大師様に初めてのお目見え(高野山町石道)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 761m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
今回はYAMAPイベントに参加して、高野山町石道を歩いてきました。先日の「ブラタモリ」で扱われており、興味はあったものの、和歌山というだけでハードルが高く、いつか行きたいリストに入れてそのままになりそうなところ、タイムリーなイベントでした。
町石とは、空海が歩いて往復した道に沿って、1町(約109m)ごとに石の標識が建てられており、参詣者は180の町石を辿ることにより、着実に高野山を目指すことができます。
集合は8時で、自動車を九度山町役場駐車場(無料)に駐車。その後真田庵や、かつて船着場があった所を見物してから慈尊院へ。180町目の町石を撮影してから待ち合わせの丹生官省符神社へ。ここでリーダーの☆ひろし☆さん以下と合流し、6名で出発。すぐに179町石に至りますが、☆ひろし☆さん曰くの「途中からあまり気にならなくなりますよ」はまさにその通りとなりました。
最初どんどん登って標高を上げ、この辺は景色もいいのですが、その後森の中に入り、歩きやすい反面変わり映えのしない道を、時々町石を数えながら進みます。正直、同じところをぐるぐる回っているような気にさえなりますが、町石は少しずつ進みます。本当は町石ごとに真言を唱え、空海を念じながら歩むべきなのでしょうが、私は門徒なので真言は覚えていないのです。
矢立茶屋のやきもちが美味しかった以外には目立った感想もなく、淡々と進み、メンバーが辛抱強く歩いたおかげで、予想より早く6時間くらいで大門に到着。ここで予想外にも知り合いからのメッセージ。しかし周りを見回しても、誰も声をかけてくるふうでもありません。すぐに確認できずにおたおたしていたら、どうもバスから私を見つけたらしく、ちょうど前日に町石道を歩いて、これから帰宅されるのだということだったようです。なんという鷹の目。
その後6つほど残った町石を辿って壇上伽藍、根本大塔に至り、結局そのままバスに乗って帰宅。もちろん奥の院に行く余裕はあったものの、後に書くような理由で早く帰るのが賢明だろうと判断し、奥の院は次の機会に回すことにしました。
さて、今回のイベントはしばらく前にお誘いいただいたのですが、その後「南海電車が運行休止している」ということが判明しました。葛城山に大打撃を与えた台風21号がここでも猛威を振るい、高野山線の一部が停まってまだ復旧していなかったのです。このため、高野山駅からバスで橋本駅まで移動しなければなりません。しかも、道路も1本通行止めになっていて、橋本まで3時間かかったというレポートもあります。このため、早く脱出するのが吉であろうと判断しました。そうしたところ、2箇所のバス停ではほとんど待ち時間がなく、橋本まで2時間弱、自宅まで(夕食休憩を入れて)5時間弱で帰ることができました。
なお、今回案内してくださった☆ひろし☆さん、せっかくコーディネートしてくださったのに、ご自身が参加できなかったはっちゃんさん、有難うございました。その他のご参加の皆様も、ご迷惑をおかけしましたが、どうも有難うございました。今後ともよろしくお願いします。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1442425
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する