記録ID: 1344701
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雪山ハイキング
富士・御坂
色んなモノが飛ばされた in （爆風）富士山( ;∀;)
2017年12月29日(金) [日帰り]
jyunntarou
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,845m
- 下り
- 1,834m
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日帰り
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 13:03
13:19
ゴール地点
| 天候 | 晴れ 爆風 ガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇爆弾低気圧後の冬型の気圧配置の富士山は、一見すると穏やかそう。 ●しかし、山頂部は風で雪が飛ばされているように 爆風が・・ ●夜明け前の山頂からの吹きおろし（夜明けの洗礼）は、なかったものの、終始突風が襲います。 ●機関銃で撃たれたように小石が飛んできます。 〇しかし、この時期なのに ほとんどアイスバーンが発達していません。 〇風さえなければ、危険を感じさせない今年の冬富士です。 〇砂走館で爆風に襲われ、色んなモノが吹き飛びました。 ●頭に付けていたヘッデン、ザックの下に敷いていたミトン・オーバーミトン・ケータイ…約9kgのザックも3m程流されました💦 ●ヘッデンは、見つかりましたが壊れてしまい、ミトン・オーバーミトンは、空中を舞って、何百メートルも飛ばされ行方不明に・・・防水・防振のケータイは生きていました💦 −敗退の原因ー このような爆弾低気圧による冬型の気圧配置が続いている場合、富士山特有の夜明け前後の吹きおろしの爆風はありませんが、終始麓から強風が多方向から吹き荒れます。 その状態で真夜中0時過ぎからスタートは、芯から体が冷えました。ジオラインのインナーに、アウターは、雨具という薄着では、体が冷え込み手先・足先まで血液が回らず、常に痛みを伴いました。（強風が続き、途中でダウンを着る余裕が無かったです） 何回もこの服装で冬富士を上がりましたが、今回のような気象条件では、やはり、ミドル・アウターもそれなりのモノで上がらないと、ダメですね。 もう少し早く、ダウンを着た方が良かったです。標高3000mを超える砂走館で、ザックを下ろしてダウンに着替えている時に、爆風に襲われたのは、油断があったからだと思いました。 スタートは午前2時〜3時にした方が良いです。0時過ぎスタートだと、あまりにも暗く、低温で風に当たり続けることになります。そのため、体も精神状態も良くありません。 今冬の富士は、アイスバーンも少なく雪も少ないので、高気圧に覆れれば、登頂の可能性は大きいと思います。 ただ、ピッケルとアイゼンだけは、必須だと思います。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
えっ？ 新東名の一部は、最高速度110kmなんですかっ。60km制限の阪神高速もせめて70kmにしてほしいのですが…。
でたぁ。富士山・・・でも いつもと違うなぁ。山頂部に雪が無い・・・
おはようございます。って、午後9時起床って💦 ほとんど寝てませんがなぁ・・・。
えっ？標高1240mの西臼塚Pで−7.1℃。冷え込んでいます。関西の高見山山頂でテントしているようなモノですから。
太郎坊トンネル横Pに移動して、こんな時刻から行ってきまーす。（コレが間違いの元となりました）
全く雪がない標高1500mの大石小屋。今年の富士山は、本当に雪が無いですね。1500mと言えば、関西の氷ノ山山頂と同じくらい。氷ノ山は既に積雪1.5mを超えていて、樹氷もありますが・・・ただ、寒いですっ・・・。風が強いです。。。💦
6
12/29 1:05
全く雪がない標高1500mの大石小屋。今年の富士山は、本当に雪が無いですね。1500mと言えば、関西の氷ノ山山頂と同じくらい。氷ノ山は既に積雪1.5mを超えていて、樹氷もありますが・・・
ただ、寒いですっ・・・。風が強いです。。。💦
ただ、寒いですっ・・・。風が強いです。。。💦
4合目辺りで 御殿場の夜景を見ながら おイモようかんの気持ち。寒いっ💦
六合目でやっと 夜明け前。標柱につかまり、強風の中でアイゼン装着（ここでダウンを着るべきでした） 体が凍り付きました。
コレに捕まると、バリバリバリの攻撃を受けます。もう何発も喰らってます💦。
わらじ館到着。3000mを超えましたが、ココは風の通り道・・・
3120m 砂走館に到着。いつものアイスバーンのトラバースじゃなく、サクサク雪でした。
ココでザックを小屋と石垣の間に置いていたら、まさかの北方向の爆風が来て・・・片方のミトン・オーバーミトン・ザック・ケータイ・ヘッデン・食料のパン・・等々が飛ばされてしまいました。
4
12/29 9:06
ココでザックを小屋と石垣の間に置いていたら、まさかの北方向の爆風が来て・・・片方のミトン・オーバーミトン・ザック・ケータイ・ヘッデン・食料のパン・・等々が飛ばされてしまいました。
飛ばされたミトンの代わりに予備の雪かき作業用テムレスを着用しましたが、ココでこんな風・・・しかも ヘッデンは見つかりましたが、破壊されていましたし・・・山頂を狙うかどうか思案中。昼過ぎに登頂できる時刻です。
3
12/29 9:17
飛ばされたミトンの代わりに予備の雪かき作業用テムレスを着用しましたが、ココでこんな風・・・しかも ヘッデンは見つかりましたが、破壊されていましたし・・・山頂を狙うかどうか思案中。昼過ぎに登頂できる時刻です。
っと。また爆風。石で抑えていたポシェットが飛びそうになりましたっ。
