休日に神奈川を歩こう 早川駅から真鶴駅まで街歩き その後は熱海を楽しむ

2018年01月21日(日) [日帰り]

• GPS: 03:37
• 距離: 14.6km
• 登り: 376m
• 下り: 328m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:38

距離 14.6km 登り 380m 下り 332m

9:14 早川駅
10:25 トイレ
10:50 10:51 根府川駅
12:52 真鶴駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　
自宅最寄り駅→大船駅（駅そば）→早川駅
帰り
真鶴駅→熱海駅（温泉、アタミザクラ）→大船駅→自宅最寄り駅

その他周辺情報

ラーメン屋台小屋
大江戸温泉物語熱海館

写真

1/21 8:05

　おはようございます。昨日は滝子山で疲れたので今日は気軽に街歩き、あたたかいところに行きたいなあと伊豆半島南下作戦に向かいます。
　で、大船駅の「濱そば」にて鶏肉そば。

1/21 9:13

　早川駅、今日のスタート地点ですね。

1/21 9:18

　早速国道を歩きます、最初は湯河原くらいまでと考えていました。

1/21 9:19

　山口武利さんの胸像、地元出身の県会議員さんだそうです。

1/21 9:24

　湯河原まで12km、行けそうだ・・・とこのころは思っていた。

1/21 9:37

　中井一郎さんの胸像、地元出身の県会議員さんだそうです。

1/21 9:39

　小田原市街、その後ろに丹沢・・・。

1/21 9:45

　石橋山古戦場址、源頼朝決起の地。

1/21 9:47

　おお、ホトケノザだ、今年も花を追いかけ始める時期がやってきたなあ。

1/21 9:48

　この階段を登っていきましょう。

1/21 9:50

　左右の銘木が見えたら階段は終了です。

1/21 9:50

　与一塚がありました。頼朝の手下で与一というとどうしても那須与一を思い出しますが、ここに弔われている方は佐奈田与一という武将です。詳しくは感想欄で。

1/21 9:54

　佐奈田霊社本殿、佐奈田与一を祀っている。中から出てきたおばあちゃんとしばしおしゃべりをした。
　なお、咳や痰に対してご利益があるとされている。

1/21 9:57

　もう、梅が咲いていますね。

1/21 9:58

　サザンカもまだまだ盛期です。

1/21 9:59

　江戸消防記念会からの石碑。

1/21 10:00

　湘南そろばん塚。

1/21 10:02

　ちょうど、この地が佐奈田与一が討ち取られた土地、ねじり畑と呼ばれ、できる作物すべてねじれてしまうという言い伝えがある。

1/21 10:03

　与一の家臣、文三家康を祀る「文三堂」が建てられている。与一が討ち取られた後弔い合戦にて8人の武将を討ち取った豪傑だ。

1/21 10:06

　歩くたびに「みかん畑」だ・・・。

1/21 10:07

　小田原の街が遠くなってきた。

1/21 10:08

　GPSでは道があるが、果たしてこのまま歩いてよいのかどうか・・・。

1/21 10:08

　下を見ると、国道と鉄道が・・・そして、梯子・・・。

1/21 10:08

　この地点で、この道路を歩くのは危険と判断して、逆戻り。

1/21 10:15

　ハクセキレイ激写。

1/21 10:31

　次の集落はぐるっと回って超える。

1/21 10:43

　ああ、歩道がないや・・・慎重に歩こう。

1/21 10:50

　根府川駅前、一面のスイセン。

1/21 10:51

　はい、根府川駅です。通過しましょう。

1/21 10:54

　寺山神社、ここには寄らずに、対岸の道を下ります。

1/21 10:54

　下っていくと、何があるのか・・・。

1/21 10:55

　まずは、白梅、春の訪れが迫っていることを感じさせられます。

1/21 10:56

　遠くから見ると、なかなかきれいに咲いていますね。

1/21 10:57

　ツグミでしょうかね。胸の斑点は・・・。

1/21 11:00

　一度海岸そばまで出てきてしまいました。

1/21 11:00

　釈迦堂、ここに行きたかったのです。なのでUターンします。

1/21 11:01

　この赤い鉄橋、小田原人の誇りなのだそうです。

1/21 11:03

　そして、釈迦堂にたどり着きました。昔は地上にあった石像なのですが、関東大震災にまつわる岩雪崩により地中に埋まり、後世にて掘り出され「地中」にて拝まれています。

1/21 11:03

