トムラウシ山
- GPS
- 06:28
- 距離
- 19.8km
- 上り
- 1,539m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
08:30 トムラウシ山
10:30 登山口
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉は屈足レイクイン |
写真
感想
2017年の山納めは冬尾根からトムへ行こう。
遅めの4時に東大雪荘を出発。トレースなし。新雪は無くるぶしラッセル。
まずは緑雲橋を渡って林道を外れ渡渉。雪量十分で問題無し。
その後はせっせと斜度の緩い樹林をひたすら北上する。
アップダウンを作らない、曲がらない、必要最小限の斜度で、
"針の穴に糸を通すようなライン"を引いてゆく。
平坦に近い地形で快適な自動運転を実現するためにはスキルが必要だ。
尾根を登りきると高度を上げずにカムイサンケナイへ大きくトラバースする。
幸い斜面は凍っていなかった。シールを効かせて進んでゆく。
トムラウシ公園に出たところでウペの肩から朝が来た。
雪はとても固くバリズボな様子もない。さすが2,000mの雪原は違う。
板を担いで爪をキシキシ氷に食い込ませ、山頂までウキウキハイキング。
山頂手前で記念撮影し最後の登りを処理した。
山頂は風もなく穏やかで360度の大展望を楽しんだ。暑寒や余市の方まで丸見えだ。
だいぶ長い時間休憩をした。冬の山頂でこんなことができる日は滅多にない。
下りは1mmたりとも登り返さないよう気合い入れていく。
頂上直下のシュカブラを砕き、氷とハイマツと岩の斜面をつないでゆく。
大斜面も高速でトラバースし冬尾根のトレースまで戻ってきた。エクセレント。
登りはカチカチだった冬尾根の雪は適度に緩んで素晴らしいことになっていた。
最後の最後にこんなに素敵なプレゼントが用意されているとは。
みんなで楽しく尾根で遊び、森の高速道路を駆け抜けて東大雪荘に戻ってきた。
冬のトムラウシは遠くはない。そう、YamaSkiならね。
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