記録ID: 1349212
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ハイキング
塩見・赤石・聖
寸又川左岸林道偵察
2018年01月02日(火) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
自宅(浜松)からもっとも近い100名山の光岳へ、なんとか静岡県側から登れないのか?というのが最近のテーマ。いくつかのバリエーションルートが考えられるが、いずれにしてもその出発点となる深南部のことをもっと学ばなければと思うようになった。今回はその第一弾として、通行不可能といわれる寸又川左岸林道がどれくらい通行不可能なのか、あるいは大無間山から尾根伝いに光岳を目指す場合のルートの候補となる寸又川右岸林道経由の道の状況を把握するために、お立台(そしてそこから15分ほど先にある左岸林道の崩落地)までを日帰りで偵察することにした。 |
写真
撮影機器:
感想
なにより感じたのは深南部の大きさである。
お立台は、右岸林道経由で寸又峡温泉から10キロほどの距離であるが、それでも(その先の左岸林道が通れたとしても)光岳までの3分の1くらいの距離でしかない。ちなみに上高地から横尾の距離がほぼ同じ10キロなので、光岳の位置は、北アルプスで言えば槍ヶ岳、西鎌尾根を超え、双六岳付近ということになる。しかもゴール地点の光岳小屋を除けば山小屋はなく、崩落地を避けるために尾根沿いに進むとなれば水場も限られるとあっては、その遠さに唖然するばかりである。
それはお立台に到着した時点でも思い知らされた。標高1000メートルを超え、雄大な景色の楽しめるお立台からならば、光岳が見えるのではないかと期待したのだったが、何も見えなかった。それほどまでに光岳は遠い。
左岸林道の状況については、2つの感想がある。
光岳小屋のウェブページには2011年の台風で十数ヶ所が崩落し、通行は困難とかかれていた。今回その一箇所を目の当たりにしてその崩落地の突破は非常に困難というのは同意せざるを得ない。一方で――往復30分の距離ではあるが――崩落地でない林道区間は6年以上整備がされていないにもかかわらず想像以上に綺麗な状態が保たれており、あと10年くらいは十分に維持されそうな状況であった。
崩落地を何か安全に通過する方法があれば、このルートは使えるということである。しかし、現実には小石が常に崩落し続けているあの場所を突破する方法は思いつかない。光岳小屋の人たちはどうやって突破して撮影したのだろう。
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コメント
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お疲れさまでした。左岸林道の状況は私も気になっていました。
崩壊地の通過ですが、ピッケルがあれば、雪山技術のひとつであるピオレトラクションを応用すれば何とかなるかもしれませんね…
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