記録ID: 1384614
全員に公開
ハイキング
中国
岡山市北区 西山〜坊主山 室町〜江戸時代史跡を巡るプチ迷路
2018年02月19日(月) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:59
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 415m
- 下り
- 415m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:55
9:25
15分
スタート地点（駐車スペース）
9:40
9:42
7分
西山頂上三角点
9:49
9:49
12分
西山西小ピーク
10:01
10:01
11分
常夜燈＆題目石
10:12
10:15
33分
天津神社
10:48
10:52
28分
展望所
11:20
11:21
9分
天満宮
11:30
11:32
6分
八畳岩
11:38
11:38
8分
十二本木大権現
11:46
11:47
29分
小女郎池
12:40
12:43
17分
白山神社
13:00
13:01
19分
若宮八幡宮
13:20
ゴール地点（駐車スペース）
室町から江戸時代の史跡＆迷路のような鉄塔巡視路を楽しむコース
歩行距離7km、歩行時間3時間30分、歩行数13,300歩、消費カロリー1,200Kcal
歩行距離7km、歩行時間3時間30分、歩行数13,300歩、消費カロリー1,200Kcal
| 天候 | 薄曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体的には鉄塔巡視路やアスファルト道で歩きやすいのですが、不要なヤブコギが何ヶ所かあり、「急がば回れ」を痛感しました。西山頂上三角点＜写真02＞の東の送電線から外れた辺り、西山頂上三角点＜写真02＞の南の池？から東の標高45m辺りの送電線（鉄塔あり）まで、小女郎池＜写真21＞から坊主山＜写真22、23＞の西尾根標高100m辺りまではヤブコギです。 駐車スペース＜写真01＞から西山頂上三角点＜写真02＞までは、地形図の送電線沿いに鉄塔巡視路があるようです。外れたら引き返し道標を探したほうがいいかもしれません。 地形図の実線の道の西端で砂利道が左右に分かれたので、右（北）側を選び果樹園の端を歩きました。標高90m手前で前方がヤブに見えたので南下して果樹園に突っ込むと、標高90mでヤブコギになり、木の枝をかき分けイバラに引っかかりながら北西に進みました。すると、標高90mの送電線を過ぎた辺りで不意に東西に延びる鉄塔巡視路に合流しました。そこからは高さ40cm程のササがまばらに生えた歩きやすい細道でした。 北側の道を選んだのが間違いだったのか、南下して果樹園に突っ込んだのがいけなかったのかは定かではありません。帰宅後調べてみると、とにかく、果樹園の中に鉄塔巡視路の道標があるようです。 西山頂上三角点＜写真02＞から常夜燈＆題目石＜写真06＞までは、整備された細道です。 最初は高さ40cm程のササがまばらに生えた落ち葉道でした。西山西小ピーク＜写真04＞を過ぎると落ち葉で滑りやすい下り道で、最後は墓地のコンクリート道からアスファルト道に下りました。道標がないので入口はわかりにくいかもしれません。 天津神社＜写真07、08＞から東に進み標高45m辺りの送電線（鉄塔あり）までは、最初を除きヤブコギです。ヤブコギ区間の少し北にある地形図の破線の道に入っておけばよかったようです。 神社の石段を下りて土道を東方面に進み、標高35m辺りの池？までは普通に歩けました。そこからは高さ1m足らずのササをかき分けて3,4m程進んだ後、北東方向に道を探しては引き返しました。 地形図の実線の道の終点は多少開けており、少し南下した後、東にある鉄塔に向かってヤブコギを開始しました。まばらにイバラが生えた「イバラスラローム」はどこを歩いてもイバラに引っかかりましたが、それ以外はあまり障害物がありませんでした。