若杉峠〜三国平〜峰越峠 （岡山県西粟倉村・兵庫県）

2017年09月30日(土) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 10.2km
• 登り: 529m
• 下り: 534m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:36

距離 10.2km 登り 529m 下り 534m

10:12 駐車場
11:34 11:50 若杉峠休憩舎
11:53 11:57 若杉峠
13:09 13:10 江浪峠
13:13 13:15 三国平
13:18 13:19 江浪峠
13:58 14:00 峰越峠
14:48 駐車場

峰越峠〜駐車場は3kmの舗装路

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

若杉天然林の駐車場に車を停めてスタート。
駐車場から、第三分岐〜展望台〜若杉峠〜江並峠〜三国平〜峰越峠と山道を歩き、峰越峠からは舗装道を歩いて駐車場に戻る。

コース状況／危険箇所等

■ 駐車場〜第三分岐〜展望台〜若杉峠
よく整備された遊歩道。迷う事も危険もないファミリールート。展望台からの眺望は、樹木が生長してよく見えなくなっていた。

■ 若杉峠〜江並峠〜三国平
一部不明瞭な部分がある、一部枝覆いかぶさって歩きにくい部分がある。一部眺望のすばらしい部分もある。良くも悪くも、無難に歩けるルート。

■ 江並峠〜峰越峠
よく整備されて気持ちのよいブナの森の道。

■ 峰越峠〜駐車場は、二車線の舗装路で約3km、歩いて1時間。

※ 熊が生息している地域なので、極力複数人での散策が望ましい。
※ 携帯電話は、大茅スキー場から奥は圏外になる。

その他周辺情報

○ トイレのある場所：駐車場にはトイレが完備されている。

写真

駐車場で出発前のスナップ。

熊の生息地域なので、単独行動では不安があります。でもこの看板を過ぎるとそれまでの逡巡はウソのように腹が据わります。

少し歩くと休憩舎と立派な碑があります。

歩きやすい整備された道です。

森林浴、日本百選を知らせる大きな案内板。これを過ぎると本格的に散策路になります。

石畳の道が続きます。西粟倉村と若桜町を繋ぐ古道の痕跡を感じ取る事ができます。

今度は石の階段、なかなか歩きやすいです。

出発して20分ほどで第一分岐点の案内板です。安心もしますが、古の雰囲気が瞬殺されてもしまいます。

休憩用の東屋に到着です。素通りします。

尾根の第三分岐点に到着です。左に行くと鳥取の芦津、沖の山へ、右に行くと若杉峠へ。

若杉峠の手前にある展望台に到着しました。木が高くなって展望がよくありませんが、辛うじて「くらます」や「三室山」を見る事ができました。

展望台から300mで若杉峠に到着しました。ここは四差路になっていて、交通の要衝であることを地蔵様(1754年)が語っていました。以前は生活者を、今は散策者の無事を見守ってくれているようです。

若杉峠、西粟倉から若桜向きに撮っています。左は芦津、右は峰越峠〜宍粟へ。

しばらく南に進むと林道に出会います。左に回ると小屋があり、この奥からまた山道になります。しばらくは枝払いされていないうっとうしい道が続きます。

またまた林道に出会います。ここら辺りから上方が開けてきて、気持ちのよい道になります。

少し登ると、くらます、氷ノ山が見えてきます。この辺りが一番気分のよいところでした。

雪が深いことを連想させる立木です。

ちょっと道をそれて江並峠へ。これをまっすぐ進めば千種に出られるらしいが、途中でそれて三国平へ寄ってみた。

5分で江並峠まで戻ってきました。ここにもお地蔵様が御座しました。

江並峠から先は快走路です。上空が比較的開けて、日の光が注ぐブナ林です。

ブナの大木の中を抜けて、峰越峠の林道に出てきました。

まっすぐ行くと左手に峰越峠の登山口、右に行けば千種町、そして手前が西粟倉へ。ここから約2kmの下りの舗装道を歩いていきます。

三叉路に出ました、駐車場は右方向です。ここから駐車場までは約1km、標高差70mの登りです。

やっと駐車場に到着しました。二段ある下の段です。

こちらが上の段、辛い舗装道歩きでした。

若杉天然林の案内

若杉自然林の案内

感想

Bluesboy

熊におびえながらスタートしたが、次第に気分が大きくなってきた。最後には大手を振って歩いていた。
よく整備された道もよかった、ブナの自然林もよかった、加えて古道の面影も残っていてとてもよかった。