富士山

2011年08月29日(月) 〜 2011年08月30日(火)

• GPS: 38:30
• 距離: 20.2km
• 登り: 2,459m
• 下り: 2,465m

コースタイム

1:00御殿場口五合目-5:00六合目小屋-5:40七合目日の出館5:50-6:10砂走館6:20-7:20赤岩八合館7:30-9:40御殿場口山頂9:50-10:10剣が峰10:30-11:30河口湖口山頂11:40-12:10御殿場口山頂12:45-14:00七合目日の出館14:20-15:30御殿場口五合目

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御殿場口駐車場(無料)

コース状況／危険箇所等

御殿場口の登りコースは、富士山のコースの中で最もハードなのではないかと思いました。

五合目から六合目小屋まではひたすら砂利道をジグザグ登って行きます。途中に山小屋も休憩ポイントも何もないので、登るペースが掴みづらいです。
さらにこの間の砂利道は砂利が深く、重い上に砂利で脚がすべるのでとても歩きづらく体力を消耗します。

六合目から八合目までは休業中の山小屋も含めて、割とコンスタントに山小屋があるので休憩のペースは掴めると思います。

八合目を過ぎますと頂上までは山小屋はありません。道も岩場が崩れたような若干歩きづらい道です。このあたりから頂上を見上げてもまだまだ遠く感じます。ですが歩き続けると急に鳥居が見えてきて、鳥居をくぐるとあっけなく山頂到着!という感じです。

お鉢巡りは剣が峰へ行く途中の馬の背というあたりがとても急坂できついですが、それ以外はそれほど急な坂はないので、のんびり1周できると思います。

下りは7合目日の出館までは登りと同じ道を引き返します。岩場に転がっている岩に脚をとられて転倒しないように気をつけて下さい(私も一度転倒しました。)。

日の出館からは御殿場口名物の大砂走りを下ります。砂や砂利がブーツに入りますのでゲイターは必ずつけましょう。砂というか小砂利の道を直滑降に一気に下って行きます。クッションが効いていて脚や膝にはやさしいですが意外に疲れますが、時間短縮のために一気に下りましょう。

大砂走りが終わると砂利道を少し歩いて行くと大石茶屋が見えてきます。さらにそこから5分ぐらい歩くと駐車場に到着します。

感想

Moana

真夜中に出発したせいもあり、五合目から六合目までがとても長く感じました。暗闇の中、脚をとられる深い砂利道に何度も心が折れそうになり引き返そうかと思いました。

六合目以降はおひさまも出てきて道もいくぶん歩きやすくなったので、自分のペースで少しずつ登りました。このあたりはだいぶ楽に感じられるようになりました。

八合目からは頂上まであとどれくらいかが全然わからなかったので、ただひたすら自分のペースで歩き続けました。あっけなく頂上に着いた時はびっくりしましたが達成感は結構ありました。

前回登頂した時はお鉢巡りができなかったので、今回はそのリベンジが目標だったのですが、馬の背は噂どおりの難所で山頂まで登ってきたものにとってはなかなかハードな坂でした。しかしやはりせっかく富士山に登ったのであれば日本最高地点の剣が峰には是非行って欲しいなと思います。達成感もひとしおですよ。

下山は楽しみにしていた大砂走りだったのですが、想像していたより砂の粒が大きくて砂というより砂利という感じでした。思いっきり走ってやろうと思っていたのですが、意外に砂利が重くて軽快には走れませんでした。それでも山頂から3時間ちょっとで下山できてしまうのですから、やっぱり大砂走りはすごい!

来年は再度河口湖口から登り、須走口からも登ってみようと思います。