標高45m辺りの送電線まで来ると鉄塔があり、そこからは地形図の実線の土道で、すぐに太線のアスファルト道に合流しました。天津神社＜写真07、08＞からここまで20分かかりました。 展望所＜写真10〜12＞から十二本木大権現＜写真19＞までは鉄塔巡視路です。分岐が多く、鉄塔の番号を知らなければどこに向かっているのかわかりにくいことがあります。 駐車スペース＜写真01＞の南にあるアスファルト道から鉄塔巡視路に入り、鉄塔を過ぎて細道を辿ると展望所＜写真10〜12＞です。北東に回り込んで鉄塔巡視路に合流するヤブ気味の踏み跡がありますが、おとなしく鉄塔まで引き返し、東北東に延びる鉄塔巡視路に入りました。 古い墓地2＜写真13＞のすぐ東に南北に延びる道がありました。東に向かう地形図の実線の道よりもはっきりしていたので、地形図にはない北に向かう道に入りました。竹林の間の細道は標高60m辺りで二手に分かれ、右側の道を北上するとほどなく地形図の実線の道に合流しました。合流地点には鉄塔巡視路の道標があり、鉄塔No55方向に進みました。 地形図の実線の道を少し進むと、標高70m辺りにまた鉄塔巡視路の分岐がありました。ここで鉄塔No55方向に北上する地形図の破線の道に入ると、八畳岩＜写真16〜18＞を経由せずに十二本木大権現＜写真19＞に行けたようです。しかし、鉄塔No54方向に向かったため、地形図にはない細道を緩やかに下って天満宮＜写真14＞に出ました。この北東に目指す八畳岩＜写真16〜18＞があることは知っていたので、赤いビニールテープがある土の細道に入るとほっとしました。 八畳岩＜写真16〜18＞から十二本木大権現＜写真19＞までは木の間の歩きやすい細道でした。 十二本木大権現＜写真19＞から白山神社＜写真25〜27＞までは、小女郎池＜写真21＞から坊主山＜写真22、23＞の西尾根標高100m辺りまでヤブコギでした。坊主山西尾根のもう少し南に道があった可能性があります。また、池の東側の地形図の実線の道に入っておけば、下山に利用したコースに入れたようです。 十二本木大権現＜写真19＞から小女郎池＜写真21＞までは、木の間の細道で赤いビニールテープがあります。一部落ち葉で滑りやすくなっていますが、木を掴めるので問題ありません。 小女郎池＜写真21＞の東側に道が見えていましたが、高さ40cm程のササが生えた池のほとりからさらに北上しました。すぐに林に突っ込み、たまにイバラに引っかかりながら木の間をぬうように進みました。 坊主山＜写真22、23＞の西尾根標高60m辺りで植物のない開けた所に出ました。砕石場の南端のすぐ上だったようです。北側は土の崖状なので、注意しながら東に進むと途中から枯れ草を少しかき分けながら歩くようになりました。標高75m辺りでイバラやつる性植物がひどくなり、わずかに北寄りに進むと林の中で少しマシになりました。ここで南寄りに行けば道があったのかもしれません。 たまにイバラに引っかかりながら標高100m辺りまで来ると、急に周辺が少し開け、前方2,3mにピンク色のテープが見えました。そこからは木の間の細道で、白く太いビニール紐がたくさんありました。この道はヤブコギしてきたルートの少し南に並行していたのかもしれません。 坊主山頂上＜写真22、23＞からはピンク色のテープを辿って木の間を歩こうとしましたが、もう少し東に道がありました。落ち葉でズルズル滑りながら下ると、標高85m辺りにあった鉄塔がNo54だったようです。標高30m辺りで落ち葉はなくなり、畑らしき脇を抜けると白山神社＜写真25〜27＞北のアスファルト道に出ました。 |
| その他周辺情報 | 近くにある「ステーキハンバーグ＆サラダバー けん 岡山京山店」でCP抜群のランチ＜写真35、36＞をとりました。 |
写真
01成田山西南院北の電波塔＆駐車スペース
成田山西南院よりカーナビに従って進むと、なぜかオフロードに入ってしまいました。アスファルト道を逸れずに進むと、電波塔前に駐車スペースがあります。
