八経ヶ岳!のつもりが弥山手前でリタイア!ヤマは逃げません
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂仙岳のトラバースは 雪があまりついていませんが注意必要です 油断してたら帰りにズルっと落ちそうになりました 全体的に雪はサラサラのパウダーです |
写真
感想
先週は稲村ヶ岳に行きましたが、あいにく大日トラバースを越えられずに撤退、その前の週はテンクラ、オールAの木曽駒に行きましたが爆風ホワイトアウトといいところがない12月なのでいざ通い慣れた八経ヶ岳に。
カナビキ尾根を登ったところまでは予定通りだったのですが、すぐに先行者さんに追いつけばトレースありません!一気にペースが落ちました。高崎横手で明星方面のトレースは獣のみ、この時点で周回はあきらめたというか、このペースならどこまでいけるのやら、狼平で昼飯食って帰るかと、かなりこころが折れた状態で狼平に向います。小屋で定番のラーメン定食を食べていると急激に外が明るくなりました。それまでは陽が差したり曇ったりですが、一気に真っ青な空があらわれました。完全に折れた心に火をともして、とりあえず弥山までと出発。日没までに下山するにはタイムリミットは13時30分、あと1時間だけです、今まで積雪期に何度もここを通っています、1時間あれば弥山までは余裕と高を括っていましたがノートレースのラッセルはきつかった、結局大黒岩を越えた鞍部でリミットに設定した13時30分に、八経、弥山がきれいに見えておいでおいでしています、あと30分あれば弥山まで行けそうでしたが、1年で1番陽が短いこの時期、日没までに下山するにはここがリミットと判断しいさぎよく撤退。「ヤマは逃げない」「頂上は通過点の一部、真のゴールは出発点に無事に戻ること」この言葉を自分に言い聞かしてきた道を戻りました。
なんか先週の稲村の時も同じことを言っていたような、、、、、自分の計算では日没までにはカナビキ尾根を脱出できると思いましたが、念のためヘッデンをすぐに使えるように準備して急ピッチで下山、なんとか暗くなる前に下山できました
よくよく考えたら、積雪期に何度も来て熊渡から弥山、八経、明星と周回していましたがすべて2月、3月で積雪量は多いですが、雪面が固くガシガシ行けていけました。今日はサラサラのパウダーで積雪量は少なくともずっぽし膝まで踏み抜きます。この状況をちゃんと理解していればカナビキ尾根を登りきったところでワカンに変更していれば結果は違っていたかも、、、、、やっぱり雪山は奥深いですね(反省、、)
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