　現在は、こんな感じに釈迦像が展示されているんですね。

1/21 11:10

　はい、キセキレイを激写しました。キレイだなあ、キセキだなあ、キセキレイだなあ。

1/21 11:11

　根府川関所跡、関所跡はもう岩雪崩により土中です。

1/21 11:14

　おお、ナバナ。春は着実にやってきますね。

1/21 11:27

　観光施設と貨物列車と。

1/21 11:32

　ヒメオドリコソウ、今年初にお目にかかる。これからもたくさん見られそうだ。

1/21 11:33

　名前がわからないが、可愛い写真と思い採用。名前分かる方いたら教えてください。

1/21 11:34

　天正庵跡、秀吉が小田原攻めを行ったときに建てた茶室、千利休が運営し、大名たちがここでお茶をいただいたとのこと。現在も、秀吉由来の茶器などが展示されているとか。

1/21 11:39

　海抜130．8m、一応海岸沿いを歩いているはずだが・・・。

1/21 11:42

　素晴らしい松を愛でた大学生3年が、将来の活躍を誓った。3人とも名誉ある職に就き、この碑をここに作った。その3人とは。
　神戸市長　坪野平太郎
　大蔵大臣　阪谷芳郎
　日銀総裁　添田寿一
　この3名である。

1/21 11:43

　測候所がありました。アメダスとかもあるのでしょうかね。

1/21 11:54

　馬に乗っている人たちがおりましたね。馬はきれいな動物だなあ。

1/21 12:02

　はい、ここでようやく真鶴町です。もう午後だなあ。

1/21 12:02

　そして、この時間で10kmを越えています。これは予想外ですね。

1/21 12:10

　石名坂BS，小田原側、小田原駅前行きも設定されています。

1/21 12:10

　もう一つあるのは、真鶴町営バス、真鶴駅まで行けます。まあ、通しで乗る人は地元客かバス乗り継ぎ旅の人でしょうかね。

1/21 12:13

　おお、四等三角点発見。

1/21 12:13

　その周りに咲く、キク科の植物。

1/21 12:14

　このタイプのスイセンは、今日初めてだぞ。

1/21 12:35

　港の雰囲気ですね。

1/21 12:48

　八重のスイセン、これも今日初めてかなあ。

1/21 12:49

　梅がきれいだ、春は着実に近づいている。

1/21 12:50

　あと4km歩こうとは思わなかった。真鶴駅までで今日は終わろうと思った。

1/21 12:52

　豆相人車鉄道の碑、昔、小田原と伊豆を人が押して動かす車が走っていた模様です。

1/21 12:53

　はい、ゴールです。真鶴駅です。ここでGPSを切りました。

1/21 13:24

　熱海駅に移動しました。熱海なので「熱海温泉あつお」を撮影します。

1/21 13:34

　ラーメン店「屋台小屋」、冷えたのでラーメンが食べたかった・・・。

1/21 13:45

　味噌ラーメン、野菜は炒めていないので北海道ラーメン系ではない。

1/21 13:58

　大江戸温泉物語熱海館、1000円だが、日帰り客は食堂などを使えないので大ジョッキはなしだ。
　毎分123リットルの湧泉量、ナトリウム・カルシウム・塩化物泉である。

1/21 15:09

　熱海の町並み、いろいろなところから温泉が出ているようで。

1/21 15:09

　これも、温泉施設だ。どこを掘っても温泉が出るため、マンションごと、ホテルごと、浴場ごとにこういう施設がある。

1/21 15:13

　熱海駅のメインストリート、でも、今日はここを通らない。

1/21 15:14

　ユーリオブスデージー、可愛いやつだ。

1/21 15:16

　ここからは、アタミザクラを撮りまくります。毎年撮りに来ています。日本で一番早く咲く桜です。まあ、見てやってください。

1/21 15:16

1/21 15:16

1/21 15:17

1/21 15:18

1/21 15:19

　勝利のコークを飲んでから、さらにアタミザクラを。

1/21 15:22

1/21 15:23

　これは、ブーゲンビリアかな。

1/21 15:45

　熱海駅から大船駅までの電車酒場となりました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

aideiei

　昨日は結構な疲労で、帰宅後すぐに寝てしまった。なので、本日は気楽な街歩きに徹することとした、そして温泉に入って疲れを取り週明けに備えよう。そんなコンセプトを持ってこの1日を過ごした。
　コースは、前々週達した早川駅から伊豆半島南下、湯河原駅か、真鶴駅か、熱海駅までは無理だろうなあ。結局、観光要素多く真鶴駅前までで終えた。