01成田山西南院北の
電波塔＆駐車スペース
成田山西南院よりカーナビに従って進むと、なぜかオフロードに入ってしまいました。アスファルト道を逸れずに進むと、電波塔前に駐車スペースがあります。
電波塔＆駐車スペース
成田山西南院よりカーナビに従って進むと、なぜかオフロードに入ってしまいました。アスファルト道を逸れずに進むと、電波塔前に駐車スペースがあります。
02西山頂上三角点地形図上には名前がありません。標高95.3mの三角点（点名：楢山）が設置されていました。この辺りを楢津（ならづ）山と呼ぶ人もいるようです。
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02西山頂上三角点
地形図上には名前がありません。標高95.3mの三角点（点名：楢山）が設置されていました。この辺りを楢津（ならづ）山と呼ぶ人もいるようです。
地形図上には名前がありません。標高95.3mの三角点（点名：楢山）が設置されていました。この辺りを楢津（ならづ）山と呼ぶ人もいるようです。
03西山頂上
山頂には「西山」と書かれたプレートが設置されていました。三角点＜写真02＞から東を振り返って気づきました。
山頂には「西山」と書かれたプレートが設置されていました。三角点＜写真02＞から東を振り返って気づきました。
04西山西小ピーク題目石西山＜写真02＞から西尾根を330mほど下った所に「天保一三年…」と刻まれた題目石が設置されていました。水野忠邦が天保の改革を行った頃のものです。題目の下にさらに文字がありますが、読めませんでした。菩薩の名前が刻まれているのでしょう。
04西山西小ピーク題目石
西山＜写真02＞から西尾根を330mほど下った所に「天保一三年…」と刻まれた題目石が設置されていました。水野忠邦が天保の改革を行った頃のものです。題目の下にさらに文字がありますが、読めませんでした。菩薩の名前が刻まれているのでしょう。
西山＜写真02＞から西尾根を330mほど下った所に「天保一三年…」と刻まれた題目石が設置されていました。水野忠邦が天保の改革を行った頃のものです。題目の下にさらに文字がありますが、読めませんでした。菩薩の名前が刻まれているのでしょう。
05古い（江戸前後）墓地1西楢津（にしならづ）の登山口近くにある墓地です。その中の一つに刻まれた年号を見ると、「文久二年…」（1862年）とあり、これは生麦事件が起きた年です。もう1つは「弘化二年…」（1845年）とありました。水野忠邦が老中を辞職した頃か…
05古い（江戸前後）墓地1
西楢津（にしならづ）の登山口近くにある墓地です。その中の一つに刻まれた年号を見ると、「文久二年…」（1862年）とあり、これは生麦事件が起きた年です。もう1つは「弘化二年…」（1845年）とありました。水野忠邦が老中を辞職した頃か…
西楢津（にしならづ）の登山口近くにある墓地です。その中の一つに刻まれた年号を見ると、「文久二年…」（1862年）とあり、これは生麦事件が起きた年です。もう1つは「弘化二年…」（1845年）とありました。水野忠邦が老中を辞職した頃か…
06常夜燈＆題目石西楢津（にしならづ）の登山口にある常夜燈と題目石です。題目石には「文政八年…」（1825年）と刻まれていました。異国船打払令が発令された頃か…
06常夜燈＆題目石
西楢津（にしならづ）の登山口にある常夜燈と題目石です。題目石には「文政八年…」（1825年）と刻まれていました。異国船打払令が発令された頃か…
西楢津（にしならづ）の登山口にある常夜燈と題目石です。題目石には「文政八年…」（1825年）と刻まれていました。異国船打払令が発令された頃か…
07天津神社本殿＆拝殿天津（あまつ）神社の創建は約1000年前と伝えられており、天保10年（1839年）に荘大な御社殿を造営してから、参拝者が増えたようです。この年は蛮社の獄、江戸の大火、水野忠邦が筆頭老中になるなど、いろいろありました。
