羅臼岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
-8:40銀冷水-8:58大沢入口-9:42羅臼平10:01-10:24岩清水-11:14羅臼岳山頂
11:33-12:41羅臼平12:53-13:30大沢入口13:43銀冷水-14:20極楽平-14:30弥三吉水-15:22ヒグマ注意の看板-15:54羅臼岳登山口着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最後の胸突き八丁の岩場は急登で気力体力ともに厳しい。 全体的に安全な登山道です。 |
写真
感想
やはり羅臼岳といえば誰もがヒグマの存在に恐怖を感じると思います。自分達も例外なく事前にいろいろな情報を集めてました。撃退方法、逃げる方法などなど。調べれば調べるほど怖くなってビビるものです。
ということで私たちは熊鈴2個、ホイッスルを携帯。そして木下小屋で熊撃退スプレーをレンタルできる(1000円。購入すると1万円以上!)ということなので小屋のご主人にお願いしました。そしたら、なんとまさかのレンタル拒否!!というのは今日は団体も含め多くの登山者が登っているから大丈夫だよとニッコリ言うのです。えっー!!と思いながらもその安心感にホッとしたのかそれではということでスプレーは借りずに登山スタート(ちなみにどうしてもと懇願すれば貸してくれると思います)。
ヒグマが多く出るという看板から確かに獣臭やら、糞やら、アリの巣(熊の好物)が目につき、やはり大丈夫と言われたもののビビります。声を出しながら手をたたきながら歩き、他の登山者がいればなるべくしばらく近くで歩くようにしていました。お陰さまでご対面は逃れました。ただ、違う登山口から登ってきた方たちは熊の親子を見かけたという話を山頂で聞いて、やはりいるんだという再確認ができまたビビり始めました。
登山道全体としてはやたら長いのと、暑さにより私たちにとってはかなりきつかったです。大沢から結構な岩場も出てき始め直射日光もありかなり体力が消耗してしまいました。ただシマリスも何回かここでみられました。シマリスはとてもかわいく写真を撮ろうとしたのですが動きが早くてとれなかった。
羅臼平の景色は圧巻です!!ただしここから山頂までも岩場をずいぶんと登りますので覚悟が必要です。やっとの思いで山頂にたどりつき、知床の全容を見渡せ、そして遠くには国後島も確認。ヒグマにおびえながらも、長い距離を歩いてきたのもはるばるここに来た甲斐があったってもんです。
弥三吉水はとてもおいしく行きも帰りもガブガブ飲んでしまいました。無事に帰れた時はつらさと感動のあまり相棒は涙してました。いろんな意味ですげー山です。
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