富良野岳(霧の中に現れるお花畑)


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 966m
- 下り
- 966m
コースタイム
6:55十勝岳温泉登山口-7:15三段山分岐-7:30安政火口分岐-8:05上ホロカメットク山分岐-8:50,G地点-9:30上富良野岳山頂(朝食、天候様子見60分待機)9:35-11:15三峰山-12:40富良野岳分岐(昼食休憩20分)12:55-13:40富良野岳山頂(休憩30分)
・下山
14:10富良野岳山頂-14:30富良野岳分岐-15:25,E地点(上ホロカメットク分岐)-15:40安政火口分岐-16:05十勝岳温泉登山口
天候 | 晴れのち濃霧のち時々晴間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト情報…駐車場から始まる登山口に木のボックスがあります。 ・トイレ情報…駐車場にあるくらいです。途中小屋すらないです。 ・水場情報…なしです。しかし、お勧めの名水が登山口に向かう途中にあります。「みさと不動尊の名水」です。凄く美味しかった。 ・山道情報 登山口→安政火口分岐:ゴロゴロしたほぼ平坦な道を歩きますが歩きづらい。 安政火口分岐→上富良野岳山頂:大きめの丸い石の上を歩いて登る感じです。途中から木の階段も整備されてます。 上富良野岳山頂→富良野岳分岐:尾根伝いのアップダウンのある山道。それ程きつくはないと思います。ほんの少し岩場を歩くも危険度低いです。 富良野岳分岐→富良野岳山頂:始め階段、その後はお花畑を見ながらの山道。 富良野岳分岐→上ホロカメットク山分岐:1箇所崩落現場ありました。概ね危険と思われる場所はありませんでした。 |
写真
感想
北海道二日目の天気はと言うと、天気良くないようだ。
本当は、望岳台から十勝へと思っていたのだけれど天候悪いと迷い道の危険があるとのことで、予定を変えて富良野岳を目指す事にした。
美瑛方面に向かって走っていると雲の下。期待はしていなかったけど標高を上げるにつれて霧が凄くなり雨もポツポツと。帰ろうかとバイクを止めたりもした。
でも、登山口までは行こうと思い着いてみると、なんと、晴れ間も見え周辺の山がくっきり見えるじゃないですか!
いやぁ〜驚きました。そして、美瑛方面は雲海の下。
気分も良く登山開始です。始めは川沿いのなだらかな道を歩くのですが、これが歩き難い事。程なく、安政火口分岐に到着。安政火口方面に行った見たけどどこ通っって行くの?と思うほどの道。元々、行く予定ではなかったので引き返し上ホロ分岐を目指した。
このあたりの岩場、何やら鳴声がする。直ぐに「ナキウサギ」では?と思った。
鳴声はするけど姿は見えず。少し待っても見かける事が出来ませんでした。残念。
上ホロ分岐からは左に向かい、ゴロゴロでかい石ころの道を登って行く。ずーっと歩き難い感じ。
このあたりからは、花も咲いていて気を紛らわしてくれる。写真撮りながらだとペースを抑えられて丁度いいですね。
上の方は、木の階段があって歩き易いです。この頃から霧が出てきてG地点では視界が10m位。すっかり気分が落ち込んでしまった。天気良くないのは知っていたんですが。
勝手なものですが、がっくしです。
そんな思いで歩いていて、ふと前を見ると岩の上にシマリスがしました。お気に入りの岩なのかな。ずーっとその場所から動かないのです。霧ではっきりしませんがもう一匹いてなんだか楽しそうに追いかけっこしてました。
ガッカリしていた気分もどっか飛んで行ってしまった。来て良かったと思った。
数人とすれ違って程なく、上富良野岳頂上に到着。霧は酷く時折、ポツポツと雨も落ちてくる。
お腹も空いていたので朝食を取った。しかし、これからどうするか悩んだ。
また来た道下ろうかな…
待機していると、十勝岳から戻ってきた地元の方たちと話をした。
その方によると「何とも言えないが午後になると晴れる事もある。」と言っていた。その後にこれまた十勝岳から戻ってきた東京からの方とも話しをした。
「昨日富良野登ったけど、お花畑がきれいだった。」
みなさんの話しに大げさだけど、勇気付けられた。
天候がこんななので上ホロ行くのは止めて富良野岳の尾根道を歩きはじめた。
霧の中、三峰山や幾つかのピークを乗り越え富良野岳方面へ向かって行くと徐々に霧が切れてきた。
そして、歩いてきた道がくっきり見える。地元の人の言っていたような天気になってきた。期待が増えた。
でも、こんな霧の時にしか見れない光景もあると思い水滴を身にまとった花やチングルマの姿を写真に収めたりした。
富良野岳分岐に着いたところで霧の様子を見ながら昼食を取って時間調整。
しかし、そんなにうまくはいかない。始めの階段、調子良くハイピッチで登って行くとあっという間に息切れ。何やっているんだ!と自分に文句言ってしまった。
南斜面に着くと、さっき言っていた人の言う通り。見事に咲いていた。凄いお花畑だった。本当はもうピークは過ぎているのだろうけど。
そんな花たちにたくさん楽しませて貰いながら何とか富良野岳山頂に到着。
時間も遅かったのだろうかまたしても貸切状態。
でも霧の方は中々取れない。ひとりゆっくりしていたけど、奥の山を見ると「向こうの方が高くないか?」と言う疑問が湧いてきた。
行ってみる事にした。到着して一番高い所に立って富良野岳をみてやると、富良野岳の方が高い。考えてもみれば当たり前だけど、何となく錯覚を起こしてしまった。
納得が行ったので戻り、そして下山。下山の途中でも花の写真を収めた。
分岐からの下りは初めて通る道だが下山なので一気に歩いた。
しかし、開けた場所で先を見ると随分遠く感じた。
沢の流れの近くでは、これまた、エゾコザクラを見る事が出来た。二日連続で見れたのはラッキーだ。
今度は群生している時期に是非みたいもんですね。
そして、また一気に下り何とか相棒の待っている駐車場に到着。
まだ、当たりは明るいので帰り道のワインディングのお楽しみが待っているんですよ。
山も良いけどバイクもいいなぁ。
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