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07天津神社本殿＆拝殿
天津（あまつ）神社の創建は約1000年前と伝えられており、天保10年（1839年）に荘大な御社殿を造営してから、参拝者が増えたようです。この年は蛮社の獄、江戸の大火、水野忠邦が筆頭老中になるなど、いろいろありました。
天津（あまつ）神社の創建は約1000年前と伝えられており、天保10年（1839年）に荘大な御社殿を造営してから、参拝者が増えたようです。この年は蛮社の獄、江戸の大火、水野忠邦が筆頭老中になるなど、いろいろありました。
08天津神社鳥居＆狛犬越しに矢坂山
天津神社は少し高い位置にあるために、南方面の展望が効きます。巨岩が点在する「岩（イワ）ンダーランド」こと矢坂山（やさかやま）が鳥居越しに見えました。
08天津神社鳥居＆狛犬越しに
矢坂山
天津神社は少し高い位置にあるために、南方面の展望が効きます。巨岩が点在する「岩（イワ）ンダーランド」こと矢坂山（やさかやま）が鳥居越しに見えました。
矢坂山
天津神社は少し高い位置にあるために、南方面の展望が効きます。巨岩が点在する「岩（イワ）ンダーランド」こと矢坂山（やさかやま）が鳥居越しに見えました。
09カワラタケ鉄塔No56から少し南に下ったところです。扇形の傘だけが枯れ木から伸びています。菌糸体よりクレスチンという抗ガン剤になる多糖類が得られます。
09カワラタケ
鉄塔No56から少し南に下ったところです。扇形の傘だけが枯れ木から伸びています。菌糸体よりクレスチンという抗ガン剤になる多糖類が得られます。
鉄塔No56から少し南に下ったところです。扇形の傘だけが枯れ木から伸びています。菌糸体よりクレスチンという抗ガン剤になる多糖類が得られます。
10展望所の題目石ここだけ少し開けており、題目石が設置されていました。題目の下に刻まれた文字はやはり読めませんでした。「薬王菩薩」かと思いましたが、それは坊主山＜写真22＞のほうにあります。
10展望所の題目石
ここだけ少し開けており、題目石が設置されていました。題目の下に刻まれた文字はやはり読めませんでした。「薬王菩薩」かと思いましたが、それは坊主山＜写真22＞のほうにあります。
ここだけ少し開けており、題目石が設置されていました。題目の下に刻まれた文字はやはり読めませんでした。「薬王菩薩」かと思いましたが、それは坊主山＜写真22＞のほうにあります。
11展望所より矢坂山
残念ながら、木が茂って南方面しか見えませんが、矢坂山（やさかやま）の東尾根は見えました。
残念ながら、木が茂って南方面しか見えませんが、矢坂山（やさかやま）の東尾根は見えました。
12展望所の題目石越しに矢坂山
題目石は矢坂山に向いています。ちなみに、矢坂山の麓には日蓮宗の寺がいくつかあります。河津桜の並木が人気の妙林寺もその一つです。
12展望所の題目石越しに
矢坂山
題目石は矢坂山に向いています。ちなみに、矢坂山の麓には日蓮宗の寺がいくつかあります。河津桜の並木が人気の妙林寺もその一つです。
矢坂山
題目石は矢坂山に向いています。ちなみに、矢坂山の麓には日蓮宗の寺がいくつかあります。河津桜の並木が人気の妙林寺もその一つです。
13古い（江戸前後）墓地2ここの墓石の一部に「天保一二年…」（1841年）と刻まれていました。この山域の多くの墓地や題目石が江戸時代に設けられたものと思われます。
13古い（江戸前後）墓地2
ここの墓石の一部に「天保一二年…」（1841年）と刻まれていました。この山域の多くの墓地や題目石が江戸時代に設けられたものと思われます。
ここの墓石の一部に「天保一二年…」（1841年）と刻まれていました。この山域の多くの墓地や題目石が江戸時代に設けられたものと思われます。
14天満宮鳥居越しに拝殿
東楢津（ひがしならづ）登山口近くにある天満宮です。この鳥居は嘉永年間（1848〜1854年）の作だそうです。
東楢津（ひがしならづ）登山口近くにある天満宮です。この鳥居は嘉永年間（1848〜1854年）の作だそうです。
