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Yamareco

記録ID: 1377102
全員に公開
山滑走
磐梯・吾妻・安達太良

鉄山(迷い沢コースから1500mまで)

2018年02月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:30
距離
8.3km
登り
644m
下り
637m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:10
合計
5:30
9:13
7
国道115号駐車スペース
9:20
9:20
180
迷い沢渡渉部
12:20
12:30
60
標高1500m地点
13:30
12:30
73
迷い沢渡渉部
13:43
国道115号駐車スペース
トレースなく、踝〜スネのラッセルがずっと続きました。どっちかというとスネくらいが平均でした。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道115号の駐車スペースに駐車。大雪の後でない限りは除雪されていそうです。
コース状況/
危険箇所等
国道115号脇〜仏沢の橋:コース分の幅(3m)くらいは平らな道になっていて歩きやすいです。仏沢の橋には手すりが付いていました。しかし雪がかなり乗っているので、ストックでよく確認して、橋の中間を慎重に渡ったほうが良いと思います。仏沢は高さがあるので、落ちたらやばそうです。。。
仏沢〜迷沢:こちらも登山道程度の幅が平になっており、歩きやすいです。迷沢の渡渉は、スノーブリッジができていれば渡れますが、正直、どの程度持つか年度・時期によるため一概に言えないと思います。今年は雪も多く、気温が低い日も多かったので、問題なさそうでしたが、ストックでそれなりに突いてから、慎重に渡りました。もちろんスノーシュー+テイルで少しでも荷重を分散させてます。
迷沢〜尾根(970mくらい):ここは、登山道?っぽい切り開きがあり?(冬季しか来ないので、本当にあるか不明)そこを斜登高していくと楽だと思います。直登することももちろん可能です。しかし、雪が深いと苦労します。
尾根〜1500m:樹間も広く歩きやすいです。この日はずっと“すね”くらいのラッセルでした。トレースが全くないor雪質が良くないと、スロープ以外は下りも板を外さないと厳しいです。この日は気温上昇の影響で下りは3箇所で板を外しました。
その他周辺情報 奥土湯温泉:川上温泉(大人:600円)
※行くまでの道で離合不可な区間が一部あり。
国道115号の脇から登山道に入ります。目印は115号のおにぎり看板の横です。ちょうど除雪で段が付いており、乗り上げやすくなってます。
2018年02月10日 09:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/10 9:04
国道115号の脇から登山道に入ります。目印は115号のおにぎり看板の横です。ちょうど除雪で段が付いており、乗り上げやすくなってます。
迷い沢コースの入口の脅し?看板。冬季以外は危険なようです。
2018年02月10日 09:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 9:07
迷い沢コースの入口の脅し?看板。冬季以外は危険なようです。
想定していたとは言え、全くのノートレース。この時点で、1500mの急斜面上までを目標にしてスタートします。
2018年02月10日 09:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:08
想定していたとは言え、全くのノートレース。この時点で、1500mの急斜面上までを目標にしてスタートします。
仏沢の橋
雪が多く、トレースもないので、ストックで何度も確認しながらゆっくり通過。
2018年02月10日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:11
仏沢の橋
雪が多く、トレースもないので、ストックで何度も確認しながらゆっくり通過。
迷い沢渡渉部のミニ氷瀑。
2018年02月10日 09:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:18
迷い沢渡渉部のミニ氷瀑。
迷い沢渡渉部のスノーブリッジ。かなり慎重に荷重をかけないように?通過。体重80kgでもとりあえず大丈夫でした(強度を保証するものではありません)
2018年02月10日 09:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:20
迷い沢渡渉部のスノーブリッジ。かなり慎重に荷重をかけないように?通過。体重80kgでもとりあえず大丈夫でした(強度を保証するものではありません)
色の褪せたピンクテープが所々あります。
2018年02月10日 09:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:31
色の褪せたピンクテープが所々あります。
尾根に出ます。ここからは、ゆったりとした登りが続きます。
2018年02月10日 09:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:33
尾根に出ます。ここからは、ゆったりとした登りが続きます。
高森山
2018年02月10日 10:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 10:02
高森山
自分のトレースだけ伸びていきます。
2018年02月10日 10:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 10:02
自分のトレースだけ伸びていきます。
このコースは全体的に疎林で、滑りに向いていますね。雪質が良ければ最高だと思います。
2018年02月10日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 10:08
このコースは全体的に疎林で、滑りに向いていますね。雪質が良ければ最高だと思います。
所々広い広場を通ります。夏は笹で覆われているのでしょうか。
2018年02月10日 10:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 10:12
所々広い広場を通ります。夏は笹で覆われているのでしょうか。
大体この程度のラッセルでした。これでも直近3日くらいは天候が安定していたので降雪直後はスノーシューでは無理だと思います。
2018年02月10日 10:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 10:35
大体この程度のラッセルでした。これでも直近3日くらいは天候が安定していたので降雪直後はスノーシューでは無理だと思います。
太陽の日差しが暑いくらいです。
2018年02月10日 10:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 10:41
太陽の日差しが暑いくらいです。
ある程度登ると、景色も開けれ来て、吾妻連峰が見えてきます。
2018年02月10日 10:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 10:49
ある程度登ると、景色も開けれ来て、吾妻連峰が見えてきます。
磐梯山もバッチリ見えてきました。
2018年02月10日 11:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:04
磐梯山もバッチリ見えてきました。
木からの落雪には要注意です。
