会津駒ヶ岳(初秋の森、草紅葉の稜線を散策する!)

2011年09月13日(火) [日帰り]

• GPS: 09:40
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,320m
• 下り: 1,301m

コースタイム

7:10ミニ尾瀬公園駐車場-7:40滝沢口-8:05登山口-9:25水場-11:00駒の小屋-11:25会津駒ヶ岳山頂-11:55中門岳-(昼食)-13:15駒の小屋-14:35大津岐峠-16:35キリンテ登山口-16:50ミニ尾瀬公園駐車場

天候

晴れ時々曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道352号線、檜枝岐村ミニ尾瀬公園の駐車場を利用(無料)

コース状況／危険箇所等

ミニ尾瀬公園駐車場は無料です。
駐車場には水洗トイレがあります。
この駐車場を拠点に、会津駒ヶ岳を周遊していきました。

写真

9/13 7:11

ミニ尾瀬公園駐車場です。
ここを拠点に周遊してきました。
赤い屋根の建物はトイレです。
きれいなトイレでした。

9/13 7:24

檜枝岐村の中心街です。
滝沢の登山口に向かいます。

9/13 7:37

市街地を抜け、滝沢の登山口です。

9/13 7:49

秋を装う!
森に入ると直ぐに、草花たちは私を出迎えてくれました。

9/13 7:49

車道から近道と記された登山道に入りました。
この白い花、オオバセンキュウかな?
バックには秋色が控えていました。

9/13 7:53

アキノキリンソウが登山道脇に咲いていました。

9/13 8:05

車道はここで終わりです。
登山口の木の階段です。ここから尾根に取り付いていきます。

9/13 8:06

階段を登るとトカゲが挨拶してくれました。

9/13 8:15

緑の森の急登にあえぎます。

9/13 8:37

ふと上を見上げると、木々の葉は少しずつ、秋色に染まってきていました。

9/13 8:36

ブナのはも光をすかして色づいていました。

9/13 8:40

葉っぱの上の小さな玉は、かろうじてとどまっているようにみえました。

9/13 8:45

緑から薄黄色、そして赤色に染まっていくのでしょう。

9/13 8:56

ツルリンドウです。秋を感じる花です。

9/13 9:09

三色紅葉!

9/13 9:11

マイズルソウの実です。

9/13 9:13

漆の葉っぱも色づいてきていました。

9/13 9:13

オオカメノキノ葉っぱもこんなに色づいていました。

9/13 9:26

水場の入り口です。
会津駒ヶ岳山頂までの中間地点です。
ここから登りややや緩やかになります。

9/13 9:30

水場です。
冷たい岩清水はいつ来ても絶えることはありません。

9/13 9:31

シラネセンキュウでしょうか?
似たような花がたくさんあるので、名前が良く覚えられません。

9/13 9:33

トリカブトです。
水場の脇に咲いていました。

9/13 9:50

冷たい水でのどを潤し、登山道に戻りました。
登山道に咲くオヤマリンドウです。

9/13 10:31

光を浴びて、気持ちよく咲いてました。

9/13 10:34

樹林帯を抜けると、木道が現れました。

9/13 10:38

湿原が広がり、遠くには駒の小屋も見えてきました。

9/13 10:50

湿原の池塘に映る空!きれいです。

9/13 10:46

湿原は草紅葉が広がり、イワショウブが夏の名残を感じさせてくれました。

9/13 10:47

キンコウカもすでに花が終わり、秋色の衣に包まれていました。

9/13 10:58

9/13 11:03

駒の大池と会津駒ヶ岳です。

9/13 11:04

こちらのイワショウブはまだ元気に咲いていました。

9/13 11:07

チングルマの花柱が、風になびいていました。

9/13 11:10

枯れかかるチングルマの花柱です。
一抹の寂しさを感じました。

9/13 11:11

9/13 11:11

湿原では虫たちが蜜を求めて忙しそうでした。

9/13 11:14

9/13 11:22

頂上に向かう途中、雲の切れ間を仰ぎました。

9/13 11:24

そして、山頂に到着です。
ガスで遠望は効きませんでした。

9/13 11:26

守門岳への稜線です。
湿原では、流れるガスと草紅葉が絶妙に共演していました。

9/13 11:29

コバイケイソウの葉先から彩りを濃くしていました。

9/13 11:35

ワタスゲの穂が、風に流され、寂しげです。

9/13 11:39

湿った空気が草葉にまとわりつき、しっとりしていい感じでした。

9/13 11:54

そして守門岳です。

9/13 11:55

守門岳の標柱と池です。

9/13 12:44

秋色を奏でるオヤマリンドウです。

9/13 12:46

モウセンゴケも、やがて訪れる秋を感じ取っていることでしょう。

9/13 12:49

株をなして咲き誇るオヤマリンドウです。
沢山咲いていました。

9/13 13:11

駒の小屋に戻ってきました。

9/13 13:17

熊のぬいぐるみが、小屋を案内していました。

9/13 13:18

大津岐峠へ向かう登山道で見送ってくれた真っ黒な鳥でした。
駒の小屋の主人のユーモアを感じました。

9/13 13:22

大津岐峠に向け、下っていきます。

9/13 13:24

マイズルソウの葉も色好き初め、子孫を残すべく実も冬に向け支度中でした。

9/13 13:24

立ち枯れの枯れ木に咲くゴゼンタチバナです。

9/13 13:37

ミヤココゴメグサです。
今年も、ここで会えました。

9/13 13:42

とっても愛らしく、そして品のある小さな花です。

9/13 13:45

集団で色づくマイズルソウです。

9/13 13:46

尾根伝いの登山道は、とちても気持ちが良かった。

9/13 13:50

オレンジ色の葉っぱが印象的でした。

9/13 13:54

オヤマボクチがひっそりと咲いていました。

9/13 13:55

誰にも会わない、静かな登山道です。

9/13 14:13

黙々と歩き、そして、自分を見つめながら歩きました。

9/13 14:20

稜線上では湿原がぽつぽつと現れました。

9/13 14:36

そして大津岐峠です。
標柱は倒れたままです。

9/13 14:48

ここからキリンテに向け下ります。
笹深く肌にちくちく触る感触には閉口させられました。

9/13 14:56

オオバユキザサの実です。
葉っぱの枯れ具合と言い、まさに秋を告げていました。

9/13 15:29

しばらく下ると笹は無くなり、広々とした登山道が続きます。

9/13 15:34

色づいた葉っぱを確認しながら下りました。

9/13 15:37

真っ赤な葉っぱが目に焼き付きました。

9/13 16:16

間もなく、キリンテ登山口に着きます。

9/13 16:29

沢にかかる橋は、土砂で流されていました。
しかし簡易の木橋が作られていました。

9/13 16:35

そしてキリンテ登山口です。
ここから車道を歩いてミニ尾瀬公園駐車場に戻りました。

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

🌸🐛＠sakura64

　山の稜線では、ガスが湧き、遠望は効きませんでしたが、草紅葉と流れるガスとの共演がすばらしかったです。暑くもなく寒くもなく、初秋の会津駒ヶ岳を楽しむことができました。
　この日下山した私は、ミニ尾瀬公園駐車場にて車中泊としました。
　夕飯に夏に食べ残したそうめんを茹でて、暖かい醤油仕立てのお汁でいただきました。そして、駐車場湧きにしみ出していた湧き水に、缶ビールを浸し、冷たいビールもいただきました。贅沢な夜になりました。翌朝は、満点の星空を拝み、尾瀬燧ヶ岳登山に向かいました。