15岡山一宮高校＆矢坂山八畳岩＜写真16〜18＞へ向かう細道から南南西方面に岡山一宮高校越しに矢坂山が見えました。地肌が見えている部分は万成（まんなり）石と呼ばれる高級花崗岩の採石場です。
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15岡山一宮高校＆矢坂山
八畳岩＜写真16〜18＞へ向かう細道から南南西方面に岡山一宮高校越しに矢坂山が見えました。地肌が見えている部分は万成（まんなり）石と呼ばれる高級花崗岩の採石場です。
八畳岩＜写真16〜18＞へ向かう細道から南南西方面に岡山一宮高校越しに矢坂山が見えました。地肌が見えている部分は万成（まんなり）石と呼ばれる高級花崗岩の採石場です。
16八畳岩南東端八畳岩の動画を撮りながら歩いていると、ここで行き止まりでした。南東方面に京山が見え、下をのぞくと、まだ大きな岩がいくつかありました。これは八畳岩を振り返って見たところです。手前の岩は2畳ほどの広さでした。
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16八畳岩南東端
八畳岩の動画を撮りながら歩いていると、ここで行き止まりでした。南東方面に京山が見え、下をのぞくと、まだ大きな岩がいくつかありました。これは八畳岩を振り返って見たところです。手前の岩は2畳ほどの広さでした。
八畳岩の動画を撮りながら歩いていると、ここで行き止まりでした。南東方面に京山が見え、下をのぞくと、まだ大きな岩がいくつかありました。これは八畳岩を振り返って見たところです。手前の岩は2畳ほどの広さでした。
17八畳岩東端
八畳岩をひとまわりしてみました。このようにいくつかある岩をひっくるめて八畳岩と呼ぶようです。
八畳岩をひとまわりしてみました。このようにいくつかある岩をひっくるめて八畳岩と呼ぶようです。
18八畳岩北端岡山県の埋蔵文化財地図には磐座（いわくら）だと断定はされていませんが、古代の祭祀跡だと考えられています。少しヤブコギすれば下れそうな気もしましたが、今回はここで引き返し、尾根を登ることにしました。
18八畳岩北端
岡山県の埋蔵文化財地図には磐座（いわくら）だと断定はされていませんが、古代の祭祀跡だと考えられています。少しヤブコギすれば下れそうな気もしましたが、今回はここで引き返し、尾根を登ることにしました。
岡山県の埋蔵文化財地図には磐座（いわくら）だと断定はされていませんが、古代の祭祀跡だと考えられています。少しヤブコギすれば下れそうな気もしましたが、今回はここで引き返し、尾根を登ることにしました。
19坊主山南西小ピーク十二本木大権現
この題目石には「十二本木大権現」と刻まれていました。牛神様をお祀りしたもので、昔は8月22日に祭りが行われていたそうです。
19坊主山南西小ピーク
十二本木大権現
この題目石には「十二本木大権現」と刻まれていました。牛神様をお祀りしたもので、昔は8月22日に祭りが行われていたそうです。
十二本木大権現
この題目石には「十二本木大権現」と刻まれていました。牛神様をお祀りしたもので、昔は8月22日に祭りが行われていたそうです。
20坊主山南西小ピーク北北東尾根より坊主山
十二本木大権現＜写真19＞から少し下ると、この周辺だけが開けており、これから登る坊主山＜写真22＞が見えました。
20坊主山南西小ピーク
北北東尾根より坊主山
十二本木大権現＜写真19＞から少し下ると、この周辺だけが開けており、これから登る坊主山＜写真22＞が見えました。
北北東尾根より坊主山
十二本木大権現＜写真19＞から少し下ると、この周辺だけが開けており、これから登る坊主山＜写真22＞が見えました。
21小女郎池この東側にある道に出て南東に向かうと白山神社＜写真25〜27＞の南にある首部（こうべ）登山口、北西に向かうと鉄塔を通過して富原登山口です。池の畔を進んだらヤブコギになりました(>_<)
