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Yamareco

記録ID: 1335729
全員に公開
雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山ラッセル訓練と忘れ物を獲りに行くも(積雪に完敗レベルで撤退)

2017年12月15日(金) 〜 2017年12月16日(土)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
10:05
距離
8.5km
登り
447m
下り
415m
歩くペース
ゆっくり
2.22.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:10
休憩
0:16
合計
7:26
7:23
89
スタート地点
8:52
8:58
314
14:12
14:22
27
2日目
山行
1:38
休憩
0:02
合計
1:40
14:49
54
10:51
10:53
6
10:59
10:59
38
11:37
ゴール地点
天候 初日は薄曇り。風は微風。
二日目、ガスガスのくせに風もあり。
小雪まい降る。
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
その他周辺情報 【沼尻スキー場〜登山口】
ワカン装着で膝下ラッセル。
トレースは無し。

【登山口〜白糸の滝展望台】
一部ゲレンデ登攀。膝上ラッセル。
積雪は50センチ程度?

【白糸の滝展望台〜鉱泉分岐】
樹林帯フラットなのが災いし、積雪1メートル程。夏道は崩壊し、トレース出来ず。基本腰ラッセル。場所により胸以上のラッセル。藪こぎも踏み抜き地獄。

【鉱泉分岐〜鉱泉管理小屋】
かなりの急降下。夏道は使えない。
なるべく斜面にストレスを与えないよう下降。雪崩誘発の危険あり。

【鉱泉管理小屋〜登山口】
基本膝下ラッセル以下、たまに吹き溜まりの積雪障害あり
沼尻スキー場からのスタート。冬季は林間コースの林道とゲレンデを、ワカンとアイゼン装着で開始
2017年12月15日 08:26撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 8:26
沼尻スキー場からのスタート。冬季は林間コースの林道とゲレンデを、ワカンとアイゼン装着で開始
オレ以外に登山者が居たのかと安堵し近づいてみるとクマだった💧しかも、まだ新しい😱
2017年12月15日 08:27撮影 by  iPhone SE, Apple
6
12/15 8:27
オレ以外に登山者が居たのかと安堵し近づいてみるとクマだった💧しかも、まだ新しい😱
ゲレンデ上部は膝下ラッセル💧
2017年12月15日 08:55撮影 by  iPhone SE, Apple
1
12/15 8:55
ゲレンデ上部は膝下ラッセル💧
直登は厳しいんでつづらに登る。
2017年12月15日 09:21撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 9:21
直登は厳しいんでつづらに登る。
白糸の滝。ここ迄で、かなりの体力を消耗💧も、時間はまだ9時。
2017年12月15日 09:45撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 9:45
白糸の滝。ここ迄で、かなりの体力を消耗💧も、時間はまだ9時。
白糸の滝のアップ。しかし、ここからの台地上の夏なら急登後の一息つける道が 尾根と違い積雪量が半端無かった🌀💧
2017年12月15日 09:46撮影 by  iPhone SE, Apple
4
12/15 9:46
白糸の滝のアップ。しかし、ここからの台地上の夏なら急登後の一息つける道が 尾根と違い積雪量が半端無かった🌀💧
夏道は崩壊。腰ラッセルの踏み抜き地獄へと突入🌀
2017年12月15日 10:59撮影 by  iPhone SE, Apple
2
12/15 10:59
夏道は崩壊。腰ラッセルの踏み抜き地獄へと突入🌀
夏道が使えても、腰から胸位まで雪があり、敢えて迂回し藪こぎも必要だが、こちらも厳しい😰
2017年12月15日 13:45撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 13:45
夏道が使えても、腰から胸位まで雪があり、敢えて迂回し藪こぎも必要だが、こちらも厳しい😰
樹林帯の枝木からの落雪のためフードを被り藪こぎをするのだが、極端に視界が狭まり、結果二度も方向を誤るミスを犯し二時間のロス。
2017年12月15日 13:45撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 13:45
樹林帯の枝木からの落雪のためフードを被り藪こぎをするのだが、極端に視界が狭まり、結果二度も方向を誤るミスを犯し二時間のロス。
夏道は入ると胸以上になる為100M進むのに30分位を要する🌀しかし、ラッセルでのルートミスは致命的に体力と気力を削がれるので、理想は夏道が確認できる並行したルートをとりたいのだが、樹林帯がそれを許してはくれない。結果鉱泉分岐まで、五時間以上を要する😱夏なら30分かからないだろう🌀
2017年12月15日 13:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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12/15 13:45
夏道は入ると胸以上になる為100M進むのに30分位を要する🌀しかし、ラッセルでのルートミスは致命的に体力と気力を削がれるので、理想は夏道が確認できる並行したルートをとりたいのだが、樹林帯がそれを許してはくれない。結果鉱泉分岐まで、五時間以上を要する😱夏なら30分かからないだろう🌀
二時を回った時点で、この先はエスケープ出来ないため、写真の鉱泉跡へ下降。
ここから、鉄山避難小屋まで行ければ、翌日にピークを取れるチャンスはあるのだが、時間と体力が足りない。管理小屋が利用出来るだけありがたい。
2017年12月15日 14:24撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 14:24
二時を回った時点で、この先はエスケープ出来ないため、写真の鉱泉跡へ下降。
ここから、鉄山避難小屋まで行ければ、翌日にピークを取れるチャンスはあるのだが、時間と体力が足りない。管理小屋が利用出来るだけありがたい。
夜。ヤケクソ気味に硫黄川の露天風呂を作り入ってみる😑上流の源泉に近いところだと熱いのだろうけど、鉱泉管理小屋から離れたくなかったので、前の河川で即席に湯槽を作るが浅くてぬるくて中々出れない😂危うく全裸の変死体になる手前でなんとか小屋に帰れた😅
2017年12月15日 18:35撮影 by  iPhone SE, Apple
7
12/15 18:35
夜。ヤケクソ気味に硫黄川の露天風呂を作り入ってみる😑上流の源泉に近いところだと熱いのだろうけど、鉱泉管理小屋から離れたくなかったので、前の河川で即席に湯槽を作るが浅くてぬるくて中々出れない😂危うく全裸の変死体になる手前でなんとか小屋に帰れた😅
翌朝、朝早く胎内岩までの急登の雪具合を体験するつもりが、昨日の疲れからか眠くて眠くて、三度寝くらいして外に出たらガスガスの中。しかも、風もある。好天の予報はどうなった😑胎内岩も源泉近くでの温泉も諦め下山を開始。
2017年12月16日 10:06撮影 by  iPhone SE, Apple
12/16 10:06
翌朝、朝早く胎内岩までの急登の雪具合を体験するつもりが、昨日の疲れからか眠くて眠くて、三度寝くらいして外に出たらガスガスの中。しかも、風もある。好天の予報はどうなった😑胎内岩も源泉近くでの温泉も諦め下山を開始。
こちらは、温泉の菅沿いに行くので比較的雪が少ない。
2017年12月16日 10:06撮影 by  iPhone SE, Apple
12/16 10:06
こちらは、温泉の菅沿いに行くので比較的雪が少ない。
それでも所々吹き溜まりが激しい。
2017年12月16日 10:20撮影 by  iPhone SE, Apple
12/16 10:20
それでも所々吹き溜まりが激しい。
苗場山に続き今回もオレ以外に登山者とは合わなかった💧
2017年12月16日 11:00撮影 by  iPhone SE, Apple
12/16 11:00
苗場山に続き今回もオレ以外に登山者とは合わなかった💧
冬以外の登山口にあたる駐車場に到着。
さあ、後はスキー場の自身の跡をトレースするだけだ!
2017年12月16日 11:01撮影 by  iPhone SE, Apple
1
12/16 11:01
冬以外の登山口にあたる駐車場に到着。
さあ、後はスキー場の自身の跡をトレースするだけだ!
撮影機器:

