雪中の箱根外輪山ヘロヘロ縦走 〜乙女峠〜金時山〜明神ヶ岳〜宮城野
- GPS
- 07:11
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 994m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
えーと久々箱根に行ってきました。
“体力なし”“技術なし”“装備貧弱”なへたれハイカーのアタイは、例年どおりならこの時期は雪を避けて東京近郊の低山エリアをウロウロしているハズですが、本年は1月末の大雪のおかげで、どこもかしも雪だらけのもよう。箱根にもたんまりと雪があるのは事前の調べでわかってはいましたが…まぁどこに行っても雪があるなら仕方なしってことで、久々に出かけた次第です。
チョイスしたのは、乙女峠から箱根外輪山の東側を縦走するコースです。結構な長丁場で、たとえ雪がなくても、まだまだ日の短いこの時期にへたれハイカーのアタシがクリアできるか怪しい気がしましたが…とにもかくにも新宿から高速バスに乗り、乙女峠バス停に降り立ちました。
乙女峠登山口から乙女峠〜金時山にかけては全面的に雪道。ですが、トレース…というよりはもうかなり踏み固められてました。すれ違うハイカーの多くは防滑装備は着けていませんでしたが、へたれハイカーのアタシは、長尾山からの下りでチェーンスパイクを着けました…最初から装着していてもよかったかなーとも思います。
金時山の山頂直下は急な下り。チェーンスパイクは装着したママでしたが、日当たりのよい箇所は雪がなくなってたりしました。その分ドロドロでしたけど(^_^;)
矢倉沢峠から先は背の高いハコネダケの中を縫うように登って行きます…ここがつらかった(T_T)
傾斜はさほどではないのですが、積もった雪の量が多く…といいますか、金時山周辺に比べてハイカーが少ないのでしょうか、あまり踏まれていない感じ。そんな中をザクザクと進んで行くのですが、とにかく長い。歩いても歩いてもハコネダケの中に道が延々と続いておりますので、精神的にコタエマシタorz
昼食をとれそうなスペースもなく、雪を踏みしめ踏みしめヒーヒーと進んで行くと、火打石山の手前でどうにか腰を下ろせそうな場所がありまして、なんとかそこで昼食。
昼食後、火打石山を巻いて通過すると、道の様子が変わります。
道が南側に面したためか雪が減りまして、少し歩きやすくなります。
それでも明神ヶ岳ははるか先で、ココロは完全に折れてましたが、矢倉沢峠から明神ヶ岳まではエスケープ路もないので進むしかありません(T_T)
明神ヶ岳手前はまるで森林限界を突破したかのような開けた尾根道でした。今まで進んできた金時山からの稜線はもとより、丹沢方面や道志方面、あまりさだかではなかったですが奥秩父方面なども見えてた気がします。ここからの眺めがこの日イチバンよかったかなぁ。
そんなこんなでようやくたどり着いた明神ヶ岳でしたが…山頂スペースは広く、眺望もよろしい感じではあったものの、風が強く、路面は大泥濘地帯と化していましたので、ゆっくりする気にもならずに早々と退散したのでしたorz
明神ヶ岳を後にして、鞍部にたどり着いたのが15時過ぎ。当初の目算では明星ヶ岳まで行きたかったところですが、現地の道標では鞍部から明星ヶ岳まで50分で、宮城野まで110分とのこと…このヘロヘロの状況ではかなりキビシイ(>_<)
それに、この現地の道標の時間ってかなり早いですよ! 雪があるとはいえ実際の経過時間は道標の1.5倍〜2倍くらいかかりましたから ( ̄‥ ̄)=3
ってなわけで鞍部から下山しまして、道標には40分とありましたが1時間ほどかかって宮城野に到着したのでした。
その後は箱根登山鉄道に乗ったことがないので、県道723号線を歩いて強羅の駅まで行ったのですが…かなりの傾斜で大変でした。この日イチバンキツイ上りだったかもorz おとなしくバスにすればよかった。
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