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21小女郎池
この東側にある道に出て南東に向かうと白山神社＜写真25〜27＞の南にある首部（こうべ）登山口、北西に向かうと鉄塔を通過して富原登山口です。池の畔を進んだらヤブコギになりました(>_<)
この東側にある道に出て南東に向かうと白山神社＜写真25〜27＞の南にある首部（こうべ）登山口、北西に向かうと鉄塔を通過して富原登山口です。池の畔を進んだらヤブコギになりました(>_<)
22坊主山頂上薬王菩薩
この題目石には「薬王菩薩」と刻まれていました。周辺は木が茂って展望は効きません。
この題目石には「薬王菩薩」と刻まれていました。周辺は木が茂って展望は効きません。
23坊主山頂上より苫田山
頂上の北側に北から北東方面が見える所があり、北東に苫田山（とまだやま）が見えました。動画も撮りました。
頂上の北側に北から北東方面が見える所があり、北東に苫田山（とまだやま）が見えました。動画も撮りました。
24オオイヌノフグリヨーロッパ原産の帰化植物で、冬でもひだまりに咲いていることがあります。春の予感がするので見かけるとうれしくなります。周辺にたくさん咲いていました。
24オオイヌノフグリ
ヨーロッパ原産の帰化植物で、冬でもひだまりに咲いていることがあります。春の予感がするので見かけるとうれしくなります。周辺にたくさん咲いていました。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、冬でもひだまりに咲いていることがあります。春の予感がするので見かけるとうれしくなります。周辺にたくさん咲いていました。
25白山神社末社米神吉備津彦命（きびつひこのみこと）に退治された温羅（うら）という名の鬼の首塚で、首部（こうべ）という地名の由来だと言われています。首がうなり続けたため、このほぼ真南の青陵（あおはか）神社境内の箱式石棺内に妻の首とともに埋葬された（吉備津神社の御釜殿に埋められ鳴釜神事（なるかましんじ）の起源となった説のほうが有名）との伝説があります。その後は万物の成長が著しく、二人は五穀豊穣の神とされました。お米の神様というのもうなずけます。
25白山神社末社米神
吉備津彦命（きびつひこのみこと）に退治された温羅（うら）という名の鬼の首塚で、首部（こうべ）という地名の由来だと言われています。首がうなり続けたため、このほぼ真南の青陵（あおはか）神社境内の箱式石棺内に妻の首とともに埋葬された（吉備津神社の御釜殿に埋められ鳴釜神事（なるかましんじ）の起源となった説のほうが有名）との伝説があります。その後は万物の成長が著しく、二人は五穀豊穣の神とされました。お米の神様というのもうなずけます。
吉備津彦命（きびつひこのみこと）に退治された温羅（うら）という名の鬼の首塚で、首部（こうべ）という地名の由来だと言われています。首がうなり続けたため、このほぼ真南の青陵（あおはか）神社境内の箱式石棺内に妻の首とともに埋葬された（吉備津神社の御釜殿に埋められ鳴釜神事（なるかましんじ）の起源となった説のほうが有名）との伝説があります。その後は万物の成長が著しく、二人は五穀豊穣の神とされました。お米の神様というのもうなずけます。
26白山神社本殿＆拝殿平安時代初期に、日本三霊山とされる白山をご神体とする石川県の白山比�廖覆劼瓠某声劼�ら、坊主山の頂上＜写真22＞に白山権現として勧請したのを創始としています。その後、現在地に遷座されました。
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26白山神社本殿＆拝殿
平安時代初期に、日本三霊山とされる白山をご神体とする石川県の白山比�廖覆劼瓠某声劼�ら、坊主山の頂上＜写真22＞に白山権現として勧請したのを創始としています。その後、現在地に遷座されました。
平安時代初期に、日本三霊山とされる白山をご神体とする石川県の白山比�廖覆劼瓠某声劼�ら、坊主山の頂上＜写真22＞に白山権現として勧請したのを創始としています。その後、現在地に遷座されました。
