カチカチ山でガリガリ山だった大戸沢岳
- GPS
- 07:23
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:24
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3時に栃木出発。
もちろん下道で移動すること3時間。
葭ケ平スノーシェード前に路駐。
そこから入山開始。
昨年遭難事故があったため入山自粛の看板あり。
主稜線へ登り詰め、後は大戸沢を目指します。
快晴です。
関東に立ち込める雲が滝雲として観察出来ました。
先日登った三岩岳。
大戸沢ピークをロックオン。
大戸沢のオープンバーン。
先日東北地方の大雨の影響か、流れた雨水により雪面が浸食され溝になり、それが凍結して
非常に危なげなカチカチ山と化してます。。
なので、ファットスキーは沈み込み足場トレースも問題ありませんが、ポンなどのスーパファットでは
沈み込みがなく、慎重にトレースしなければ危ないそうです。
ファットは問題なくジグを切っていけますが、スーパーファットはヤバそう。
隊長がこれ以上は危ないというので2000m地点でお昼にします。
安全地帯まで標高を下げ乾杯。
小一時間休んでいたせいか、バーンも緩んでエッジもかかります。
当初予定していた1810地点を目指します。ターンするたびにガリガリ音が凄いです。
ファットは問題なくというか、いつもより調子良い感じ。
隊長のポンはその幅の影響か氷化した雪面へのエッジの食い込みが難しそう。
珍しく転倒して足を打ち身。親指を突き指したようで大変痛そうです。
今回、落ちたのは北東尾根から中ノ沢へ。これだけ固まっていれば、雪崩の心配も無さそうですし、
中ノ沢に溜まったパウダーを狙います。
圧倒的スケールの中ノ沢。
大戸沢ってバックカントリースキヤーが集まるわけです。魅力的バーンの宝庫かも。
そして、この日本離れしたロケーション。大自然の中で少しだけ遊んでます。
中ノ沢から下大戸沢へ。こちらでも三岩をバックに滑走。
下大戸沢へ大きな雪崩痕あり。注意が必要です。
また、昨年あった下大戸沢を左岸から右岸にトラバースするスノーブリッジが今年はありません。
なので、右岸側を滑るか、私たちのように渡渉するしかありません。
今年初めての大戸沢岳。昨年はパウダースノーを満喫出来たので今年も早めに行きたかったんですが、別な山行で行けず。
今回は1810から北東尾根を滑る計画でしたが、カチカチ山なので中ノ沢へ今後の事を考え偵察に行ってきました。
厳冬期は沢なので危険が伴いますが、状況次第では大変魅力的な滑走ポイントでした。
先日の大雨でまさかのカチカチガリガリでパウダーの賞味期限が切れた感がありましたが、景色が最高だったので今日も頑張った甲斐がありました。
山もすっかり春めいてきました。これからは厳冬パウダーはまた来年で、春スキーシーズン到来を実感した山行になりました。
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