一時通行止めとなった沢渡〜上高地
- GPS
- 04:40
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 39m
- 下り
- 28m
コースタイム
8:40 バス発
8:45 国道片側通行(写真参照、ここが落石現場)
8:55 大正池
9:19 田代池・田代湿原
10:00 インフォメーション
10:10 河童橋
10:20 ビジターセンター(通行止め?を聞く)
12:00 明神池
13:00 河童橋、ビジターセンター
13:30 焼却場(缶2、ペットボトル2、ビン1、他)
13:35 報告書提出、通行止め解除のお知らせを聞く
14:10 土砂降り(バス待ちの列に無情な)
14:20 バス発
14:53 落石現場通過
15:05 沢渡着
天候 | 晴れ→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
松本方面からは沢渡(さわんど)でバスに乗り換え。 駐車料金、どこも1日500円、バス往復2000円(シーズン中有効)、 3人以上なら、待たなくて済む分、タクシーもそれほど懐に響きません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
坂巻温泉の次のトンネルを抜けたところで、バスがとまった。 6月の水害による片側交互通行はもう解除されているのに? すると梓川右岸の巨大な崖、斜面を小石が転がり落ちていく。 通行止めになった川側の車線は、崖を注視する人々。 やばいなあ〜 と思いつつ、台風12号からこっち雨も降ってないし、今日は大丈夫だろうと 上高地入り。 快晴の上高地に浮かれて忘れ、ビジターセンターで通行止めらしいと聞く。 3連休の3日目は、縦走から下りて来た登山者でも混むのに・・・ 徳沢まで足を延ばす予定を明神までとし、急いでゴミ拾いへ。 13時、再びビジターセンターに戻ると、止まったままらしいとのこと。 情報が錯そうしているらしい。 焼却場へ向かう途中、環境省のレンジャーに出会い、聞くが はやり、情報が錯そうしているとのこと。 歩行者は通してくれるなら、沢渡まで歩くのだけれど。 日帰り登山ならヘッドライトを持参するが、ゴミ拾いでは持参してなかった。 徳本(とくごう)峠をこの時間から越えるのでは、最後、確実にライトが必要。 しかし、報告書を出していると、通行止め解除の掲示を持った職員が! ほっとしてバス待ちの行列に。 観光バス規制のなかった頃なら平気で2〜4時間かかった行列も、 観光バス規制をしていたので、次々到着するバスに順調にはけていって、 1時間足らずで乗れた。 ただし、雨が降ってきたためか、 「バスが出発しても、途中で引き返すことがあるかもしれません」 とのアナウンスが。 本線(国道)は片側通行の信号待ちだったが、幸い通ることができた。 下山して、長野県内の各局のニュースをチェックしたが、何も載ってなかった・・・ 9月20日付け信濃毎日新聞にやっと記事を発見。 |
写真
感想
9月の3連休の最終日に、沢渡〜上高地間の国道が一時通行止めに。
元々山岳路線なので、過去にも数年おきに大きな災害が起きている。
(そして新道ができると、旧道はあっと言う間に土砂に埋まる。)
今回のように、台風一過、山は晴れだと喜んでいても、
登山口までの交通情報には注意。
登山道も荒れている可能性があります。
まあ、結局は自分の足で歩くものなので、
ある程度の覚悟はある方々ばかりかと。
さて、9月20日付け信濃毎日新聞によると、19日の正午前後に二回、計1時間10分にわたって通行止めにしたらしい。
通れたり、通れなかったりということで、かえって情報が錯そうしたんですね。
9月21日付け地元、市民タイムスによると、20日も断続的に「1〜2分程度」通行止めにしています。
国道158号を管理するのは、県松本建設事務所。
工事や災害などによる規制はこちらで確認できます。
http://www.pref.nagano.jp/xdoboku/matuken/reg.htm
この国道158号ワラビ沢は、六月の大水でしばらく片側交互通行になってましたが、
九月の落石というか、土砂「崩落」はその反対側。
「崩落」という言葉が使われるあたり、規模が大きいというか。
帰りのバスを待つ行列で、後ろに並んだご夫婦は11時頃そこを通りかかり、斜面を転がる大きな石を幾つも見たそうです。
同じバスの乗客には録画している人もいたとか(見たい)。
落石を避けて、バスはバックし、怖かった、とも。
バスがバックする。
1999年にバックしたマイクロバスは、おかげで土砂崩れに巻き込まれずに済みました。
昔の釜トンネルの上の口が崩壊したあの時。
怖いのは、土砂崩れの対岸と国道と、それほど離れてないこと。
崩れた土砂が、梓川の流れをせきとめ、道路まで水があふれたり、
あるいは、土砂が谷を埋めて、道路まで押し寄せるような
そういうことがないといいのだけれど。
と言いつつ、23日も上高地入りの予定です。
コメント
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はじめまして、yamamusumeさん!
私たちは山から下りた19日、
11時すぎのバスで平湯温泉から松本に向かいました。
安房トンネルの中で突然渋滞し、
やがて「崖崩れ」と説明がありました。
長野県の土木事務所と長野県警の判断が食い違い、
結局は安房トンネルを2往復することになりました。
yamamusumeさんがアップされた写真を拝見して、
事態の程度を認識した次第です。
ありがとうございます。
あの日、山帰りのみなさんは温厚な方ばかりで、
バスの車内は穏やかな空気に包まれていました。
もしかしたら、みなさん疲れていたのかも。
yamamusumeさんの安全で快適な山行を祈念いたします。
ラインの黄金さま
(ですよね?)
バスに5時間とは、お疲れ様でした。
最初から5時間かかると覚悟して待つのと、
今か、今か
(早く風呂に入って、ビール を飲み、畳の上に大の字になって寝たい)
と思って待つのでは、全然意味が違います。
せめて、どうして待たされるのか、
何が起こっているのか、
知りたいと思うのは、当然のこと。
それが、全然ニュースとして流れてこないことに
危機感を覚えて、
30分でアップしました。
(後からこそこそ手を入れつつ・・・編集のしやすいヤマレコ様に感謝です)
お役に立てて幸いでした。
そして、ありがとうございます。
初めて受け取ったメッセージです。
今年はモツレクと第九を歌う山娘
はて、ワーグナーに合唱ってあったかしらん
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