　今回の大きな見どころは2つあった。一つ目は佐奈田霊社、源頼朝が朝廷の命を受けて打倒平氏のために挙兵した土地であり、平氏方との初めての戦いの地である。
　この戦いは、兵も少なく練度も少ない頼朝方が大敗し、真鶴港から安房の地に逃げることになる。戦力は頼朝方が300に対し、平氏方は3000と10倍の差があったようだ。そして、安房の地から打倒平氏の道が始まるのだ。
　この中でのトピックといえば、何といっても佐奈田与一の討ち死にである。白馬に乗り、派手な甲冑をまとった佐奈田与一、闇夜の乱戦の中、敵を探していると俣野景久と行き会った。両者は馬上組みうち、地面に落ちてころげ、泥まみれの格闘の末に与一が景久を組み伏せた。敵方の長尾新五は「上が敵ぞ？下が敵ぞ？」と問うと、与一は咄嗟に「上が景久、下が与一」と言う。驚いた景久は「上ぞ与一、下ぞ景久、間違えるな」と言う。とまどった長尾新五は手探りで鎧の毛を触り、上が与一と見当をつけた。これまでと思った与一は長尾新五を蹴り飛ばし、短刀を抜いて景久の首をかこうとするが、不覚にも鞘ごと抜き放って刺さらなかった。鞘を抜こうとするが先ほどの戦いのときの血糊で鞘が抜けず、そのうちに長尾新五の弟の新六が背後から組みかかり、与一は首を掻き切られて討ち死にした。25歳の若武者だった。
　佐奈田与一は、いざという時に痰で声が出ず討ち取られたこともあり、この佐奈田霊社は、咳・痰がなくなるというご利益があるということでぜんそく患者などがよくお参りにくるという。
　なお、敦盛の最期で知られる熊谷次郎直実は、石橋山の戦いでは平氏方について戦っている。しかし、この戦いを機に源氏側に寝返り、最後は源氏側の武将として源平の戦を戦っている。

　もう一つの見どころは、根府川にある釈迦堂である。江戸時代に作られたお釈迦様の像、関東大震災の時の岩雪崩で埋まってしまった。後日それを掘りだすと全く傷がついていなかったそうだ。よって、当時祀られた位置にて再度祀られた、よって今は地下にある。同じように、根府川関所跡など文化財がこの時の岩雪崩によって地中に埋まってしまっている。文化と自然災害の凄さを感じさせられた。

　結局、いろいろなものを見て真鶴駅でゴール。熱海まで出てから昼食と温泉に行く。今回の温泉では、なめてみても塩っ辛い温泉ではなかったが、どちらかというとやさしいお湯であったが、じっくり入るとしっかり温まりなかなか良い湯であったと思う。
　そして、もう咲いている、「日本で一番最初に咲く桜」アタミザクラを撮影する。昨年も撮影しに来たなあと思いながら懐かしく思った。
　熱海梅林ではもう梅まつりをやっているが、まだ1分咲き以下である。もう少したったら訪問したいと思っている。

コメント

cyberdoc

相模湾沿い歩き
神奈川歩きもいいですね
最後　熱海で とは贅沢な
こう寒いとお山よりも街歩き　そそられますね

aideiei

Re: 相模湾沿い歩き
　cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
　なかなか良い街歩きだと思いましたが海岸沿いでも結構な高所を歩くんですね。累積標高差が３００ｍを越えているのに驚きました。
　熱海までは歩けそうなのですが、そこからまた先が大変そうなんです。また、いろいろ調べてみようと思っています。
　歩いた後の温泉とお酒のコラボがいいですね。
　aideieiでした。

半袖隊長👕

aideieiさん
拙者は昨年3月に、小田原を起点として真鶴まで海岸線を歩きました。
参考にしたのがコレ⇒
ウォーキングタウンおだわら散策マップ　西部版
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/112046/1-20121122160036.pdf

海岸線だからと高を括っていると、痛い目に遭うのが小田原〜熱海間ですよね。
海岸に近づいたり離れたり…登ったり下ったり。

熱海から先の道は定番がないので、ルート取りに苦労しそうです。

　 隊長

aideiei

Re: aideieiさん
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
隊長が歩かれたこと、覚えています。レコにコメントも入れた記憶もあります。それにしても暖かいところでした。花も咲き始めていますねえ。
今回はハイキングコースはとらずひたすらに道路歩きに徹しました。とりあえず熱海までは道路歩きで到達したいと思っています。
aideieiでした。