お詣りなうに使ってもいいよ(船岡山-御土居-雙ヶ岡)
- GPS
- 02:38
- 距離
- 11.6km
- 上り
- 149m
- 下り
- 137m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:花園-(JR山陰本線)-京都-(近鉄京都線)- 竹田ではなくて京都乗り換えなのは事情があるためです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題なし |
写真
感想
特に用事もなさそうだし、妻に邪魔扱いされるのもなんなので、外に出ました。予報は雨でしたが、最後まで雨らしい雨は降らず。買い物とセットで考えると、一日署長さんに刺激して頂いた京都市内の低山に行くことに。ただし吉田山は飛ばして、船岡山からスタートです。
まずは御所近くの護国神社へ。和気清麻呂ゆかりの神社で、狛犬ではなくて狛猪が有名です。御利益は脚と腰という、歩くのが趣味の人にはもってこいの神様。その後船岡山に向かうのですが、あちこちで神社を目にします。さすが京都と思う一方、これだけ市内に住んでいてなんも知らんなあというところが数多くあり、京都の奥深さを実感します。
建勲神社から船岡山に登ります。建勲神社は織田信長を祀った神社です。船岡山は、平安京を造営する時の基準になった山で、この南に大極殿と朱雀大路があったとのこと。四神で言えば、玄武に相当するそうです。京都の北山にはもっと高い山もたくさんあるのに、あえてこの山を玄武に見立てたというのは、それなりの理由があってのことなんでしょうね。また、ここがかつての平安京の中心であったとすれば、確かに今よりずっと西に寄ったところに都が造られたと言うことですね。
さらに北野天満宮に向かいますが、途中、これも最近話題の御土居を経由します。これは秀吉が天下統一後に京都に築いた土塁で、洛中を囲むように建造されていたものです。そして、御土居に設けられた間隙が口と呼ばれていて、現在鞍馬口とか荒神口とか丹波口とか呼ばれているのがその名残だそうです。その後天満宮に参詣すると、神社の西側に御土居を見学できる箇所がありました(ただし、奥へは柵があって入れません)。
さらに嵐電を越え、雙ヶ岡へ。低い丘ですが、なんだか妙にきつかったです。一の丘には三角点がありました。また、ちゃんと一日署長さんのレポートを読めば、三の丘まであることは書いてあるのに、それをしなかったせいで、山頂はふたつしかないと勝手に思い込んでいました。そうしたら、二の丘を踏んで降りようとして、三の丘と書いてあるから、「雙ヶ岡なのに丘みっつ??」と混乱してしまいました。うっかり降りてしまわなくてよかったです。
そんなわけで、京都の低山をふたつ(ピークは4つ)回ってきました。大晦日とはいえ、新年を迎える準備を済ませた神社をいくつも拝見し、気持ちは一足先に新年を迎えたようでした。
では、来年もよろしくお願いします。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1458918
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