2018年02月10日 11:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:32
木からの落雪には要注意です。
1400m付近の好斜面の下に出ました。ここが一番楽しみなところです。ここは、滑る斜面の左での樹林帯から高度を上げます。
2018年02月10日 11:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:47
1400m付近の好斜面の下に出ました。ここが一番楽しみなところです。ここは、滑る斜面の左での樹林帯から高度を上げます。
磐梯山と桧原湖を右手に登ります。
2018年02月10日 11:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 11:49
磐梯山と桧原湖を右手に登ります。
1400mの斜面上からは木がかなり減り、広いオープンバーンとなります。
2018年02月10日 12:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 12:06
1400mの斜面上からは木がかなり減り、広いオープンバーンとなります。
このあたりで、左手に箕輪スキー場の駐車場が見えてきます。
2018年02月10日 12:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:08
このあたりで、左手に箕輪スキー場の駐車場が見えてきます。
中吾妻山〜東吾妻山〜(奥)一切経山〜高山
2018年02月10日 12:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:08
中吾妻山〜東吾妻山〜(奥)一切経山〜高山
磐梯山もずっと見えています。
2018年02月10日 12:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 12:08
磐梯山もずっと見えています。
桧原湖アップ
2018年02月10日 12:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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桧原湖アップ
2018年02月10日 12:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:08
鹿?
人間はいない世界です。
2018年02月10日 12:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:10
鹿?
人間はいない世界です。
ここも楽しみな斜面です。
2018年02月10日 12:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:18
ここも楽しみな斜面です。
1500m手前から少しずつ斜面が固くなっていきました。
これなら頑張れば鉄山まで行けたかもしれません。
しかし元々頂上まで行く予定はなかったので、この日はここまでにしました。
2018年02月10日 12:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:22
1500m手前から少しずつ斜面が固くなっていきました。
これなら頑張れば鉄山まで行けたかもしれません。
しかし元々頂上まで行く予定はなかったので、この日はここまでにしました。
立派な樹氷。
2018年02月10日 12:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:23
立派な樹氷。
樹氷の森。
2018年02月10日 12:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:24
樹氷の森。
1500m地点から登ってきた方へ。
2018年02月10日 12:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:25
1500m地点から登ってきた方へ。
暑すぎて、冷たい飲み物をがぶ飲み!
2018年02月10日 12:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:26
暑すぎて、冷たい飲み物をがぶ飲み!
奥の奥に鉄山が。
2018年02月10日 12:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:29
奥の奥に鉄山が。
風もない穏やかな中、オープンバーンを滑走するのは気持ち良いです。
2018年02月10日 12:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 12:37
風もない穏やかな中、オープンバーンを滑走するのは気持ち良いです。
磐梯山を見ながら、好斜面を一気に落とします。
2018年02月10日 12:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:39
磐梯山を見ながら、好斜面を一気に落とします。
本当はこの右手の木の右側に滑り降りたかったのですが、トレースのある反対側に降りてしまいました。でも良い斜面でした。
2018年02月10日 12:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 12:40
本当はこの右手の木の右側に滑り降りたかったのですが、トレースのある反対側に降りてしまいました。でも良い斜面でした。
あとはスノーシューのトレースを一気に降りていきます…と言いたいところですが、気温上昇の影響で雪が湿ってきて、苦戦します。
2018年02月10日 13:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 13:07
あとはスノーシューのトレースを一気に降りていきます…と言いたいところですが、気温上昇の影響で雪が湿ってきて、苦戦します。
気温が上がって若干不安でしたが、スノーシューに戻し、迷い沢を渡ります。最悪落ちても、ゴールは近いので少し気が楽です。
2018年02月10日 13:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 13:22
気温が上がって若干不安でしたが、スノーシューに戻し、迷い沢を渡ります。最悪落ちても、ゴールは近いので少し気が楽です。
定点のミニ氷瀑を反対側から。
2018年02月10日 13:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 13:23
定点のミニ氷瀑を反対側から。
あとは戻るだけです。
2018年02月10日 13:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 13:24
あとは戻るだけです。
最後のターニングポイント。慎重に通過しました。
2018年02月10日 13:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 13:28
最後のターニングポイント。慎重に通過しました。
登山口に戻ってきました。
2018年02月10日 13:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 13:33
登山口に戻ってきました。
この日は最後まで天気が良かったです。
2018年02月10日 13:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 13:50
この日は最後まで天気が良かったです。

