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Yamareco

記録ID: 1335952
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

天狗岩〜馬引沢峠〜長淵

2017年12月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:16
距離
11.4km
登り
464m
下り
492m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:46
休憩
0:30
合計
4:16
距離 11.4km 登り 473m 下り 492m
8:18
23
8:41
8:42
29
9:11
9:14
9
9:23
9:24
26
9:50
10:08
10
10:18
10:21
2
10:23
10:24
16
10:40
10:41
15
10:56
10:57
66
12:03
12:04
30
12:34
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:JR東日本・青梅線・日向和田駅
帰り:JR東日本・青梅線・青梅駅
コース状況/
危険箇所等
梅ケ谷峠入口から尾根に出るまでは、荒れ果てた光景が続くが、コースに影響はない。終盤、長淵の墓地公園から天祖神社までの道は、標識のない分岐があり迷いやすい。
その他周辺情報 登山後の反省会:〔拝島駅〕手打ちそばの店 soba みのり
拝島駅でモーニング朝得そば
拝島駅でモーニング朝得そば
日向和田駅で下車
日向和田駅で下車
神代橋から多摩川を望む
神代橋から多摩川を望む
要害山の尾根に出るまでは、倒木が多い荒れた山中を突き進みます
要害山の尾根に出るまでは、倒木が多い荒れた山中を突き進みます
尾根道の陽光に照らされるススキ
尾根道の陽光に照らされるススキ
ブナ科が美しく
東へと進みます
天狗岩へ(後方に見えるのは大岳山)
天狗岩へ(後方に見えるのは大岳山)
天狗岩からの展望。上流から二俣尾の奥多摩橋、日向和田の神代橋、宮ノ平の和田橋
天狗岩からの展望。上流から二俣尾の奥多摩橋、日向和田の神代橋、宮ノ平の和田橋
宮ノ平から二俣尾までの多摩川沿いの市街を一望
宮ノ平から二俣尾までの多摩川沿いの市街を一望
赤ぼっこ
ここでは180度の壮大な眺めが堪能できます
ここでは180度の壮大な眺めが堪能できます
下り道で出会った馬頭観音さま
下り道で出会った馬頭観音さま
馬引沢峠
コナラが陽に透けてステンドグラスの様でした
1
コナラが陽に透けてステンドグラスの様でした
青梅駅方面へ
青梅駅周辺は、昭和レトロな雰囲気が楽しめます
青梅駅周辺は、昭和レトロな雰囲気が楽しめます
拝島駅に移動し、手打ちそばの店 soba みのりへ
拝島駅に移動し、手打ちそばの店 soba みのりへ
品数豊富で選ぶ楽しさ
品数豊富で選ぶ楽しさ
まずはビールで乾杯
まずはビールで乾杯
わさび漬けの蕎麦の実和え
わさび漬けの蕎麦の実和え
焼き味噌
栃尾揚げ(蕎麦味噌塗り)
栃尾揚げ(蕎麦味噌塗り)
〆は冷かけ(小かき揚げ入り)で
〆は冷かけ(小かき揚げ入り)で

装備

個人装備
飲料 ガイド地図(ブック)

