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記録ID: 1374161
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

ムジナ窪 杉田 大塚の三角点(津幡町七野地区の里山)

2018年02月04日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.6km
登り
128m
下り
124m

コースタイム

日帰り
山行
3:19
休憩
0:00
合計
3:19
13:24
13
自宅
13:37
13:37
34
三昧場跡
14:11
14:11
21
さんまい道分岐
14:32
14:32
34
ムジナ窪
15:06
15:06
33
杉田
15:39
15:39
36
大塚の三角点
16:15
16:15
28
竹橋下中線
16:43
自宅
コースタイム前半は藪木の切断作業含む 休憩は適宜
天候 雪のち吹雪
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス 自宅より
コース状況/
危険箇所等
途中まで凹状の古道 途中より古道が不明 藪山
右手の森が三昧場(野焼き火葬場)跡
2018年02月04日 13:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 13:33
右手の森が三昧場(野焼き火葬場)跡
さんまい道に入る
2018年02月04日 13:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 13:35
さんまい道に入る
竹が林立しているが、昔は整備された野焼きの火葬場跡
2018年02月04日 13:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 13:37
竹が林立しているが、昔は整備された野焼きの火葬場跡
中央が凹状の古道
2018年02月04日 13:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 13:37
中央が凹状の古道
倒れた竹や藪木を片付けると綺麗な道となる
2018年02月04日 14:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:01
倒れた竹や藪木を片付けると綺麗な道となる
分岐点
2018年02月04日 14:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:11
分岐点
今日は左の道を進む
2018年02月04日 14:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:11
今日は左の道を進む
道は藪に
2018年02月04日 14:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:21
道は藪に
藪を抜けるとムジナ窪付近
2018年02月04日 14:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:32
藪を抜けるとムジナ窪付近
倒木が道を塞ぐ
2018年02月04日 14:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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倒木が道を塞ぐ
道は雪の下だがなんとなく分かる
2018年02月04日 14:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:44
道は雪の下だがなんとなく分かる
また藪となる
2018年02月04日 14:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 14:56
また藪となる
湧き水のでる湿地帯は「杉田」と呼んでいる
2018年02月04日 15:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:06
湧き水のでる湿地帯は「杉田」と呼んでいる
昔からある杉 あまり大きくなっていない
2018年02月04日 15:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:06
昔からある杉 あまり大きくなっていない
藪山の中にも開けたところもある
2018年02月04日 15:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:09
藪山の中にも開けたところもある
勘で歩く
2018年02月04日 15:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:09
勘で歩く
藪を抜けていく
2018年02月04日 15:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:14
藪を抜けていく
静寂さが気持ちいい
2018年02月04日 15:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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静寂さが気持ちいい
こんな藪山でもテン泊してみたい 
2018年02月04日 15:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:21
こんな藪山でもテン泊してみたい 
2018年02月04日 15:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:27
江戸時代にでも地区の人が目印に植えたのだろうか
2018年02月04日 15:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:31
江戸時代にでも地区の人が目印に植えたのだろうか
中央奥が大塚の山だろう
2018年02月04日 15:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:32
中央奥が大塚の山だろう
右の台地に上がる
2018年02月04日 15:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:32
右の台地に上がる
ここから大塚までも藪の斜面
2018年02月04日 15:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:32
ここから大塚までも藪の斜面
やや新しい四等三角点
2018年02月04日 15:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:39
やや新しい四等三角点
頂上は意外にも開けていた
2018年02月04日 15:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:39
頂上は意外にも開けていた
倶利伽羅不動寺鳳凰殿の奥に農業公園が計画されているが、ここは調査のために刈り払いしたのだろう
2018年02月04日 15:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:39
倶利伽羅不動寺鳳凰殿の奥に農業公園が計画されているが、ここは調査のために刈り払いしたのだろう
2018年02月04日 15:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:45
大塚を下ったところは広い湿地帯
2018年02月04日 15:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:47
大塚を下ったところは広い湿地帯
農業公園のための赤布か
2018年02月04日 15:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:48
農業公園のための赤布か
竹林はどこも荒れている
2018年02月04日 15:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:52
竹林はどこも荒れている
道らしき感じで進むがこの先で進退窮まる
2018年02月04日 15:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:53
道らしき感じで進むがこの先で進退窮まる
仕方なくこの谷に下っていく
2018年02月04日 15:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:56
仕方なくこの谷に下っていく
急斜面の谷を無茶して滑り降りた 
2018年02月04日 15:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:59
急斜面の谷を無茶して滑り降りた 
この谷を下っていく
2018年02月04日 15:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 15:59
この谷を下っていく
里山には湧き水はつきもの
2018年02月04日 16:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 16:04
里山には湧き水はつきもの
見当違いの場所に降り立った 狐に化かされた気分
2018年02月04日 16:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 16:08
見当違いの場所に降り立った 狐に化かされた気分
ようやく車道に出る
2018年02月04日 16:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 16:15
ようやく車道に出る
竹橋から下中に通ずる車道
2018年02月04日 16:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 16:15
竹橋から下中に通ずる車道
竹橋地区の端にある倶利伽羅峠三十三観音 無事藪山を楽しめました
2018年02月04日 16:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2/4 16:21
竹橋地区の端にある倶利伽羅峠三十三観音 無事藪山を楽しめました
撮影機器:

