近に駐車場がないので、積雪期は苦労します。
どこに止められるかも積雪と除雪次第です。
登山口のある亀割子安観音付近には駐車できません。
グリーンシーズンなら瀬見温泉公衆トイレ駐車場が使えます。
登山口まで約1kmです。
コース状況/
危険箇所等
登山口からずっと雪です。
浅いところ、深いところとずいぶん差がありますが、深いところで40cmオーバーです。
夏道は途中までは雪があっても判別可能かと思いますが、沢をトラバースした後は的確なルートファインディングが求められます。
トラバース箇所が多いので、滑落に注意が必要です。

跨がねば登山道に入れないために、陸羽東線を跨ぐ箇所があります。
線路を渡る行為は、鉄道営業法に抵触する可能性がありますので、最上町とJR東日本との間で通行許可の取り決めがあるのかどうか確認してみました。
結論としては、「渡るための許可は得ていません」。
ですから、くれぐれも鉄道の運行の妨げとなるようなことをしてはいけませんし、線路上の写真をアップしてもいけません。
こうした点が大きな問題に発展すると、このルートが使用不可になってしまう可能性もありますので、通ったことはナイショにしておきましょう。
GPSのログも線路を跨ぐ記録にしならないように注意しましょう。
基本的には跨いではいけない、ということを知っておいてください。
その他周辺情報 瀬見温泉共同浴場「せみの湯」 400円
無人の公衆浴場で、コインを投入すると自動ドアが開くというおもしろい仕組みです。
お風呂はとても気持ちいい温泉で、露天もあります。
アメニティ持参です。

国道沿いにある「やまや食堂」
おばあちゃんが元気に一人できりもりしています。
なかなかいい味のラーメンでした。
亀割子安観音
出だしは杉林
まだ雪はそんなに多くない。
出だしは杉林
まだ雪はそんなに多くない。
九十九折りの急坂
杉林を抜けると開けた場所にジグザグの登山道が続く。
快調に駆け上がる。
九十九折りの急坂
杉林を抜けると開けた場所にジグザグの登山道が続く。
快調に駆け上がる。
名残の紅葉
光を透かして輝く姿に見とれる。
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名残の紅葉
光を透かして輝く姿に見とれる。
雪国ならではの、美しさ
3
雪国ならではの、美しさ
青空とあいまって、きれいな紅葉
4
青空とあいまって、きれいな紅葉
トラバース箇所は多数あり
落ち葉と湿り雪のミックスなので、スリップ注意。
トラバース箇所は多数あり
落ち葉と湿り雪のミックスなので、スリップ注意。
また現れる杉林
そして広葉樹の森へ
そして広葉樹の森へ
落葉していない木々
茶褐色になってはいるが、それでも枯れ木よりは格段に風情がある。
3
落葉していない木々
茶褐色になってはいるが、それでも枯れ木よりは格段に風情がある。
徒渉点
沢の流れはまだふさがれていない。
1
徒渉点
沢の流れはまだふさがれていない。
奥の院
義経伝説が色濃く残る瀬見温泉の中でも、最難度の場所にある。
とはいえ、亀割山登山道にあるので、登山者なら誰でも訪れることができる。
奥の院
義経伝説が色濃く残る瀬見温泉の中でも、最難度の場所にある。
とはいえ、亀割山登山道にあるので、登山者なら誰でも訪れることができる。
ここから藪漕ぎ
亀割山三角点に直登するためにショートカット。
雪は十分で、比較的楽にショートカットできた。
2
ここから藪漕ぎ
亀割山三角点に直登するためにショートカット。
雪は十分で、比較的楽にショートカットできた。
三角点のある場所
雪を掘って三角点を探す根性はない。
3
三角点のある場所
雪を掘って三角点を探す根性はない。
尾根伝いに進む
この辺りにクマさんのトレースがあったので、拝借した。
尾根伝いに進む
この辺りにクマさんのトレースがあったので、拝借した。
夏道の山頂
展望がきく場所で、グリーンシーズンはこの場所で引き返している。
新庄と最上の市町堺にあり、ここから新庄側に下るルートもある。
見えているのは大焼黒山。
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夏道の山頂
展望がきく場所で、グリーンシーズンはこの場所で引き返している。
新庄と最上の市町堺にあり、ここから新庄側に下るルートもある。
見えているのは大焼黒山。
向かいの山まで届け!!
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向かいの山まで届け!!
それとも下まで一気にダイブか!!
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それとも下まで一気にダイブか!!
雪の上だといろいろ遊べるけれど、まだ雪が浅いから大胆になりきれない…
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雪の上だといろいろ遊べるけれど、まだ雪が浅いから大胆になりきれない…
舟形町方面
帰り道は夏道で
ある程度進んだら、どなたかのトレースを発見。
と思ったら、クマさんのトレースでした。
山頂付近のトレースと同じクマさんでしょうか。
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帰り道は夏道で
ある程度進んだら、どなたかのトレースを発見。
と思ったら、クマさんのトレースでした。
山頂付近のトレースと同じクマさんでしょうか。
小国川の流れ、国道47号線を走る車の音が聞こえたら瀬見温泉はもうすぐ。
小国川の流れ、国道47号線を走る車の音が聞こえたら瀬見温泉はもうすぐ。
下山後は、瀬見温泉で冷えた身体を温める
下山後は、瀬見温泉で冷えた身体を温める

感想

起床したら禿岳の雪壁が「おはよう」と出迎えてくれました。
栗駒山は雲の中だけど、禿岳はキラキラと輝き、まるで私を待っていてくれているよう。
急いで支度をして(ねこ達の世話をしながらなので、ちっとも迅速にはいかなかった)、車を走らせると…
禿岳は雲の中に隠れてしまいました…残念

気を取り直して、クロスカントリースキーを担いで山形方面へ。
いい場所があれば一滑りしたいなと思いつつ神室連峰の様子を眺めに瀬見温泉へ。
神室連峰は中部〜北部が雲の中でしたが、南部は割といい天気で、標高がかなり下がる最南部は青空が広がっているではありませんか。
それではと、亀割山に行ってみた次第です。
クロスカントリースキーはまたの機会に。

亀割山は、標高こそ600m弱と高くはありませんが、登山口から山頂までの標高差は450m程もあり、その標高差を約1.5kmで稼ぎます。
結構ハードです。
豪雪地帯に聳える山だけあって、他の地域に比べると積雪量も豊富です。
昨年は11/16に登っているのですが、小雪だった昨年はその時期で紅葉がまだまだ見頃でした。
平年に比べると、降り始めがちょっと遅いようだなと地元の方の談。
それでもこの時期としては当たり前の積雪量なんだそう。
世間ではまだまだ晩秋のこの時期に、これくらいの雪山を楽しめるなんて、なんてステキな山なんだ!!と亀割山がますます好きになりました。

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