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Yamareco

記録ID: 1402252
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ハイキング
奥多摩・高尾

奥多摩/鋸山/鋸尾根から江戸小屋尾根を周回

2018年03月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.0km
登り
1,100m
下り
1,112m

コースタイム

出発7:30−愛宕神社8:05―林道8:10−送電線鉄塔8:30〜8:55−最初の梯子9:30−鎖場9:45−829m峰10:05〜10:30−最後の梯子11:05−1046.7m地点11:20−大ダワ分岐11:35−鋸山頂上11:40〜12:25−鋸山南側巻道分岐12:30−鋸山北側巻道合流12:40−大ダワ12:45―鞘口山巻道分岐13:00−江戸小屋尾根合流13:20−江戸小屋山13:35〜14:00−九竜山14:30−650m圏15:05〜15:30−送電線鉄塔15:45−林道15:50−小留浦集落16:00−渓谷遊歩道入口16:25−ゴール16:35
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青梅街道(国道411号線)を西に進み、JR奥多摩駅入口で左折して多摩川を渡る。昭和橋の直ぐ左手に、町営の氷川有料駐車場がある。
乗用車は1日700円(日帰り)。受付が閉まっている場合は、備え付けの封筒に車両番号等を書いて料金を入れ、料金箱に投入する。下山後、車に戻ると、車両番号を記入した領収書兼駐車券がワイパーに挟んであった。
コース状況/
危険箇所等
愛宕山から鋸尾根を上って鋸山へ。次いで主稜線を西に進み、鞘口山から北に延びる江戸小屋尾根を下って周回した。
鋸尾根は一般登山道が通じており、大岳山への登降ルートとして人気があるようだ。道標が完備し、ちょっとした急坂には木の階段が組まれ、岩場には鉄梯子や鎖が敷設されている(5ヶ所)。
江戸小屋尾根はヴァリエーションルートであるが、明瞭な踏跡が通じており、赤テープも頻繁に付けられている。また、道標が要所に立てられているので、下降時でも安心である。
駐車場から車道を横切れば、直ぐに愛宕山の登山口。幅広い階段を上る
2018年03月14日 07:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 7:32
駐車場から車道を横切れば、直ぐに愛宕山の登山口。幅広い階段を上る
この辺りは愛宕山公園として整備されていて、ベンチやテーブル、さらには東屋まで建てられている
2018年03月14日 07:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 7:48
この辺りは愛宕山公園として整備されていて、ベンチやテーブル、さらには東屋まで建てられている
急な上に長い階段を上る。188段あるとのこと。上部はさらに急角度になる
2018年03月14日 07:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 7:54
急な上に長い階段を上る。188段あるとのこと。上部はさらに急角度になる
階段の上のジグザグ道を上ると、五重塔が建つ広場に出る。鐘が下がったモニュメントや石碑も建っている
2018年03月14日 08:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 8:05
階段の上のジグザグ道を上ると、五重塔が建つ広場に出る。鐘が下がったモニュメントや石碑も建っている
山頂に建つ愛宕神社を巻き、狭く曲がりくねった石段を下りると、林道が通じる登計(とけ)峠。振り返ると愛宕神社の鳥居が立派だ
2018年03月14日 08:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 8:11
山頂に建つ愛宕神社を巻き、狭く曲がりくねった石段を下りると、林道が通じる登計(とけ)峠。振り返ると愛宕神社の鳥居が立派だ
林道から直ぐに山道に入る。丸太で組まれた階段が延々と続く
2018年03月14日 08:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 8:19
林道から直ぐに山道に入る。丸太で組まれた階段が延々と続く
標高570m辺りで送電線を横切る。鉄塔の脇には携帯電話用のアンテナが建っている
2018年03月14日 08:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 8:56
標高570m辺りで送電線を横切る。鉄塔の脇には携帯電話用のアンテナが建っている
標高700mを越えると尾根は痩せて来る。最初の梯子の手前から、南西方向に御前山が望まれた
2018年03月14日 09:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 9:28
標高700mを越えると尾根は痩せて来る。最初の梯子の手前から、南西方向に御前山が望まれた
7, 8m程の岩場に架かっている最初の梯子を登ると、岩頭には二体の天狗の石像と、小さな天聖神社の祠が建てられていた
2018年03月14日 09:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 9:30
7, 8m程の岩場に架かっている最初の梯子を登ると、岩頭には二体の天狗の石像と、小さな天聖神社の祠が建てられていた
岩尾根の先で2, 3m程の岩場を小さな梯子で降りると、岩峰が行く手を遮る。鉄梯子を登り、鎖の手すりが付いた中段のテラスを斜上する
2018年03月14日 09:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 9:35
岩尾根の先で2, 3m程の岩場を小さな梯子で降りると、岩峰が行く手を遮る。鉄梯子を登り、鎖の手すりが付いた中段のテラスを斜上する
次は10m程の岩場に懸けられた鎖場。この少し手前に案内があり、鎖場を避ける巻道を辿ることもできる
2018年03月14日 09:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 9:45
次は10m程の岩場に懸けられた鎖場。この少し手前に案内があり、鎖場を避ける巻道を辿ることもできる
鎖場を登り切って上から見下ろす。足場が豊富なので比較的楽に登れる。ただし木の根っこが邪魔だった
2018年03月14日 09:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 9:47
鎖場を登り切って上から見下ろす。足場が豊富なので比較的楽に登れる。ただし木の根っこが邪魔だった