27白山神社狛犬＆随身門
白山神社の随身門と狛犬です。この姿勢の狛犬は構え獅子と呼ばれ、岡山では珍しいのだそうです。
白山神社の随身門と狛犬です。この姿勢の狛犬は構え獅子と呼ばれ、岡山では珍しいのだそうです。
28東楢津祖師堂祖師堂（そしどう）は日蓮宗を布教するため岡山藩主の池田公が建立したとも伝えられています。扉は1871年の廃藩置県の際に岡山城から移築されたものだそうです。向かって左の題目石には「宝暦一二年」（1752年）と刻まれています。
28東楢津祖師堂
祖師堂（そしどう）は日蓮宗を布教するため岡山藩主の池田公が建立したとも伝えられています。扉は1871年の廃藩置県の際に岡山城から移築されたものだそうです。向かって左の題目石には「宝暦一二年」（1752年）と刻まれています。
祖師堂（そしどう）は日蓮宗を布教するため岡山藩主の池田公が建立したとも伝えられています。扉は1871年の廃藩置県の際に岡山城から移築されたものだそうです。向かって左の題目石には「宝暦一二年」（1752年）と刻まれています。
29若宮八幡宮阿弥陀石仏若宮八幡宮参道脇に宝篋（ほうきょう）印塔とともに阿弥陀石仏が祀られています。鎌倉時代の名残が残る室町初期の造立と思われます。田んぼに埋まっていたところを掘り起こされたそうです。
29若宮八幡宮阿弥陀石仏
若宮八幡宮参道脇に宝篋（ほうきょう）印塔とともに阿弥陀石仏が祀られています。鎌倉時代の名残が残る室町初期の造立と思われます。田んぼに埋まっていたところを掘り起こされたそうです。
若宮八幡宮参道脇に宝篋（ほうきょう）印塔とともに阿弥陀石仏が祀られています。鎌倉時代の名残が残る室町初期の造立と思われます。田んぼに埋まっていたところを掘り起こされたそうです。
30若宮八幡宮ムクの巨木
岡山市指定保存樹です。樹齢約200年、樹高約12m、幹周は約3mのムクの巨木です。幹の一部に洞ができていました。
岡山市指定保存樹です。樹齢約200年、樹高約12m、幹周は約3mのムクの巨木です。幹の一部に洞ができていました。
31若宮八幡宮鳥居＆狛犬岡山の定番、備前焼の狛犬です。石鳥居は文政13年（1830年）の作だそうです。この石段が長く、上るのに2,3分かかりました。帰りはコンクリートの坂道を下ったので楽でした。
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31若宮八幡宮鳥居＆狛犬
岡山の定番、備前焼の狛犬です。石鳥居は文政13年（1830年）の作だそうです。この石段が長く、上るのに2,3分かかりました。帰りはコンクリートの坂道を下ったので楽でした。
岡山の定番、備前焼の狛犬です。石鳥居は文政13年（1830年）の作だそうです。この石段が長く、上るのに2,3分かかりました。帰りはコンクリートの坂道を下ったので楽でした。
32若宮八幡宮本殿＆拝殿住民が仁徳天皇の御陵に参拝し、その御分霊を祀ったと伝えられています。本殿は寛政3年（1791年）に改築、拝殿は文化4年（1807年）に造営したとされています。
32若宮八幡宮本殿＆拝殿
住民が仁徳天皇の御陵に参拝し、その御分霊を祀ったと伝えられています。本殿は寛政3年（1791年）に改築、拝殿は文化4年（1807年）に造営したとされています。
住民が仁徳天皇の御陵に参拝し、その御分霊を祀ったと伝えられています。本殿は寛政3年（1791年）に改築、拝殿は文化4年（1807年）に造営したとされています。
33久世建設設計事務所成田山西南院近くの舗装道路を登っていると、突然、城のような寺のような建物が出てきました。後でこの建物が建設会社の設計事務所であることが判明しました(*_*;
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33久世建設設計事務所
成田山西南院近くの舗装道路を登っていると、突然、城のような寺のような建物が出てきました。後でこの建物が建設会社の設計事務所であることが判明しました(*_*;
