登山の原点 魚沼駒ヶ岳(越後駒ヶ岳) 師匠と愉快な仲間たち



- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
・6:00明神峠
・7:05道行山(往復10分休憩含む)
・8:00小倉山(5分休憩)
・8:35百草ノ池(5分休憩)
・9:25前駒(5分休憩)
・9:55駒ノ小屋(10分休憩)
・10:25駒ヶ岳山頂(5分休憩)
・10:35分岐越え中の岳方面へ少し下った処で大休止(1時間15分休憩)
・11:50下山スタート
・12:20前駒
・12:50百草の池
・13:25小倉山(10分休憩)
・14:10道行山
・14:55明神峠(15分休憩)
・15:20枝折峠登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・小出奥只見線で迂回して銀山平方面へ…左折して北ノ又川を渡ったら即右折してR352で枝折峠へ ・駐車場は40台程度。3連休のナカビ5:00でほぼ満車…滑り込みセーフ ・11年前はあんなに大きな駐車場は無かった?はず。 ・トイレも綺麗でびっくりです |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは駐車場トイレ脇にあります ・11年前と比較して木道・階段など整備は目を見張る程整っています ・前駒〜肩ノ小屋の間に岩場が危険と言えば危険ですが問題ない範囲です ・銀山平にいい日帰り温泉があります by師匠(今回は入りませんでしたが) |
写真
感想
本格的な山登りを始めるきっかけに成った御山に今回11年振りに再訪することが出来ました。
それまでの登山歴と言えば、都内に住んでいたので学生時代に高尾山に数回と
上高地、室堂(立山)、乗鞍など、ハイキングレベルをバスツアーで行った程度のずぶの素人でした。
登山用品らしいものはほとんど持っていませんでしたし、Gパンとスニーカー、そしてウェストベルトの無い
リュックで行っていました。
師匠から電話が入り、きっかけの御山に行かないかと誘われ、二つ返事で「行きます」と応えます。
11年前に行った時には、登山靴は「ハイカットの物を用意」ザックは「ウェストベルトの在るもの」とヘッドランプもと
師匠から言われ、近所のディカウントスーパーに買いに行ったのを思い出します。
もちろんGパンと普通のTシャツそして、雨具はただのビニール製の物を詰めたと思います。
当時は7月の梅雨の晴れ間を狙って連れて行かれたのですが、小雨交じりで眺望はゼロ
登山道は、ぬかるみ、滑り、転び、泥んこに成りながら3人の先輩に必死で着いて行きました。
残雪が残っていて小屋から頂上までは雪の階段(ステップを切ってもらい)を滑らないようにビビりながら登り、
一直線に登頂した記憶があります。(7月に雪が残っているなんて夢にも思っていませんでした)
確か、小屋の下にはニッコウキスゲが咲いていて、残雪の白と黄色のコントラストが綺麗でした。
下りは、登山靴に水が入りふやけた足を引きずりながら痛みに耐えながら落ちて行きました。
無事下山は出来たものの疲労困憊です。師匠や先輩からは
「コースタイムより速いよ」「この山行ければ大抵の処は大丈夫」等と意味不明のことを伝えらてもいました。
おだてられてその後、装備の話しや、100名山の話し等、帰りの車の中で色々教えてもらいました(洗脳?)
