万計沼、真簾沼
- GPS
- 05:23
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 735m
- 下り
- 735m
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先日の台風の爪痕がかなりあります。 ・登山口の橋がありません。 ・途中の橋もありません(仮の渡し木はあります)。 ・登山道3カ所崩壊、特に万計荘手前の滝周辺がかなりひどい。 |
写真
感想
今日の天気は雨予報!
ピンポイント予報で見てみると午前中は曇りらしい。
午前中勝負で行けるところまで・・・
雨でも行けるところ。
万計沼に行こう!
天気と元気次第でその上の真簾沼、空沼岳まで行くことができる。
それよりなにより、先日湯の沢に行った人たちが空沼登山道が崩壊してるとかの書き込み見て気になっていた。
朝起きると天気は曇り。
よしよしこれなら大丈夫。
6時に出発して登山口に向かう。
登山口に7時前に到着、先行車は1台。
ここはいつもぬかるんでいるので長靴で行きます(^^)/
07:05 入山帳に記帳して、出発!
さて、登山口の橋・・・おお、橋が無い!
先日の台風の爪痕:登山口の橋が流されたようです
ここはもう長靴の出番、ざぶざぶと沢を渡ります。
沢は増水してるのか、流れが速い・・・
悪路ということでポール1本持ってきてるので、流れが速くても大丈夫。
しかし、ここを登山靴で渡るのはたいへんだわ。長靴正解!
渡りきると、いよいよ登山道の開始。
ここからはいつものように、時々ぬかるんだ道を進みます。
ようやくハイキング気分で歩きます。
しかし、今日は朝から蒸し暑くて、最初から汗だらだら(>_<)
この先何があるのかわからないからゆっくり登りましょう!
登山道のところどころにキノコ生えているけど判別できないので写真だけ撮る。
しばらく登っていくと浅い沢筋に登るところで登山道整備している人がいました。
今日の小屋番の人かな?
おはようございます、と声をかけ更に登っていきます。
右手下に沢が見えるあたりで、登山道崩落現場その1が現れる。
登山道脇をえぐられているけど、注意して歩けば問題無し。
さらに少し進むと、登山道崩落現場その2が現れる。
どうやら大木が根っこごと崩落したようです。
ここはかなり登山道がえぐられているので注意して進みます。
下に見える沢のあちこちには上流から流されてきた木や石ですごいことになっています。
この周辺では、その後も崩れた箇所はあるものの登山道にまで影響あるところは無かったと思います。
そうこうして・・・
「万計山荘は右へ」の看板の通り右に行くと、
ここも橋がありません、根元からボッキリと折れてます。
先日の台風の爪痕:ここも橋が流されたようです。
よーくみると、少し上のところに大岩があってそこに木が2本渡されています。
どうやらここから渡れるらしい。
大岩が頑丈そうでビクリともしないので大丈夫っぽい。
渡されてる木は濡れていて滑りやすい。
ポールを使って、足下確認しながら、えいやっと渡る。
しかし、行きはよいよい帰りはなんとやら(^^;
帰りに渡るのはちょっとおっかないね〜・・・、まぁ、後で考えよう(^^;
万計山荘までのこり0.5kmの看板出てくる。
そういえば、ここまでの崩壊状況からいって、万計沼手前の滝周辺がかなり気になっていた。
滝が見えてきた・・・おお、登山道がありません!
崩れて無くなってますね、ごっそりと・・・
よーく見ると、右側斜面に踏み跡があります。
踏み跡あるけど、その踏み跡にも亀裂があったりして・・・
下の踏み跡は危険っぽいので、上の踏み跡をたどる。
また豪雨でもあったらさらに崩れそうです。
落ちないようにポールと上部の木々をつかみながらトラバース(へつりともいうw)
滝の上部まで来て、さて、ここからどうするんだとそのまま進むと先が無い・・・
さらに上にも踏み跡あるので上がってみると、今度は下りるところが無い(--)
困って、周囲を確認すると、沢の向こう岸に踏み跡有り。
さらにその先に板が2枚橋のように置かれているのを発見!
ここで、少し戻って向こう岸に渡る。
渡るというか、長靴なので沢をざぶざぶ渡る。
登山靴だとどうするんだろう?
まぁ、それはいいとして・・・
向こう岸から橋となる板を渡ってようやく登山道に合流。
したのもつかの間、万計沼に向かう木道も無くなっているので、さらにざぶざぶ・・・
09:00 やっと万計沼到着〜(^^)
いや〜、大変だわ、これは・・・
当初の目的地はここ。
食事休憩摂りながらガッツリ休憩。
静かな万計沼を見ながらまったりする。
人のいなくていいね〜、雨降ったら万計山荘に入ればいいんだし(^^)
風が強くなってきて、沼は波立ってくる。
しばらく休んで体力回復。
まだ雨も降らないことだし、
09:25 めざせ、真簾沼!
ここからは沢を渡ることもないのでポールを収納して進みます。
濡れた岩は滑りやすいので注意しながら・・・
10:00 真簾沼到着
真簾沼も増水してるのか、歩ける岩場は少ししかありません。
上を見上げるとガスってます。
これは空沼岳まで登っても眺望無いね〜
確かこのへんに地蔵さんがいたはず。
少し進んで
10:03 龍神地蔵発見!
まだ雨も降ってこないから行けるところまで行ってみようと更に進んでみる。
真簾沼を後にして、斜面を登っていくと、土砂降りになる・・・
雨中止!
10:07 下山しましょ!
当初の目的は果たしたことだし、ここで無理に雨の中を行っても楽しくはない。
斜面から下って真簾沼に来ると雨は止む。
休んでいると降ってくる。
もしや、私と共に雨雲も移動?(^^;
しょうがないので歩き続ける。
戻る途中、万計沼に着く直前に1パーティとスライド。
10:40 再び万計沼に到着!
しかし、万計沼は真っ白で何も見えません・・・
誰もいないし・・・
ここでまた真っ白な万計沼を見ながら、お湯を沸かして食事タイム。
コーヒー入れて飲んでいると雨が降り出す。
コーヒーを急いで飲み干し、片づけて・・・
11:07 下山開始
あたりが白んでいる中を注意深く下山。
しばらくすると登山者と遭遇。
山荘手前の滝のところ崩れているので気をつけてと声をかける。
行きはよいよいの橋を注意深く渡る。
やっぱり帰りの方がこわい。
濡れている木は更に滑りやすい・・・
今日は増水してるのか、沢の流れも速くておっかない。
そういえば、小屋番の人はどこにいったのかと思ったら、まだ朝見たところに居た(^^;
山荘手前箇所がかなり危ないことを告げておきました。
あとは、登山口の渡渉を残すのみ。
長靴なので岩が足の裏に当たって痛いのを除けば全く問題無し。
12:25 下山完了
オンシーズンでこれだけ人が少ないと快適です(^^)
林の中なので雨ふってもあまり当たらず下山できました。
周囲に温泉無いのでそのまま帰宅。
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