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Yamareco

記録ID: 1378165
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県笠岡市&寄島町 青佐(おおさ)山&瀬戸内海の多島美

2018年02月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:02
距離
6.8km
登り
343m
下り
328m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
0:28
合計
2:58
8:44
20
青佐鼻海岸観光駐車場
9:04
9:05
28
荒神社
9:33
9:50
13
10:03
10:03
12
枝城跡
10:15
10:19
3
妙見社
10:22
10:22
9
六字名号碑(青佐山北登山口)
10:31
10:31
44
青佐山西登山口
11:15
11:20
10
青佐鼻海岸堤防
11:30
11:31
11
青佐山御台場展望台
11:42
青佐鼻海岸観光駐車場
青佐(おおさ)山城跡などの史跡&瀬戸内海の絶景を楽しむコース
歩行距離7km、歩行時間2時間30分、歩行数11,500歩、消費カロリー1,050Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青佐山の東麓にある青佐鼻(おおさばな)海岸の観光駐車場<写真01>に自動車を停めました。20台程駐車できます。
コース状況/
危険箇所等
 荒神社<写真04>から青佐(おおさ)山頂上<写真05〜08>を経て妙見社<写真11>までは登山道、それ以外はアスファルトやコンクリート道です。荒神社<写真04>へのコンクリート道はコケが生えており、滑り止めの溝があるものの、下りでは絶対に滑るだろうと思うほど急です。今回唯一の危険個所?
 荒神社<写真04>から青佐(おおさ)山頂上<写真05〜08>までの青佐山東登山道は、落ち葉が積もった崩れやすい黒土で急ですが、木を掴みながら歩けばなんとかなります。青佐山頂上周辺はササが茂り、薄い踏み跡が交錯して道がわかりにくくなっています。
 青佐(おおさ)山頂上<写真05〜08>から六字名号碑<写真14>までの北登山道は、頂上からいったん東北東に進みます。標高225m辺りに黄色いビニールテープがあり、そこから左右(南北)に延びている細道に入りました。枝城跡<写真10>から北はツツジが茂って細枝をかき分けなければ歩けないところがあります。道が怪しくなってきたら東側に道を探せばいいようです。
 
 荒神社<写真04>から青佐(おおさ)山頂上<写真05〜08>までの青佐山東登山道は、落ち葉が積もった崩れやすく急な黒土の道です。青佐山頂上周辺はササが茂ってわかりにくくなっています。
 荒神社<写真04>の北に細い踏み跡があり、すぐに赤テープのある道に入ります。木の間の細道は次第に急になり、木を掴まなければ登れないところがありました。雨上がりは特に崩れやすい黒土の上に落ち葉が積もった道が標高240m辺りまで続きます。
 標高225m辺りに黄色いビニールテープがあり、そこから左右(南北)に細道が延びていました。往路は無視して鳥居&稲荷宮<写真05>まで木の間を適当に歩きましたが、細道に入っていったん南下したほうが頂上への近道だったかもしれません。
 標高240m辺りからは高さ20〜50cmのササが茂っていますが、足元は見えます。頂上周辺はササの間に薄い踏み跡が交錯しており、かえってわかりにくいです。 
 
 青佐(おおさ)山頂上<写真05〜08>から六字名号碑<写真14>までの北登山道は、道が怪しくなってきたら東に寄ると道が見つかります。
 青佐(おおさ)山頂上<写真05〜08>からいったん引き返しましたが、ササでよくわからずほぼ東に下って少し北上し、往路で見た標高225m辺りの黄色いビニールテープを探しました。そこからは北西に延びる細道に入りました。道の右側には滑落防止なのかトラロープが張られています。途中から青いビニールテープがありました。
 枝城跡<写真10>を過ぎると地籍調査のピンク色のテープを辿って下りました。途中からツツジが茂って細枝をかき分けないと歩けなくなりましたが、足元にはピンク色のテープが落ちていたので我慢してそのまま進みました。標高160m辺りで北東に進むと、標高150m辺りで道に合流しました。南を振り返ると数m向こうに「注意」と書かれたプレートがぶら下がっていました。道が怪しくなってきたらすぐに東側に道を探したほうがよさそうです。