この時、一人の山屋が生まれたようです(笑)
翌日は、今まで経験しことの無い筋肉痛に襲われ、一日中家の中でゴロゴロしていました。
今回は…快晴です!装備は11年分の経験を身にまとい、どれだけバージョンアップしたか確かめに行きます。
師匠を先頭に、前回鹿島槍〜五竜を一緒に行ったTチャンと、久しぶりのSチャン(30代)の4人で向かいます。
登山口は前回と同じ枝折峠です。当時は無かった大きな駐車場と綺麗なトイレが月日の流れを感じさせます。
満点の星空の中、支度をしてヘッドランプを僅かな時間着けて進みます。
辺りが明るくなると荒沢岳が左手に視えてきて、奥只見湖を起点に発生した雲海の滝が銀山平にこぼれ落ちるのが綺麗です
前回何も見えなかったことと対照的に最高のイントロを刻んでくれます。(しばし写真撮影)
しばらく進むとなんだか印象が違うのに気付かされます。
自身の技量が上がったからでは無く、明らかに登りやすくなっています。粘土質の赤土が姿を見せるのは僅かで
その代わり、木道や土嚢、そして真新しい階段が其処ここに取り付けられています。平成21年〜22年整備と書いてあります
う〜ん。なんか複雑な思いが…歩幅が合わない越後の山々の様相が、普通の山坂道と変わりません。そんな感じが中盤まで続きます
中盤から後半に差し掛かると、懐かしい感じが現れますが、それも優しく感じます。
前駒の岩場は鮮明に覚えています。当時「こんな危険な処を歩くの?」と言葉に出来ずただ下を見て進んでいたことを。
今回は、左に中ノ岳、正面に越駒がはっきりと見え、テンションも高く難なくクリアしていきます。
ニッコウキスゲの代わりに紅葉の赤や黄色が所どころ迎えてくれます
岩場が終わると直ぐに駒ノ小屋に着きます。
今回はバイオトイレの設置工事で大工の方々がいらっしゃいました。小屋も綺麗になっているようです。
3分程下った水場から引かれていた小屋前の清水は今回は止まっていました。小屋の北側でしばし休みます。
さあ頂上は後わずかです。主稜線にでると八海山が全容を見せ越後三山そろい踏みです!カッコイイ!!!
ついに着きました。快晴の越駒から360°の大展望です。ヤッター!
しかし…僅かな頂上スペースに人が溢れています。記念撮影を早々に済ませ主稜線を中ノ岳方面に僅かに進みます。
分岐から5分くらいで小さな祠が左に視え、その先に数人休めるスペースをTチャンが見つけてくれていました。
ここで大休止です。大混雑の頂上を避け静かにそして穏やかに山々が微笑みかけてくれているようでした。
昼食後、師匠とSチャンは日溜まりの中お昼寝を慣行!私は…ただただ山を眺めコーヒーをすすり贅沢な時間を過ごしていました。
一時間以上休んだでしょうか?帰りは来た道を戻ります。
足の調子は…問題ありません。何処も痛くありません。泥んこにも成りません。すこぶる快調です。
写真を200カット以上納め、4人パーティの秩序を守りながら落ちて行きます。
最後の一区間だけ、駐車場までコースタイム40分の下りをスピードマスターのTチャンと一緒にカッ飛びます。
11年前の私のように、そうとう足に来ている人達から道を譲ってもらい、18分で落ちて以前の自分と比較します。
登山道がこれ程整備されていますし、天候も、装備も違いますが、少しは成長している自分がそこには居たようです。
大好きな山野を駆け巡りその最初の一歩がここから始まったことに本当に感謝です。
Tチャンに聞かれました、「なんで11年前それだけ痛い思いをして、山登りを続けられたの?普通は二度と行かないって…」
いい質問です(笑)私もよく覚えていないのですが、辛い思いをしたのは確かです。しかし、経験したことのない楽しさも
同時に感じていたからだと思います。日本中にはまだまだ見たことも無い景色があります。天候によってその表情も変わります。
様々な偶然・条件が揃って、今日のこの日のような楽しさ=感動を体現させてもらえるのが、私にとっては、山なんだと。
色々な方々に教わり、支えられ、これからも末長く山行がつづけられたらこんな幸せなことはありませんね。
さて次は何処行きましょう?(翌日→2度目の草津白根山に4人でハイキングを楽しみ出掛けては居るのですが)
アルプスはそろそろ玄人の方々の領域へと移りつつあります。
越後・秩父・武蔵の山々へ思いを馳せてみようかとも。
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