感想

最初の登山計画で既に過ちがあった。
ラッセル訓練とピークを獲りに行ったのだが、スキー場ラッセル後は、今回も時計周りでピークを目指すべきだった。

反時計周りで前半の急登さへこなせば、樹林帯を抜けた後は雪はウィンドクラストしてるとの目論見だったが、そこに辿り着く前の樹林帯台地に罠が待っていた。これを読めない経験値不足。雪も想像以上に積もっていた。

登山口から時計まわりで鉱泉経由鉄山避難小屋を目指していたら、管理小屋までは10時前に、その後の胎内岩までの急登のラッセルに苦戦しても二時か三時くらいには行けたと思う。積雪が多い時の急登での新雪ラッセル訓練もできてた💧

鉄山避難小屋まで登って仕舞えば、風と場合によってはホワイトアウトとの戦いだが、翌朝にピークを獲りに行けたはずだ。初日にピークを獲りに行く計画自体がなんて浅はかだったことか💧

しかし、今回の目的であるラッセル訓練では充分な体験が出来た。というか体験しすぎだ😅😱

・コース設定と計画の重要性
・現地での雪質でワカンかスノーシューかを判断する
・こまめにコンパスナビゲーション
・夏道利用か回避の藪こぎかの判断
・フードを被っても視界が確保出来るキャップが良い(今回ヘルメットと防寒帽)
・手袋を濡らさない為の袖口の処理は重要だが、同時に手袋脱着の操作性を損なわないテムレスを上手くサブのサブとして使う。
・ラッセルでのルートミスは致命的。命を取られかねない。(道迷いではなく)
・斜面でない樹林帯で一度でも胸以上埋まると、とんでもなく虚無感と挫折感が湧いて戦意が極端に喪失すること。(急登時は別)
・登りでもストックは長めにし、バランスを失わない重要性(一度転倒や踏み抜きにハマると体力と時間を極端に失う)
・積雪1メートル程だとザックもおろせない事(担ぎ上げる事が難しくなること)
・やはりウサギトレースはかなりの確率で最善であること。
・腰以上のラッセルだと単独では限界がある事
・今回の場合ワカンでは浮力が足りなかった。最初からワカンアイゼンのミックスにしたが、低山スノーシューと高山アイゼンで別ける必要があった。
・スキーでの登攀技術を身につけないと新雪は無理があること。

どれも当たり前なのだろうけど、オレの場合は体験しないとわからない。これ以外でも、体験してわかる小ちゃな気づきは沢山あった。

冬山は夏山と比較にならないほど難しく奥が深い。春の残雪期雪山と冬山では全くの別物。そして、面白い。


また、来なければいけない山が増えた😂

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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