 青いビニールテープがある道をさらに北上し、途中で道からそれて東へ向かう細い踏み跡を上るとすぐに妙見社<写真11>がありました。ここからも南に延びる道があったので、この周辺の地形図の破線の道は2本とも整備されているのだろうと思います。妙見社<写真11>からはすぐにコンクリートの道になりました。
その他周辺情報  寄島(よりしま)といえば、アッケシソウと牡蠣(かき)が有名です。
 アッケシソウは波が直接当たることの少ない海岸の入り江などにできる塩湿地という特殊な環境に育成する塩性植物で、寄島干拓地は本州唯一の自生地といわれ、10月中旬頃には一面に紅葉した景色が見られます。今回利用した青佐鼻海岸観光駐車場から堤防沿いに約200m歩いた所から自生地が順次出てきます。2017年10月23日は山行後に立ち寄り、紅葉しはじめたアッケシソウ越しに青佐(おおさ)山を撮りました。
 例年、2月第1日曜日(今年は2月4日)に島町漁業協同組合市場内で「よりしまかき祭り」が行われます。寄島の牡蠣殻付き小3kgが1000円で販売されるなど、牡蠣好きにはたまらないイベントです。
01青佐鼻海岸観光駐車場
        より青佐山
青佐鼻(おおさばな)海岸観光駐車場は海水浴シーズンや10月中旬のアッケシソウが紅葉する頃は賑わいますが、冬場は閑散としており、青佐山に近いこともあり、ここを出発点としました。
01青佐鼻海岸観光駐車場
        より青佐山
青佐鼻(おおさばな)海岸観光駐車場は海水浴シーズンや10月中旬のアッケシソウが紅葉する頃は賑わいますが、冬場は閑散としており、青佐山に近いこともあり、ここを出発点としました。
02青佐八幡神社鳥居越しに
          青佐山
永禄2年(1559年)に細川道董が青佐山城主となり、三郎島<写真29>の八幡神社を本土に遷宮したと伝えられていますが、現在はこの北北東にある大浦神社の境外属社とされています。
02青佐八幡神社鳥居越しに
          青佐山
永禄2年(1559年)に細川道董が青佐山城主となり、三郎島<写真29>の八幡神社を本土に遷宮したと伝えられていますが、現在はこの北北東にある大浦神社の境外属社とされています。
03青佐八幡神社拝殿&本殿
鳥居<写真02>から階段を上った所に拝殿と本殿がありました。左にある「一金仟二百円」の文字を刻んだ石碑が気になります。
03青佐八幡神社拝殿&本殿
鳥居<写真02>から階段を上った所に拝殿と本殿がありました。左にある「一金仟二百円」の文字を刻んだ石碑が気になります。
04荒神社ミニ祠
青佐(おおさ)山の北東尾根を標高70m地点まで上がった所に荒神社がありました。コンクリートの社殿?の横に小さな祠がありました。ここが東登山口です。
04荒神社ミニ祠
青佐(おおさ)山の北東尾根を標高70m地点まで上がった所に荒神社がありました。コンクリートの社殿?の横に小さな祠がありました。ここが東登山口です。
05鳥居越しに崩壊した稲荷宮
青佐(おおさ)山頂上に着くと、崩壊した稲荷宮がありました。昔、おこもりさんという占い師を慕って多くの信者が登ってきたといわれています。
05鳥居越しに崩壊した稲荷宮
青佐(おおさ)山頂上に着くと、崩壊した稲荷宮がありました。昔、おこもりさんという占い師を慕って多くの信者が登ってきたといわれています。
06青佐山城址説明板
「天文10年(1541)大内義隆が築造」と明記されていました。大内義隆はフランシスコ・ザビエルに布教の許可を与えた武将として知られています。
06青佐山城址説明板
「天文10年(1541)大内義隆が築造」と明記されていました。大内義隆はフランシスコ・ザビエルに布教の許可を与えた武将として知られています。
07青佐山頂上より鉢山
青佐山頂上より北を望むと、標高242.5mの鉢山(はちやま)が見えました。この山もミニ富士山のようで存在感があります。
07青佐山頂上より鉢山
青佐山頂上より北を望むと、標高242.5mの鉢山(はちやま)が見えました。この山もミニ富士山のようで存在感があります。
08青佐山頂上三角点
標高249.2mの青佐山頂上三角点です。石標の方はササで隠れていたので、少し探しました。ここから動画も撮りました。
08青佐山頂上三角点
標高249.2mの青佐山頂上三角点です。石標の方はササで隠れていたので、少し探しました。ここから動画も撮りました。
09ドンドン岩
岩の下に謎の空洞があるそうです。宝物や武具の隠し場所、あるいは城の抜け穴…謎を秘めた岩です。
09ドンドン岩
岩の下に謎の空洞があるそうです。宝物や武具の隠し場所、あるいは城の抜け穴…謎を秘めた岩です。
10枝城跡?
