富士山 御殿場ルート（7合目まで）

2018年01月14日(日) [日帰り]

• GPS: 12:13
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,754m
• 下り: 1,743m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:32
• 休憩: 1:42
• 合計: 12:14

1:54 スタート地点
2:10 2:12 大石茶屋
3:06 3:06 次郎坊
9:04 10:42 御殿場口七合目
13:36 13:38 大石茶屋
13:42 13:42 御殿場口新五合目
14:01 14:01 太郎坊洞門
14:08 ゴール地点

天候

晴れ　常時風速15〜20m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

アイゼンを研ぐのに時間を要し出発が遅れた。

深夜1:30スタート
満点の星空と静岡の夜景が綺麗

分岐に到着
まだまだここはスタート地点。先は長い。

月明かり
夜景
ヘッデンだけが見える。
美しい。が、エリカは強風で登るのに必死。

先を行くLiew撮影。
エリカの後ろにソロで来た知人発見。

4号目あたりまで雪はない。
5号目付近でアイスバーンが出てきたためアイゼン装着。
ここから常に強風が。

言葉にならない美しさ

5:30頃
空が明るみ始める。

6:00を過ぎると直ぐに明るくなった。
ご来光。

ピンク富士

美しく染まる中、必死で登り続ける

常に先行するLiewが前から見守る

吹き荒れる強風に低姿勢で耐えるエリカ。

ぐったりw

先は長い。
この途中、Liewはヘッデンを、エリカはヘルメットを落としてしまい転がり落ちていった。。。

雪量は少ないがアイスバーン。
アイゼン磨いだおかげでよく刺さる。

9:00頃
Liewが先に7号目小屋到着。

9:45
遅れてエリカも小屋に到着

リミット時期は勿論のこと
心が折れここで引き返す事を告げる

こんなに青空なのに
風速15-20mで登る力はまだ無くて、これが初めての撤退。

まだまだ遠いな。。
いつか登れるかな。

7号目を今回の山頂とし、富士山バックに記念写真

余裕無さすぎて
寒くてダウンミトン外せなくて
Liewの写真、全く撮れなかった。ごめんね。

日帰りするにはリミットがあるから仕方ない。
この美しい青空と白富士に別れを告げ下山

登り途中に落とし転がって行ったヘッデン、なんと下山時に運良く見つけた。

ここまで来ると風はなく
陽が登り温かい。

下山も長かった。
富士山よ、いつかリベンジするからね。

感想

go-go-erika

初めての厳冬期富士山。
アコンカグアから帰国してまだ2日。時差ボケ治らぬまま向かいました。
-30℃と聞いてたのでこの日はダブルブーツで出発。
ところがスタートしてあまりの雪のなさに驚く。
懸念していたワカンもラッセルも必要なく、砂利道がむしろ歩きにくい。
五号目付近になると一面がアイスバーン。
アイゼンを研いでたので上から突き刺すように足を置き、ミシミシと音をさせながら慎重に登る。
風避けなんかまるでない御殿場ルート。
風は緩む事なく常に15〜20m(体感)ほど。
151cmの私には耐えるので必死。一歩一歩がなかなか出せずLiewとの差はどんどん開きました。
ダブルブーツは暖かいけど登りにくい。脛が痛く、低姿勢で登り続けたため腰も痛い。とにかくどっかで休みたかった。
「富士山の肩に見える小屋、七号目まで頑張れ」
そういわれて必死に登るも、小さく見えるその小屋はいっこうに着かない(T-T)
やっとの思いで到着する頃は日帰りリミットタイムを過ぎていた。
おまけに強風により体力消耗した私。
山頂まで行くことを諦め、ここより下山を決意。
天気は青空。最高なのに冬の富士山は甘くはない。
今の私にはここまでが限界なんだと、あまりの出来なさ加減に傷心しつつ下山しました。

年末年始のアコンカグアを撤退した私。
年始早々の富士山も撤退。
色んな山行を続けて行けば時として敗退も有ることだけど悔しかった。
山頂で初詣、したかったな。