ホワイトアウト谷川岳（西黒尾根から）と美ヶ原高原と

2018年03月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:51
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,548m
• 下り: 1,581m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:44

3:05 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
3:22 3:40 西黒尾根登山口
5:30 5:30 ラクダの背(ラクダのコブ)
5:35 5:39 ラクダのコル
6:28 6:39 ザンゲ岩
6:56 7:03 谷川岳・肩の小屋
7:09 7:18 谷川岳（トマノ耳）
7:25 7:33 谷川岳
7:40 7:51 谷川岳（トマノ耳）
7:55 7:59 谷川岳・肩の小屋
8:04 8:04 天神ザンゲ岩
8:15 8:20 天狗の留まり場
8:42 8:42 熊穴沢避難小屋
8:55 8:55 天神平・天神峠分岐点
9:10 9:21 天神平
9:30 9:30 田尻尾根登山口
9:39 9:41 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
9:49 ゴール地点

天候

登山中は曇りと強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

谷川岳ロープウェイ1F駐車場1,000円。ロープウェイ片道1,230円。

コース状況／危険箇所等

ラクダのコルからザンゲ岩の中間地点あたりからホワイトアウト。

その他周辺情報

立ち寄らずに直帰。

写真

前日は初の美ヶ原に行き、天の川を撮ってきました。有名な美しの塔で撮影します！

気温はマイナス9度。風があるので体感はもっと寒い。

美ヶ原で天の川。

夏の大三角形。中央天の川挟んで、左上ベガ、右下アルタイル。左端にデネブがあります。

撮影風景。ほんとうに暗いと、スポットライトのようになります。

翌朝。眺めがよいと聞く、王ヶ鼻へ。

ほっほう……これは絶景。

ルンルン気分で帰ります。

谷川岳に行く前に腹ごしらえ。

予報では晩に雨が降り、朝には晴れるとのこと。

雨は止んでいます。出発！

テントの方がいらっしゃいますね。起こさないように…

まだ夜は明けぬ。

夜は明けたけれども、、、う〜ん。

キレット。

雪庇が発達してます。

まだ晴れそうにないですね

ここで追い抜かれてしまいました。疲れた。

まだ見えぬ山頂。

もうなんだかわからないですね。

分岐。打ち付ける雪の粒が顔に当たって痛い。

トマ。全く展望なし。

オキも展望なし。

早々に下山しましたが、あれ？晴れてきてるぞ

おいおいっ

あ゛〜なんとも！

ピストンで西黒から降りれば…とか1時間遅くいけば…と、後悔とリベンジを決意するロープウェイ車中でした。

感想

eikei_a4b4

前日、天の川を撮りに美ヶ原高原で金曜夜半に撮影していました。
せっかく上信越に来たのだから、土曜を移動と仮眠の日にし、もう日曜日に、どこか行こうと谷川岳を選択。

前日に雨が降る予報だけど、翌朝はスッキリ快晴だということで、眺めがいい西黒尾根で3時登山口発。ナイトハイクで道に迷い、ウロウロしていましたが、なんとか辿り着きました。

東の空を見ると、星々が輝いているので「晴れている」と思っていましたが、ラクダのコブあたりから周囲の様子がおかしい。

風が強くなり、空が明らむと、谷川岳山頂は雲の中。
「まぁ、山頂にたどり着くころには晴れるから」
この目測がいけなかった。
遮蔽物もないので、昨晩降った氷の粒になった雪が強風で飛び、顔に当たり痛いのなんの。さらにサンオイル塗り忘れで焼けてしまう。

時を同じくして、先行者の方がいらっしゃいましたが、トレースは風で消え、頂上付近は3m先しか見えない。
昨晩の新雪に埋もれた固くなったトレースとGPSと、ときどき見せる稜線のシルエットを頼りに、なんとかトマ・オキに登頂。

「うん、何も見えない」

風も冷たく、更なる悪化を懸念して西黒尾根下山予定を天神尾根に変更し、早々に下山。
だが、天神ザンケ岩あたりで、晴れ間が時折見せる。
あれれ？
ロープウェイの始発組とすれ違ったときには、もう山頂付近はド快晴。

ああ、早く来すぎた。1時間遅ければ……。

ホワイトアウトの登山は初体験なので、赤岳や白馬岳の登山中にそうなったらと考えると、この経験はとてもためになったと思います。
また頂上付近でどうも腹が減ってしまったので、ザックから取り出すことなく、ポケットに高エネルギーの菓子袋を入れておけばと、改善策を次回に活かしたいと思います。