青佐山城の出城跡です。どこからどこまでが城の敷地かは分かりませんが、この辺り一帯のようです。
10枝城跡?
青佐山城の出城跡です。どこからどこまでが城の敷地かは分かりませんが、この辺り一帯のようです。
11妙見社
磐座(いわくら)のような巨石の上に小さな祠が設置されていました。武運息災祈願の神、妙見菩薩が祀られているようです。
11妙見社
磐座(いわくら)のような巨石の上に小さな祠が設置されていました。武運息災祈願の神、妙見菩薩が祀られているようです。
12妙見社より青佐山
妙見社より南を振り返ると、先ほど登頂した青佐(おおさ)山<写真05〜08>が見えました。山城へのルートはここを通っていたのでしょう。
12妙見社より青佐山
妙見社より南を振り返ると、先ほど登頂した青佐(おおさ)山<写真05〜08>が見えました。山城へのルートはここを通っていたのでしょう。
13妙見社より寄島&三郎島
妙見社より東方面を望むと、寄島(よりしま)とその右側に小さく三郎島(三つ山)が見えました。手前の干拓地では10月中旬にアッケシソウの紅葉が見られます。
13妙見社より寄島&三郎島
妙見社より東方面を望むと、寄島(よりしま)とその右側に小さく三郎島(三つ山)が見えました。手前の干拓地では10月中旬にアッケシソウの紅葉が見られます。
14六字名号碑越しに鉢山
表に「南無阿弥陀仏」の文字と仏が彫られた六字名号(ろくじみょうごう)碑が立っている所が青佐山北登山口です。裏側から北方面を望むと針山(はちやま)が見えました。
14六字名号碑越しに鉢山
表に「南無阿弥陀仏」の文字と仏が彫られた六字名号(ろくじみょうごう)碑が立っている所が青佐山北登山口です。裏側から北方面を望むと針山(はちやま)が見えました。
15青佐山西登山口
青佐(おおさ)山<写真05〜08>の西の麓にあります。ここからのルートがもっともポピュラーで登りやすいかもしれません。
15青佐山西登山口
青佐(おおさ)山<写真05〜08>の西の麓にあります。ここからのルートがもっともポピュラーで登りやすいかもしれません。
16ニホンズイセン
青佐鼻(おおさばな)海岸近くまで来ると、道沿いにいくつかニホンズイセンが咲いているのが見られました。
16ニホンズイセン
青佐鼻(おおさばな)海岸近くまで来ると、道沿いにいくつかニホンズイセンが咲いているのが見られました。
17青佐鼻西より御嶽山
青佐鼻(おおさばな)西にある堤防越しに西方面に御嶽山(みたけさん)が見えました。昨年の10月23日に登りました。
17青佐鼻西より御嶽山
青佐鼻(おおさばな)西にある堤防越しに西方面に御嶽山(みたけさん)が見えました。昨年の10月23日に登りました。
18青佐鼻西より
     高島&小高島
西南西方面に笠岡諸島の高島(右)と小高島が見えました。高島は古事記に記されている神武天皇東征の際の高島行宮(あんぐう)が置かれた島、という説もあります。
18青佐鼻西より
     高島&小高島
西南西方面に笠岡諸島の高島(右)と小高島が見えました。高島は古事記に記されている神武天皇東征の際の高島行宮(あんぐう)が置かれた島、という説もあります。
19青佐鼻西より白石島
南西方面に笠岡諸島の白石島(しらいしじま)が見えました。お盆に行われる国指定重要無形民俗文化財の白石踊は源平水島合戦の戦死者の霊を弔うために始まったと伝えられています。
19青佐鼻西より白石島
南西方面に笠岡諸島の白石島(しらいしじま)が見えました。お盆に行われる国指定重要無形民俗文化財の白石踊は源平水島合戦の戦死者の霊を弔うために始まったと伝えられています。
20青佐鼻西より北木島
南南西方面に笠岡諸島の北木島(きたきじま)が見えました。良質の花崗岩(北木石)は、大坂城の石垣や明治神宮神宮橋、靖国神社の大鳥居などに使用された名石です。