鎖場の上から北西方向に石尾根の六ッ石山が良く見えた
2018年03月14日 09:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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鎖場の上から北西方向に石尾根の六ッ石山が良く見えた
先ほどの鎖場辺りが鋸尾根の核心部。あとは普通の山道を10分程上れば、なだらかな829m峰。一息つくのにちょうど良い
2018年03月14日 10:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 10:03
先ほどの鎖場辺りが鋸尾根の核心部。あとは普通の山道を10分程上れば、なだらかな829m峰。一息つくのにちょうど良い
悪場は終わったと思ったら、標高950m辺りにまた岩場が現れ、最後の梯子があった。梯子や鎖場は全部で5ヶ所になる
2018年03月14日 11:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 11:05
悪場は終わったと思ったら、標高950m辺りにまた岩場が現れ、最後の梯子があった。梯子や鎖場は全部で5ヶ所になる
1046.7m地点に本日唯一の三角点があった
2018年03月14日 11:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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1046.7m地点に本日唯一の三角点があった
鋸山の手前に、山頂を巻いて直接大ダワへ向かう分岐がある
2018年03月14日 11:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 11:35
鋸山の手前に、山頂を巻いて直接大ダワへ向かう分岐がある
鋸山の頂上。ここには三角点は無く、山名杭があるのみ。木々に囲まれて眺望は利かない
2018年03月14日 11:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 11:50
鋸山の頂上。ここには三角点は無く、山名杭があるのみ。木々に囲まれて眺望は利かない
鋸山から御前山に向かうため、大岳山方面に降りてから鋸山の南側を巻く道に入る
2018年03月14日 12:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 12:32
鋸山から御前山に向かうため、大岳山方面に降りてから鋸山の南側を巻く道に入る
この巻道は良く踏まれた歩き易い道だ
2018年03月14日 12:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 12:33
この巻道は良く踏まれた歩き易い道だ
鋸山北側の巻道と合流。ここから主稜線を御前山方面に進む
2018年03月14日 12:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 12:39
鋸山北側の巻道と合流。ここから主稜線を御前山方面に進む
鋸山林道が大ダワを横切っている。昔、この林道を車で南から北に越えたが、道幅が狭いので対向車が来たらどうしようと不安だった。現在、南側に降りる道は通行止め
2018年03月14日 12:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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鋸山林道が大ダワを横切っている。昔、この林道を車で南から北に越えたが、道幅が狭いので対向車が来たらどうしようと不安だった。現在、南側に降りる道は通行止め
大ダワの避難小屋は太陽電池を載せたトイレに代わっていた
2018年03月14日 12:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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大ダワの避難小屋は太陽電池を載せたトイレに代わっていた
江戸小屋尾根に入るためには標高1142mの鞘口山まで上る必要がある。しかし、主稜線の標高1020m付近で右に巻道を見つけたので、頂上まで上らず、これに入る。道標もテープも無い
2018年03月14日 13:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 13:02
江戸小屋尾根に入るためには標高1142mの鞘口山まで上る必要がある。しかし、主稜線の標高1020m付近で右に巻道を見つけたので、頂上まで上らず、これに入る。道標もテープも無い
この巻道は幅もあり、明瞭で、先ほど通った鋸山南側巻道と同レベル。むしろ固められていないのでフカフカして気持ち良い
2018年03月14日 13:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 13:09
この巻道は幅もあり、明瞭で、先ほど通った鋸山南側巻道と同レベル。むしろ固められていないのでフカフカして気持ち良い
巻道を快適に進むが、あと距離50m程で江戸小屋尾根に合流する所で、道は折れて谷へと降りて行く。しかし微かな踏跡が尾根に向かっているのでこれを辿る
2018年03月14日 13:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 13:19
巻道を快適に進むが、あと距離50m程で江戸小屋尾根に合流する所で、道は折れて谷へと降りて行く。しかし微かな踏跡が尾根に向かっているのでこれを辿る
江戸小屋尾根に乗った。上から明瞭な踏跡が降りている。標高990m。鞘口山の頂上部150m程の標高差をショートカットできた
2018年03月14日 13:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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江戸小屋尾根に乗った。上から明瞭な踏跡が降りている。標高990m。鞘口山の頂上部150m程の標高差をショートカットできた
あとはこの尾根を忠実に降りれば良い。右手には、朝方登ってきた鋸尾根の上部と、右端に鋸山が望める。鋸の歯はどこにあるの?緩やかな普通の尾根だ
2018年03月14日 13:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 13:31
あとはこの尾根を忠実に降りれば良い。右手には、朝方登ってきた鋸尾根の上部と、右端に鋸山が望める。鋸の歯はどこにあるの?緩やかな普通の尾根だ
少々薮っぽい個所もあるが、踏跡は明瞭だ