装備

個人装備
かんじき 携帯鋸 ストック

感想

 いまから45年前、自分たちが小さいころは近所の山が遊び場であった。遠く離れた友達の村に行くにも普通に山道を通ったものだ。当時はいくつものはっきりとした山道があり、よく昆虫を捕まえに行ったり、探検に行ったりした。まだ、村の老人たちが毎日のように山で仕事をして薪(「ばぎ」あるいは「ばんき」と言っていた。)をとっていて、山道で出会うことも多かった。そんな里山も年月が流れ、仕事のために入山する人もなく、また、昔はいなかった熊が出没するようになり、山道は消滅し、山は荒れていった。ここ数年、それらの里山や地形に対しての、昔の村人が使っていた呼び名も消えかかっており、あと数十年で誰も知らなくなると思われる。山道も呼び名も消滅するのはとても残念である。
 今回は地区で一番高い大塚(オヅカ)の三角点を目指そうと考えた。25、000分の1の地図にはその三角点まで道が点線で続いてはいるが、現在はまったく踏み跡さえわからない藪山となっている。ここに向かうのは15年ぶりである。
 まずは自宅からかんじきをつけて三昧場跡から山に入る。三昧場とは地区の昭和40年代頃までの火葬場(ただし野焼き)である。地区では「さんまい」と言っていって、子どものころは怖い場所のひとつであった。竹で荒れているが、凹状の古道ははっきりしている。ここからムジナ窪を経由して杉田に向かう。ここまでは藪木も多いが、凹状の古道はなんとか分かる。登りきったところからやや開けたところを下っていくと、湿地に出る。左手奥を見ると数本の大きな杉の木があり、その先には湿地がある。ここも昔はたんぼだったらしい。この目立つスギの木からきたのか、このあたりの山は杉田(スギタ)と呼ばれている。昔、山崎さん(屋号−ナカデ)の柿木があった所だそうだ。ここからはまったく径形も不明で、里山といっても地形も複雑な藪山である。時々、GPSで位置を確認しながら藪木を分け入って進む。窪地に立派な目印のようなスギの木があり、ここから右手の台地に上がり、藪の斜面を上がると大塚の三角点であった。15年前と違って、三角点の周辺は切り開かれている。ここからは思い込みのせいで、倶利伽羅不動寺鳳凰殿に出るつもりだったが、迷った末、竹橋〜下中線に出てしまった。荒れた里山は侮れない。
 倶利伽羅不動寺鳳凰殿を造成中にいくつかの円墳、前方後円墳、埋蔵品が発見されたが、大塚の三角点も名前からして古墳の可能性があるのではないかと考えているが、今は山深い静かな藪山である。


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