20青佐鼻西より北木島
南南西方面に笠岡諸島の北木島(きたきじま)が見えました。良質の花崗岩(北木石)は、大坂城の石垣や明治神宮神宮橋、靖国神社の大鳥居などに使用された名石です。
21ホシハジロ
青佐鼻海岸沖でホシハジロが集団で昼寝をしていました。
21ホシハジロ
青佐鼻海岸沖でホシハジロが集団で昼寝をしていました。
22飛び立つヒドリガモつがい
ヒドリガモのつがいがこちらに気づいて飛び立ちました。右がオスで左がメスです。
22飛び立つヒドリガモつがい
ヒドリガモのつがいがこちらに気づいて飛び立ちました。右がオスで左がメスです。
23失速するヒドリガモつがい
突然、飛ぶスピードが落ち、海に着水しようとしています。
23失速するヒドリガモつがい
突然、飛ぶスピードが落ち、海に着水しようとしています。
24着水するヒドリガモつがい
メスが先に着水し、続いてオスが着水に成功しました。仲睦まじい姿を見て、ほっこりとしました。動画も撮りました。
24着水するヒドリガモつがい
メスが先に着水し、続いてオスが着水に成功しました。仲睦まじい姿を見て、ほっこりとしました。動画も撮りました。
25青佐鼻海岸堤防飛び立つ
         カルガモ
青佐鼻海岸堤防を沖の方に歩いていくと、突然、カルガモが次々と飛び立っていきました。動画も撮りました。
25青佐鼻海岸堤防飛び立つ
         カルガモ
青佐鼻海岸堤防を沖の方に歩いていくと、突然、カルガモが次々と飛び立っていきました。動画も撮りました。
26青佐鼻海岸堤防飛び立つ
  カルガモ&オナガガモ♂
よく見ると、カルガモに加えてオナガガモのオス、さらに奥にはヒドリガモ<写真22>もいました。日光浴の邪魔をしてごめんなさい(*_*;
26青佐鼻海岸堤防飛び立つ
  カルガモ&オナガガモ♂
よく見ると、カルガモに加えてオナガガモのオス、さらに奥にはヒドリガモ<写真22>もいました。日光浴の邪魔をしてごめんなさい(*_*;
27青佐鼻海岸堤防より寄島
干拓によって陸続きとなった寄島(よりしま)ですが、堤防から見ると、島に見えます。左の81m峰が「東の展望園地」、右の69m峰が「西の展望園地」です。
27青佐鼻海岸堤防より寄島
干拓によって陸続きとなった寄島(よりしま)ですが、堤防から見ると、島に見えます。左の81m峰が「東の展望園地」、右の69m峰が「西の展望園地」です。
28青佐鼻海岸堤防より
      寄島&三郎島
寄島の南(右側)に見えている小さな3つの島が三郎島(三つ山)です。
28青佐鼻海岸堤防より
      寄島&三郎島
寄島の南(右側)に見えている小さな3つの島が三郎島(三つ山)です。
29青佐鼻海岸堤防より三郎島
三郎島<写真28>をズームしてみました。粗粒花崗岩から成る三つの島が相互に約6mの間隔をおいて規則正しく並び、干潮時には寄島と陸続きになります。
29青佐鼻海岸堤防より三郎島
三郎島<写真28>をズームしてみました。粗粒花崗岩から成る三つの島が相互に約6mの間隔をおいて規則正しく並び、干潮時には寄島と陸続きになります。
30青佐鼻海岸堤防より
        瀬戸大橋
南東方面を望むと、岡山県倉敷市児島と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋が見えました。平成29年には、日本の20世紀遺産20選に選ばれました。
30青佐鼻海岸堤防より
        瀬戸大橋
南東方面を望むと、岡山県倉敷市児島と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋が見えました。平成29年には、日本の20世紀遺産20選に選ばれました。
31青佐鼻海岸堤防より
    高見島&飛ぶカモ