2018年03月14日 13:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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少々薮っぽい個所もあるが、踏跡は明瞭だ
970m圏の大きなコブは江戸小屋山。山名板が木に括りつけられていた
2018年03月14日 14:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:00
970m圏の大きなコブは江戸小屋山。山名板が木に括りつけられていた
ここから5分程進むと、南西山腹が谷底まで皆伐され、広大な眺望が得られる地点に出た。でも、何か寒々しい。この先に続く峰はこれから辿る九竜山
2018年03月14日 14:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:08
ここから5分程進むと、南西山腹が谷底まで皆伐され、広大な眺望が得られる地点に出た。でも、何か寒々しい。この先に続く峰はこれから辿る九竜山
振り返ると、縦走路途中の小さな峰に過ぎない鞘口山がなかなか立派だ。でも、今回は頂上部をカットして左側を巻いて来た
2018年03月14日 14:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:17
振り返ると、縦走路途中の小さな峰に過ぎない鞘口山がなかなか立派だ。でも、今回は頂上部をカットして左側を巻いて来た
小さな岩がゴロゴロしている尾根を登って九竜山へ。テープがルートを案内をしてくれる
2018年03月14日 14:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 14:23
小さな岩がゴロゴロしている尾根を登って九竜山へ。テープがルートを案内をしてくれる
地形図に標高954mが明記されている九竜山の頂上。この辺りはいずれのコブもなだらかだ
2018年03月14日 14:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:32
地形図に標高954mが明記されている九竜山の頂上。この辺りはいずれのコブもなだらかだ
また、南西側が皆伐されている。なぜか1本だけ木が残されている。遠くの六ッ石山が春霞の中にぼんやりして来た
2018年03月14日 14:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:37
また、南西側が皆伐されている。なぜか1本だけ木が残されている。遠くの六ッ石山が春霞の中にぼんやりして来た
標高900m付近でルートは北西から北に向きを変え、急下降が始まる。でも、道標が案内してくれるし、踏跡も明瞭
2018年03月14日 14:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:38
標高900m付近でルートは北西から北に向きを変え、急下降が始まる。でも、道標が案内してくれるし、踏跡も明瞭
振り返るとかなりの急降下だ
2018年03月14日 14:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:42
振り返るとかなりの急降下だ
踏跡はあっても落ち葉に隠れている。でも、赤テープが頻繁に付いているので安心
2018年03月14日 14:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 14:47
踏跡はあっても落ち葉に隠れている。でも、赤テープが頻繁に付いているので安心
標高600m付近にはロープが張られていた。落ち葉が積もった急斜面は滑りやすいので助かる
2018年03月14日 15:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 15:39
標高600m付近にはロープが張られていた。落ち葉が積もった急斜面は滑りやすいので助かる
送電線の鉄塔に出た。朝方、鋸尾根で通過した送電線と同じ系統だ
2018年03月14日 15:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 15:44
送電線の鉄塔に出た。朝方、鋸尾根で通過した送電線と同じ系統だ
この先数分で林道に出る。林道脇の崖には鉄梯子が設置されていたので、何の苦労も無く林道に降り立てた
2018年03月14日 15:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 15:49
この先数分で林道に出る。林道脇の崖には鉄梯子が設置されていたので、何の苦労も無く林道に降り立てた
林道を西に20m程行くと、道標があって再び踏跡に入れる
2018年03月14日 15:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 15:50
林道を西に20m程行くと、道標があって再び踏跡に入れる
小留浦(ことずら)集落の上に来ると展望が開けた。朝、登った鋸尾根の核心部が確認できる
2018年03月14日 15:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 15:54
小留浦(ことずら)集落の上に来ると展望が開けた。朝、登った鋸尾根の核心部が確認できる
真下に小留浦集落、奥には本仁田山に囲まれた奥多摩駅周辺の集落が望める
2018年03月14日 15:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 15:56
真下に小留浦集落、奥には本仁田山に囲まれた奥多摩駅周辺の集落が望める
小留浦集落を抜け、奥多摩病院の脇で青梅街道に出る。1kmほど車道を歩き、南氷川橋の手前で渓谷遊歩道に入る
2018年03月14日 16:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 16:23
小留浦集落を抜け、奥多摩病院の脇で青梅街道に出る。1kmほど車道を歩き、南氷川橋の手前で渓谷遊歩道に入る
多摩川の右岸上部に、柵の設置された遊歩道が続いている
2018年03月14日 16:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/14 16:28
多摩川の右岸上部に、柵の設置された遊歩道が続いている
途中に吊り橋の登計(とけ)橋があるが、そのまま右岸沿いの遊歩道を進むと、5分程でゴール
2018年03月14日 16:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/14 16:30
途中に吊り橋の登計(とけ)橋があるが、そのまま右岸沿いの遊歩道を進むと、5分程でゴール
撮影機器:

感想

鋸岳、あるいは鋸山、と、山名に鋸が付いた山は全国に12座あるそうだ。
この中の4座には既に登った。
半世紀以上前の3月に、まだあまり知られていなかった海谷山塊に入り、雪の鋸岳に登った。次いで、20数年ほど前には、釜無川から標高差1800mを日帰りして、南アルプス北部の鋸岳に登った。さらに10数年ほど前に皇海山の南にある鋸山、その数年後に愛鷹山塊の鋸岳に相次いで登った。
いずれも名前通りに鋸の歯のように岩峰が乱立して、これらの踏破はなかなか手強かった。

遠出しなくても、手近な奥多摩にも鋸山がある。しかも鋸尾根、と銘打っているのだから、さぞかし鋭鋒が林立した尾根を登ることになるのかな、と期待するが、結果は名前倒れ。そこらのちょっとした岩場がある山と大差ない。
鋸山の周辺の山々からこの尾根を見た時にも、そんなに鋸の歯を並べているとは思えなかったから、予想通りと言えよう。大岳山への登降ルートとして多くの登山者が歩く一般登山道なのだから、さほど険しくないのは当たり前なのかもしれない。
まあ、今までに登った鋸山、鋸岳とは比較にならないほど楽なルートであった。

今回は周回するために、鞘口山から北に延びている江戸小屋尾根を降りた。この尾根はヴァリエーションルートとして上りルートが案内されている。今回はあえてルート探索に緊張する下りに使った。しかし、尾根筋は分岐が少ない単純な構成である上、踏跡は明瞭、赤テープや道標も多かったので、現在地確認のために時々地形図を読むくらいで、全く迷うことなく順調に下れた。

結果的には上りの尾根も下りの尾根も簡単で、気負いこんでいくと拍子抜けとなるであろう。でも、地形図や周囲の山々から見た時の記憶から、そんなに厳しいルートではないだろうと予想し、気負うことなく臨んだので、それなりに楽しむことができました。

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