装備

個人装備
ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ スノーシュー

感想

この日は、福島県会津〜中通り付近はまずまずの天候の予報(てんくら)であったものの、昼過ぎから雲が広がってきそうな雰囲気であったので、サクッといけそうな、猫魔スキー場〜ラビスパのコースに行くつもりでしたが、バスの時間を甘くみていて、大峠道路で行けば良いものの、東北中央道〜フルーツライン〜土湯バイパスで行こうとしたところ、思った以上に距離があり、間に合いそうになかったので、急遽迷い沢コースから鉄山へ行くことにしました。
ただ、このコースは基本は箕輪スキー場のAリフト終点から箕輪山を巻いて、鉄山避難小屋経由で上から滑ってくるのが一般的なコースであり、下からいくと、標高差もある程度ある上、距離も結構長いため、正直トレースがないとピークに行くのは難しいと考え、状況を見て、途中の良い斜面の上までハイクして滑ろうと思いスタートしました。
国道115号の駐車スペースには車は1台も停まっておらず、どうも厳しそうだと思い、国道から登山口へ乗り上げましたが、想像通りトレースは全くなく、その上、最近雪も降ってなさそうであったのにも関わらず、さらっと新雪が乗っており、この時点で1500mくらいまで行ければ十分と思いスタートしました。
天気は良いので気持ちよく歩けますが、それでも新雪をずっとスノーシューで行くのはなかなかキツく、最初の尾根に乗り上げるまでは結構体力を使いました。
ただ、迷い沢のスノーブリッジも安定してそうな雰囲気で、そこは安心できました。
登っている最中も曇ることなく、ずっと日が出ている状況で、下りが心配になる雪の腐り方でしたが、景色はよく、山を楽しめた1日でした。
予定通り?1500m地点まで歩き、そこから好斜面にドロップ。上部は雪質も良く最高の滑走になりました。
しかし、1200m付近から腐った雪に足を取られ始め、トレースに沿って滑りますが、いかんせんスノーシュー1人分のトレースは踏み締めが十分でないようで、3Dボードでも安定したスピードが出ず、苦労しました。
しかし、吾妻連峰〜磐梯山がよく見え、樹間も広いこの迷い沢コースは天気さえ良ければ気持ちよくいけるコースだと改めて思いました。

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