奥秩父・支尾根のきのこ探索、ヤマブシタケとナラタケ

2011年09月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 676m
• 下り: 717m

コースタイム

林道を使って入山。支尾根に午前10時すぎに到達。午後1時に林道に下山。

天候

快晴

写真

9/18 12:14

今日は、こんな森へ入りま
した。針葉樹と、ブナ、ト
チ、ミズナラなどの広葉樹
林が入り組んだ地域です。
鹿が多く、下生えは開けて
います。

9/18 11:10

一瞬、おいしそうな桃が並
んでいるように見えるこの
きのこは、ケショウハツ。

9/18 11:04

真夏日が続く関東です。
が、山ではゆっくり季節が
めぐり、ナラタケが生え出
していました。

9/18 12:06

キツブナラタケの若い菌。

9/18 12:07

同。中年の菌。

9/18 11:02

同。成菌に育ったもの。

9/18 12:15

ミヤマベニイグチ。
森の中で、そこだけスポットライトをあびたようです。

9/18 11:23

管孔が薄黄色でしたので、
アシナガイグチと思います。
イグチの仲間で、柄が曲が
らずここまで伸びるのは、
この種類。

9/18 10:47

コガネイグチの可能性。
ほんのわずか、カットして
味見判別しました。
苦味なし。青変性もなし。

9/18 11:34

ブナの倒木帯に出ました。
直径3センチほどのツキヨタ
ケの幼菌。
育つと、幹全体を覆います。

9/18 11:26

同、成菌。
直径10センチと小さめ。

9/18 11:28

ツキヨタケの幼菌。

9/18 11:30

同。

9/18 10:39

キハツダケ。

9/18 11:09

クサハツ。

9/18 10:42

シュイロハツかな。

9/18 10:28

ツチカブリ。
白い中型、大型のきのこは、
味見をしないと、判別がつ
かない。
ツチカブリだと激辛。
おそるおそる、ごく微量を
舌にのせました。
大当たりで、すぐうがいを
しました。

9/18 10:43

キサマツモドキ。
朽木に育ちます。

9/18 12:05

同。

9/18 12:25

こちらは兄弟分のサマツモ
ドキ。

9/18 12:24

ウラベニガサ科のきのこ。
ウラベニガサそのものか。

9/18 12:24

同。下から。

9/18 11:11

森の貴婦人か、魔女の化身
か。
ドクツルタケ。

9/18 11:12

同。幼菌。

9/18 10:31

中毒事故が多いのは、きっと
ほどほどにうまいからで
しょう。
クサウラベニタケ。

9/18 11:52

同。大きく育ったもの。

9/18 11:38

同。

9/18 12:08

ヌメリツバタケ。

9/18 12:00

ヌメリツバタケモドキ。
ヒダの波打ちが小さなタイ
プ。

9/18 11:13

キズキンタケ。

9/18 10:33

早くもクリタケが出ていまし
た。

9/18 10:41

キツネタケ。

9/18 11:57

ウスタケ。

9/18 11:58

ウスタケ。

9/18 12:13

カワムラフウセンタケ。
幼菌から育ちかけ。

9/18 12:12

ムラサキアセタケ。
美しいきのこです。

9/18 12:03

カラカサタケ科の不明種。

9/18 12:11

ムジナタケ。

9/18 12:27

不明種。テングタケ科かな。

9/18 11:54

キウロコタケ。

9/18 11:15

不明。

9/18 11:18

不明。

9/18 11:24

不明。

9/18 12:10

モリノカレバタケ系。

9/18 10:54

ウチワタケかな。

9/18 11:27

ムラサキゴムタケ。

9/18 12:03

アカチシオタケ。

9/18 11:05

倒木の幹の下側に、サンゴ
ハリタケが下がっていまし
た。

9/18 12:45

今日、一番の食菌は、ヤマ
ブシタケ。
ちょうど食べごろの時期の
ものでした。

9/18 17:12

ヤマブシタケと、ナラタケ。

9/18 17:23

ヤマブシタケは、大きく
割って、薄い塩水に漬け
て、虫などを除きました。
サンコハリタケに近い種類で
す。
しかし、ブナハリタケ風の
芳香はほとんどありません。
出汁を吸わせた料理に向き
ます。

9/18 18:28

洗って。
ひたひたの、中華出汁で火
を通し。
冷まして、味を浸みこませ。
胡麻油少々と干しエビを入
れて、温め。
中華風のヤマブシタケスープ
に。
針状のところが、歯ごたえ
が良かった。
栽培きのこに選ばれた理由
がわかります。

撮影機器：

EOS 20D CANON

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

tanigawa

　連日30度をこす真夏日が続く関東。森の中に入ると、肌に涼しい空気を感じました。
　山のきのこはやはり少し遅れ気味でした。
　
　ナラタケは、今年初のきのこの味噌汁に。新鮮なもんを選んできたので、おいしい出汁が味わえました。
　出汁を吸っておいしくなるヤマブシタケは、中華風に仕込みました。歯ごたえと、噛んだときに出るヤマブシタケの柔らかな出汁が、エビの出汁、胡麻油の甘みと和合して、上品な一品になりました。