感想

 JR東日本・青梅線の青梅駅から日向和田駅までの南側を囲むように丘陵があり、天狗岩からの見晴らしは、“一見の価値あり”というので、天気も良いので歩くことにしました。
 日向和田駅で降りて、まずは梅ヶ谷峠入口交差点に向けて歩きます。多摩川に架かる神代橋を渡ろうかという時に、O島部長が急に頭を抱えだしました。カメラを何処かに落としてきたらしいとのこと。必死に記憶を辿るが思い出せない様子。こうなると、神代橋から望む多摩川の景観などはどうでもいい状態に。取り乱すO島部長にあれこれと問いただし、今朝食べた駅そば屋さんに置き忘れたのではないか、電話を入れてみたらどうだと言うと、その通りで、そば屋さんが預かってくれていました。一転して破顔一笑のO島部長(やれやれ)は、身も軽くなり?梅ヶ谷峠入口交差点をぐいっと右折して幾分歩行ピッチが上がります。
 坂道を突き当たりまで進みます。廃屋や荒れ寺が囲む薄暗い路の先に民家があり、脇道から山道に入ります。周りは倒木で荒れ、陽が当たらないせいか、山鳥さえも居る気配の無いような静まり返った静寂感が漂う何とも寂しい道を登ります。ようやく要害山と愛宕山の分岐地点の尾根に出、陽光を浴びてホッとしました。
 分岐から東に進むと馬引沢峠方面で、北の青梅市と南の日の出町の境となっている尾根道を進みます。
 道標の柱の小さな板に「要害山」とある山頂(412m)を通過し、落ち葉が積もる尾根道を東へと歩いて行くと、天狗岩への分岐がありました。木段を下っていくと、やがて岩肌が見えて来ます。そこをよじ登ると天狗岩に出ました。
 天狗岩からの眺望は、ちょうど北に位置する宮ノ平から二俣尾までの多摩川沿いの市街を眼下におさめることができます。多摩川に架かる三基(本)の赤い橋梁(上流から二俣尾の奥多摩橋、日向和田の神代橋、宮ノ平の和田橋)がいいアクセントとなり、絵になります。川の向うには雷電山や三方山など青梅丘陵に連なる山々が見えます。多摩川が平地を創り、やがて河岸段丘となり、川沿いに民家が寄り添い発展した様子がわかり、興味深い光景でした。無風で陽だまりの中を、しばらく眺め続けました。
 分岐まで戻り、再び東へ進むと、今度は赤ぼっこ(410m)の分岐に着きました。“赤ぼっこ”とは、関東大震災の時に表土が崩れて赤土が露出したので、地元民が呼んだのが始まりとの由来文が掲げられていました。木々が崩れ落ちて周りを遮るものがない崖となったのでしょう。先ほどの天狗岩から見た北東の多摩川べりをはじめ、青梅市街や西の都心方面まで、ぐるりと180度を展望できる素晴らしい景勝ポイントです。ベンチもあります。
 赤ぼっこから先は、下り道となり、北方向へフェンス越しに巻いて歩きます。馬頭観音さまを過ぎると馬引沢峠に辿りつきます。ここは北の和田橋からの馬引沢林道の合流地点です。道標には和田橋ではなく“明治橋(バス停)”となっていました。また、南の“日の出町玉之内”へ行ける十字路になっています。
 黒いフィルムが張られたフェンスはしばらく続き、フェンスの隙間からは “謎の秘密基地”を彷彿とさせる大きなプラント施設が見えましたが、その正体は二ツ塚の廃棄物処分場で、細かく砕いた不燃ごみを埋め立てたり、可燃ごみをセメント化してリサイクルする、東京たま広域資源循環組合の施設でした。
 ブナ科のコナラが黄色く色づき、ゆらゆらと落葉しました。辺りには、同じブナ科のシラカシや、バラ科の山桜も植栽されています。旧二ツ塚峠に着くと、熟年ハイカーのみなさんが休憩していました。私たちは休まずに天祖神社方面へ進みます。道標には“長淵山ハイキングコース”と記されていますが、どうやら今日の私たちとは反対順路で、青梅駅から宮ノ平駅にかけての南青梅丘陵を歩くコースのようです。
 更に下ること30分、墓地公園に着きました。ここからの順路は分岐での道標が無くて迷いやすく、左折を見落として真っ直ぐに進むと、道が段々と藪に包まれて行き止まりになります(私たちはハマりました...)。その先もどちらも行けそうな分岐に出ますが、広い林を左に抜けて東屋があれば正解です(左→左が正解)。
 東屋の下に天祖神社があり、秋川街道に出、北へ歩いていけば、ゴールの青梅駅です。

〔感想〕
 稲荷山神社バス停から突き当りの登山口から愛宕山分岐までの道は、台風か何かで木々がなぎ倒されたまま、荒れ果てた周囲の雰囲気と薄暗さが、少し不気味であまりお薦めしません。
 天狗岩と赤ぼっこからの眺望は格別でした。里山レベルでこんなに眺めのよい箇所はそうはありません。
 
 【追伸】登山後の反省会は、河辺駅の「梅の湯」を予定していましたが、拝島駅に置き忘れたカメラを取りに行くJobが発生したため温泉は中止に。急きょ拝島で反省会をすることになりました。(蕎麦で始まり蕎麦で〆)

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