どうするか・・・。行くか、降りるか・・・ココでこんな風が吹き、大切な装備も飛ばされ・・・8合目からは、爆風の嵐でしょう・・・。降ります( ;∀;)
6
12/29 9:22
どうするか・・・。行くか、降りるか・・・ココでこんな風が吹き、大切な装備も飛ばされ・・・8合目からは、爆風の嵐でしょう・・・。降ります( ;∀;)
右の人は、ストックだけでピッケルを持ってきていません。「山頂まで行かれたんですか？」と聞かれたので、「いいえ、この上から爆風ですよ。気をつけてくださいね」と言いますと、「ピッケル持ってきていないのですよー」とのこと・・・
「風が強いし、8合目からは飛ばされると思いますが・・・」と言いますと、
「はい、砂走館までにしておきます。」との苦笑い。
6
12/29 9:38
右の人は、ストックだけでピッケルを持ってきていません。
「山頂まで行かれたんですか？」と聞かれたので、「いいえ、この上から爆風ですよ。気をつけてくださいね」と言いますと、「ピッケル持ってきていないのですよー」とのこと・・・
「風が強いし、8合目からは飛ばされると思いますが・・・」と言いますと、
「はい、砂走館までにしておきます。」との苦笑い。
「山頂まで行かれたんですか？」と聞かれたので、「いいえ、この上から爆風ですよ。気をつけてくださいね」と言いますと、「ピッケル持ってきていないのですよー」とのこと・・・
「風が強いし、8合目からは飛ばされると思いますが・・・」と言いますと、
「はい、砂走館までにしておきます。」との苦笑い。
風は、止み間が少なくなり、連続して攻撃してきます。降りて正解でした。
今度は、下から雲の塊がっ💦 ホワイトアウトで方向が判らなくなる怖いモノです。
アイゼンしていません。今年の年末富士は、ノーアイゼンやらノーピッケルの人が多いと聞きましたが・・・危ないと思います。
いつもなら、アイスバーンでテカッて反射しているのに、今年はサクサク雪。
少しテカッていますが、表面だけです。とても薄いモナカ状です。
ガスの中。ヘッデンが壊れたので 夜のコレは彷徨う可能性大です。昼間だから何とか標柱が見えました。
スッキリ。左が宝永、右が富士。とても低そうに見えますが、なんのなんの・・・・。
こんな時間に初めての大石小屋。雪の全くないのが違和感を持ちます。
歳ですかねぇ・・・雪と氷と爆風より、こんな陽だまりの林の方が いいなぁ・・・って思えるようになりました。
ふぅ。この道は暗い時にしか通りません。実は素敵な所だったのですね。
撮影機器：
感想
てんくら予報では風速25m〜30mの（C)の登山不可でしたが、やはり3000m以上だと、この気圧配置の場合には、飛ばされる程の爆風が吹きました。何発も良いパンチ（小石混じりの爆風）を浴びせられました。
アイスバーンとかは、未発達です。サクッとアイゼンが入ります。なので今の時期としては、珍しく登りやすいコンディションですが、高気圧が広く覆わないと、冬型の気圧配置では「風」対策が必要だと痛切に感じました。
スタートが0時過ぎって、早すぎました。6時間ほど真っ暗闇と低温と強風にさらされますので、もう少し「厚着」をして登らないと体の芯から冷え込んで、末端の手足の感覚がなくなります。
加齢と共に体力がなくなったのが 最大の「問題点」ですがっ💦
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jyunntarouさん、明けましておめでとうございます。冬の富士山に登りに行ってはったんですね。富士山は未踏ですがシーズン中だと日帰りでサクッと登れるものなのですか？冬場でもテント泊はなさそうな気候ですね…。でも登るなら冬に行ってみたいです！まぁ土地勘もないので一度は夏に登っとかないとですが。にしても写真って不思議ですよね、見たまんまなのに傾斜とか高さとか伝わらない、富士山の写真も1時間くらいで登れそうに見えますもの。比較対象の人が写ってると分かりやすくはなりますが、この爆風ではいつもの10秒タイマーは無理でしたか、凄い良い写真になりそうなのにね！！
また、新年もどうぞよろしくお願いいたします。今年こそはどこかご一緒しましょうね！
akiras さん 明けましておめでとうございます！
はぁ、今年の富士山はアイスバーンになっていなくて 風さえなければ危険でもなく、登れるチャンスでしたが。。。あの爆風を突いて登る元気がなかったですよー💦
冬富士は、本来今頃はバリバリのアイスバーンで７合目以上では、滑ったらボブスレーになり、ピッケルでも初動制動を失敗しますと、あの世行です。
８合目以上の大弛沢（おおだるみさわ）は、アイゼンを引っかけたり、爆風で煽られたらもう、斜度30°のスケートリンクですから、何百ｍ流されて、宝永火口に高低差500mをダイブすることになります。
でも、今年は まだまだアイスが出来上がっていませんので、登りやすい状態です。
10秒セルフ・・・絶対無理ですよ。カメラぶっ飛ばされますから・・・
北アに比べ技術的に難しくありませんが、アイスバーンと爆風がどこから襲ってくるかわからない富士山の方が「危険」ですね。
「山と渓谷」ランキングでは、厳冬期の槍が危険度４ 富士山は最高の５ になっています。
総合では、槍の方が体力や技術力が要りますので 難易度は富士山よりも上がりますが・・・富士山は単独で登りやすいです。日帰りですから。
夏富士は・・・うーん・・・人だらけで・・・( ;∀;) おススメはできませんがっ。
厳冬期では、奥穂高が難しいですね。
いやいや、大普賢のバリルートを独りでひょいひょいと登る、 akiras さんなら、そろそろ大峰から飛び出しても良い頃じゃないかなぁ？
大峰の積雪期も素敵ですが、冬場の北アや富士も スケールがデカくて、良いですよ(^^)/ 遠征費用はかかりますが💦💦💦
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