茜雲絶景富士 二の塔ダイヤモンド富士
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 381m
- 下り
- 369m
コースタイム
- 山行
- 1:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 2:20
天候 | 晴れ時々雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が融けた部分が3/2よりも醜い泥寧状態でつるつる状態。気温は15度ぐらいはあったかも。3/2に登った時よりもさらにポカポカ陽気でしたので、雪は大分融けてわずかになっていました。 |
写真
感想
出だし秦野の自宅からは西の空に積雲が沸いてきており富士山は全く見えない状態だった。ただしお日様はさんさんと降り注ぎ、お天気自体はそれほど悪くない。
どうしようか迷ったが、行ってみないことには撮影の土俵にのれず、あとから後悔するのはゴメンなので、とりあえず菩提峠から撮影ポイントまで行ってみることにした。今日は車が使えたので、原付にかわってkeiで菩提峠へ。今日は菩提峠の駐車スペースには他に車は1台のみ。誰か撮影にいってるのかなあ?と思ったけど、出発して直ぐ、下ってくる親子連れとすれ違う。たぶんこの人の車だろう。すると誰もきてないかもしれないなあ。
二の塔尾根までなので、3/2よりは時間的な余裕があり、だいぶん遅くスタートしたが17時にはポイントに着いた。尾根に出ると、家を出た時と同じように雲に覆われ、富士山のスカイラインは見えない。しかし雲の流れは以外に速く、もしかしたら雲がとれてくれるかもという淡い期待を持つ。
そして待つことしばし、裾野が見え始め、さらにしばらく見ていると、一瞬頂上も見えた。雲は流れ、消えては発生するという繰り返し。しかし徐々に雲が薄くなっていくのはわかった。また右から左へ流れる雲の帯がまだ右側に大きな雲の塊がいくつも見えていて、予断を許さない状況だ。しかしあと数分でダイヤモンドというタイミングで雲が切れてきて、ようやく安定した頂上のスカイラインが姿を現す。また今日は3/2の状況と違って高層雲が薄く西空を覆っていたのだ。この雲が丁度いい感じのフィルターの役割を果たし、光線の強さが大分弱い。この背景が金色の輝き、すばらしい雰囲気を醸し出していた。
そしてこれからダイヤモンドという時刻17:22になって再び大きな変化を生む。雲塊が沸きだし、頂上を隠してしまったのだ!万事休すか?と思ったが、しかし奇跡は起こった。ものの1分もしないうちに、再び雲は消えて、バッチリ頂上が姿を見せたのであった!何と言うめぐり合わせ!すでにダイヤモンドは1/3ぐらい始まった状態だったが、夢中でシャッターを切り続けた。太陽光が弱い分、普通にオートフォーカスがきいたので、それも助かった。あっという間のショーは幕を下ろす。がしかし今日はダイヤモンドだけでは終わらなかった。
高層雲がはっきり輝きだし、これが真っ赤に染まったらどんなに美しいだろう!と想像のつく雲の出方で、夕焼け小焼けが次のターゲットに変わる。その場で心を決め、日没後まで撮影に没頭した。
徐々に金色から琥珀色へ橙色から朱色へそしてピンク色から茜色へと刻々変わっていくすばらしい富士絶景を堪能。こんなに美しい夕焼け小焼けの富士を見たのは久々だ。なかなか夕焼けは条件が揃わず、好条件での撮影は長年撮影してきたが、めったにお目にかかれない。1年間通してもたぶん3本指に入るくらいのすばらしい色づきであった。1番星、2番星が出る頃、暗闇に消えていった。
こんな条件に巡りあえるのもやはり地の利かな。これからもこんな夕焼けに出会えるように、このアドバンテッジを活かし動いていけたらなあと思う。
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