三度目の正直ならず中山尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 5:20
- 合計
- 14:20
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
9.4mm50m
|
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感想
今回はY子さんにお願いして休みをもらい、日曜日に中山尾根に行ってきました。前2回はラッセルと悪天で登れず3回目の挑戦です。夜中から歩き出したので、例の如く中山尾根に入ってから木に抱き着き仮眠wwwゆっくり進みます。天気予報は最高!!思ったとおりラッセル泥棒ができシメシメとほくそ笑んだですが、流石日曜日、岩場独占はならず、支度してる間に、若手パーティーに追い越され、(1パーティーは気楽に登りたいのでわざと先に行ってもらった)待ち時間がなかなかでした。下部岩壁は思った以上にグレードが高く(私には。)少々面喰いました。もしかしたらここが技術的核心部かもしれませんね。ルートは右にトラバースしていくものと、もう一段まっすぐ上がり其の後右にトラバースするルートがあるようです。どちらもそれなりに難しいように思われます。私は上に上がるルートを選びましたが、一本目のランニングを取ったあと2本目までは単独ですと落ちればまともにグランドフォールになります。緊張の一瞬でした。その後2ピッチ目(私は1ピッチで登ってます)は予定通り直登ルートの凹角を登りました。記録に書かれたように少々難しいと覚悟していきましたが、出だしの難しさに比べたら格段に易しく拍子抜けでした。ザイルも余裕で間に合いました。単独はザイルの流れは気にする必要が全くありませんのでZ型になろうがお構いなしです。軽くしたいならヌンチャクでなくカラビナ一枚でもOKです。その後、懸垂下降に移るんですが、システムを作るのがめんどくさい、ATC&シャントでランニングを解除しながら下降!!ザックを背負って登り直しですがけっこう腕力を使います。当然A0やらゴボウやら駆使して登るんですが、息が切れ中々しんどいです。そんな中、空腹感を覚え干し芋を口いっぱいにほおばりながら作業をしていたんですが、飲み込めないんです。先に水分補給をしておけばよかったんですが!無理矢理飲み込もうとしましたら、喉につっかえ 息が・・息が・・・・で き な い・・・。死ぬかと思いました。しばらくゼイゼイ げーげー(汚いですね)それも上部の確保点でです。動きが取れません。水筒はザックの奥です・・クライミング中の初老の男性、岩場でノドにイモを詰まらせ死亡 ・・などとニュースで・・想像してしまいましたwww。正月モチをのどに詰まらせ死んじゃう老人と同じですね。(実際老人なんでしょうね)やっと落ち着きましたが、疲労感が半端じゃない。やっと荷物をまとめ、フリーで雪稜を歩き出したが、疲労感が抜けない。立ち止まり、見上げた先には永遠に続きそうな雪稜(そう見えてしまう)こういう時は即撤退するに限ります。体が物いうんです。状況が悪くても体が「行け」というときはうまくいきます。そんなわけで、懸垂2回で取り付き点まで下降。・・・無事帰れるな・・・一安心!!その後テカテカに凍った南沢をスッテンコロンしながら、最後はアイゼンつけて下りました。こんなに凍った状態ははじめてです。
今回は登攀条件としては最高でしたが、爺様には体力的にちょっと荷が重かったかなと思ってます。ただ、一泊2日で混まない平日だったらもっとよかったんでしょう。お館様からお借りしたソロエイドも何とか使いこなせました。以前使っていたシャントより格段に使いやすいです。ありがとうございました。この次はT先輩を引っ張り出し、しっかり確保していただいて再チャレンジしましょう。
お疲れさまでした、美濃戸山荘まで車では入れなかったようですね。
快晴の登山日和でしたが中山尾根の完登をしなかったのは残念でしたね。
事情はよく分かりました、老人は誤飲で食べ物を詰まらせる事故が多くなってるそうです、お餅でなくて良かったですね。それにしても単独で中山尾根を登るなんて!気を付けてください。この日は私たちは那須茶臼岳に7人で登りました。登山口で日の出を見て、青空に茶臼岳・朝日岳の山々が凛とした姿で迎えてくれました。しかし山頂ではガスと強風で遠望はありませんでした。11時前に駐車場に戻り、帰りの渋滞を避けるため温泉には入らず早めに帰京し、15時頃には帰宅しました。お天気のよい時期にまたご一緒宜しく。
那須の記録MATUSANの読みました。皆で楽しそうですね。私も・・・・。
またお天気のよさそうな水曜日に中山尾根行きましょう。先輩の実力はわかってるつもりですので、二人なら間違いなく登れると思います。その節はよろしくお願いします。
とりあえず詰まらせなくて本当に良かった!
ニュースにならなくて安心しましたw
単独でまた行ってきたんですね。凄いです!
無事に帰還されて何より。
アイゼンの爪だけで登るなんて、まだ経験ないですけどいつかは!(いつだ?w)
イモ怖い!!そうですね死んじゃったら、アップルさんを鍛える楽しみがなくなっちゃいますものねぇ〜wwwさしあたりアイゼン持って近くの公園にGO!!その辺のコンクリートに前爪だけで立つ練習してみてください。感覚が掴めれば準備OKです。では2〜3月にどこかいきたいですね。T先輩に相談しておきますwwww
撤退のご判断、すばらしいと思います。
リスクをかけて体力・気力の限界を越えて登攀にいどんで、仮にぎりぎりで登攀する選択より、、自分の体力・気力を冷静に判断して、余力を十分残して100%安全・無事に撤退・帰還を選択する方が、よほど価値が高いと思います。
お疲れ様でした。再チャレンジ注目しています。
私は20日は、のんびりと四阿山へスノーシューハイキングでした。
いやいや過分なご評価ありがとうございます。kabigonxさんの思われてるほどかっこうのいい判断したわけではないんですよ。単純に、ヘベレケになっただけで、体力不足なんですね。ただ単独で行動する時は、自分の気持ちや感みたいなものを素直に受け入れています。団体行動だと自分を制することが必要なんですが、自分一人の時は捕らわれるものがないので・・・。さてあとどれくらい押し寄せる年波に打ち勝てるんでしょうね??
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