成田山西南院近くの舗装道路を登っていると、突然、城のような寺のような建物が出てきました。後でこの建物が建設会社の設計事務所であることが判明しました(*_*;
34久世建設事務所唐破風下の彫刻
唐破風（からはふ）の下に鷹のような彫刻がありました。瓦、彫刻とも見事でした。この時はすっかり室町時代ぐらいに造られたものと思っていたのですが…
34久世建設事務所
唐破風下の彫刻
唐破風（からはふ）の下に鷹のような彫刻がありました。瓦、彫刻とも見事でした。この時はすっかり室町時代ぐらいに造られたものと思っていたのですが…
唐破風下の彫刻
唐破風（からはふ）の下に鷹のような彫刻がありました。瓦、彫刻とも見事でした。この時はすっかり室町時代ぐらいに造られたものと思っていたのですが…
35アフター登山ランチ前菜＆ドリンク
今回の山域の東南隣の谷万成にある「ステーキハンバーグ＆サラダバー けん」でランチ。新鮮な野菜や完熟のフルーツを前菜としてたくさん食べました。
35アフター登山ランチ
前菜＆ドリンク
今回の山域の東南隣の谷万成にある「ステーキハンバーグ＆サラダバー けん」でランチ。新鮮な野菜や完熟のフルーツを前菜としてたくさん食べました。
前菜＆ドリンク
今回の山域の東南隣の谷万成にある「ステーキハンバーグ＆サラダバー けん」でランチ。新鮮な野菜や完熟のフルーツを前菜としてたくさん食べました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
手袋（防水加工）
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|
感想
今回の山域は岡山市中心部より数kmほどで行ける位置にあります。近くは交通量も多く人もたくさん住んでいますが、ここはかなり静寂を保っています。また、楢津（ならづ）、津高（つだか）、津島・・・と地名に“津”がつく所が多く、昔は、この辺りが海辺だったことがわかります。こうしたロケーションは昔の宝物が出てくるのでは⁉という期待を抱かせます。ちなみに、近くにある津島遺跡は弥生時代初め頃の集落と水田が全国で初めて一緒に見つかったことで大きな注目を集め、国指定史跡となりました。今回の山行では江戸時代の年号が刻まれた墓や題目石等がいくつか見られました。
登山口は東西南北にあるのですが、道標もなく、しかも民家からいきなり登山口となりますので、まるで迷路の中で道探しをしているような感じです。山中も一歩道を外れると、罰ゲームのようにイバラが行く手を阻みます。出たとこ勝負のわくわくプチ冒険コースでした。
今回、初めてヤマレコの地図アプリをタブレットで使用してみました。紙の地形図よりも見やすく、現在地を常に表示し、縮小＆拡大で周辺のランドマークとの位置関係もつかみやすいので、便利だと感じました。
また、「機内モード」だと4時間の使用で写真を30枚ほど撮ったにも関わらず、電池の使用量は約75％でした。持参した充電器を使わずに済みました。
トレース（ログ）はGPS（GLONASS)専用受信機に比べると、少し荒いですが、だいたい正確なルートを辿っています。しかも、防水ケースに入れて使用してもGPSを受信していました。今回掲載した地図は一応、連れが毎回持ち歩いている専用機で受信したものを取り込みました。
アプリを使用しながら写真を30枚ほど撮影しましたが、なぜか、画像がどこにも保存されていませんでした。自動保存機能が一時的に無効になっていたのか、オペレーションミスなのか原因が不明です。ちなみに、山行後（アプリ使用終了後）に撮影した写真はすべて残っていました。今回の写真はタブレットではなく、持参したカメラで撮影したものを掲載しています。
次回はもう少しヤマレコアプリが使いこなせるように努力と工夫をしたいと思います。
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