南方面を望むと、香川県仲多度(なかたど)郡の高見島が見えました。島の北をカモが飛翔していました。
31青佐鼻海岸堤防より
    高見島&飛ぶカモ
南方面を望むと、香川県仲多度(なかたど)郡の高見島が見えました。島の北をカモが飛翔していました。
32青佐鼻海岸堤防より
       真鍋島&船
南南西方面を望むと、笠岡諸島の真鍋島が見えました。港には石積みの堤防があり、のどかな漁村の佇まいを残している島として岡山県がふるさと村に指定しており、瀬戸内少年野球団など映画のロケ地にもなりました。
32青佐鼻海岸堤防より
       真鍋島&船
南南西方面を望むと、笠岡諸島の真鍋島が見えました。港には石積みの堤防があり、のどかな漁村の佇まいを残している島として岡山県がふるさと村に指定しており、瀬戸内少年野球団など映画のロケ地にもなりました。
33青佐鼻海岸堤防より神島
西南西を望むと神島(こうのしま)が見えました。かつては笠岡諸島に属していた島でしたが、現在は本州と陸続きになっています。
33青佐鼻海岸堤防より神島
西南西を望むと神島(こうのしま)が見えました。かつては笠岡諸島に属していた島でしたが、現在は本州と陸続きになっています。
34青佐鼻海岸堤防より
     青佐鼻(米山)
青佐山<写真05〜08>を南南東に下り切った所に、青佐鼻(おおさばな)といわれる半島があり、米山(こめやま)とも呼ばれています。
34青佐鼻海岸堤防より
     青佐鼻(米山)
青佐山<写真05〜08>を南南東に下り切った所に、青佐鼻(おおさばな)といわれる半島があり、米山(こめやま)とも呼ばれています。
35青佐鼻海岸堤防より青佐山
青佐鼻海岸堤防の先端から、青佐(おおさ)山<写真05〜08>を望みました。寄島富士と呼ばれるのもうなずけます。
35青佐鼻海岸堤防より青佐山
青佐鼻海岸堤防の先端から、青佐(おおさ)山<写真05〜08>を望みました。寄島富士と呼ばれるのもうなずけます。
36青佐山御台場展望台より
          寄島
幕末に海防のため鴨方藩が青佐山の東中腹に砲台を築きました。この展望台から桜の枝越しに寄島や瀬戸内海の島々が一望できました。
36青佐山御台場展望台より
          寄島
幕末に海防のため鴨方藩が青佐山の東中腹に砲台を築きました。この展望台から桜の枝越しに寄島や瀬戸内海の島々が一望できました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 岡山県笠岡市と浅口市寄島町の境にある青佐(おおさ)山を訪問しました。標高250mにも満たない 低山ながら、その山容は“寄島(よりしま)富士”と呼ばれるほど、存在感があります。
 この時期は登山者が誰もいないことをいいことに、山城などの史跡、青佐山および麓からの瀬戸内海の絶景、 天然の釣り場(寄島漁港)に憩う水鳥たちのバードウォッチングなど、この地域における魅力を独り占めした気分でした。

 人がほとんど入らない山を登る時は、途中で道がなくなり、ヤブコギを強いられることを念頭に置き、比較的緩やかな尾根のアプローチを試みることにしています。
 今回は青佐山の北東尾根からアプローチをしました。地形図上では標高70m以上から上は道がついていませんでした。テープがあり木の間をかき分けなくても歩けますが、特に標高200m前後は急傾斜で、土も柔らかく、ややハードな登りでした。北登山口<写真14>か西登山口<写真15>からのほうが整備されており無難なようです。西登山道は青佐(おおさ)山城跡の遺構を確かめながら登れるので、機会があれば今度はそちらからアプローチしてみたいと思います。




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