仙丈ヶ岳(子連れ・小屋泊)
- GPS
- 28:14
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
7:43北沢峠-10:39大滝頭分岐-12:22小仙丈ヶ岳-13:44仙丈小屋分岐-14:13仙丈ヶ岳-14:50仙丈小屋(泊)
10/10(月)
7:54仙丈小屋-9:01馬ノ背ヒュッテ-9:13藪沢ルート分岐-9:59大滝頭分岐-11:57北沢峠
天候 | 10/9(日)晴 10/10(月)晴(山頂付近は強風) |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
南アルプス林道バスにて北沢峠まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠-小仙丈ヶ岳-仙丈ヶ岳は危険個所はありません。 小仙丈ヶ岳-仙丈ヶ岳間で雷鳥に会えます。 仙丈小屋-馬ノ背ヒュッテ間も危険個所はありません。 藪沢ルート分岐-大滝頭分岐間は、途中の沢は凍結しており、トラバースの際注意が必要です。 特に、渡渉で踏みやすい石の表面が氷に覆われている場所は滑落リスクが高いため、ストック等で表面状態を確認してから足を載せてください。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
登山初心者連れで金峰山、両神山と登り、いよいよ3000m峰、小屋泊に挑戦。
となれば、仙丈小屋に決まりです。
雲取山、甲武信ヶ岳と悩みましたが、雲取山は冬でも行けるし、甲武信ヶ岳も比較的近場なので、無理しなくてもよさそう。
初心者向けとしては、3000m級の挑戦には今年最後のチャンスかもしれない好天なので、仙丈小屋泊に決定。
ヒロ君の要望もありました。
予約の電話では最初、バイトの人だったので満員で断られましたが、オヤジさんに代わってもらって、なんとかねじ込んでもらいました。
これでもかというぐらいの秋晴れ、仙流荘の駐車場は満車。
河原の駐車場の一番奥になんとか停められました。
バスは臨時便がじゃんじゃん出発し、6:00定刻の時点ですでに9台目だとか。
さすが、人気のエリア。
北沢峠に到着後、ヒロ君が新車のバスに酔い気味だったため、長衛荘で一休み。
とうこちゃんは前夜の夜更かしがたたって寝ていましたが、お姉ちゃんに遊んでもらってヒロ君はご満悦。
コーヒー飲んで、人のいなくなった北沢峠を出発します。
ヒロ君はアップルパイを頂いちゃいました。
久しぶりの南アの森は色づき始め、優しく登山道を包みます。
抜けるような空、冷たい風。
冬の気配が感じられる登山道を、小仙丈まで登ります。
森林限界から上は、秋晴れの絶景。
小仙丈からは、夏歩いた北岳-光岳の縦走路がよく見えます。
兎岳あたりまで見えたのは感慨深いものがありました。
小仙丈を過ぎてまもなく、晴天には珍しく雷鳥さんと至近距離で遭遇。
数分でしたが、間近で見れました。
仙丈ヶ岳に着くころには雲が多くなってきて、遠景は隠れてしまいました。
それでも北ア、立山、後立山と、素晴らしい眺望に恵まれました。
小屋へのお土産は日本酒(牧野酒造の大盃)と日光甚五郎煎餅。
荷物をおいて、くつろいでいると、ビールの差し入れ。
ありがたく頂戴し、3人で乾杯。
雷鳥さんが散歩に来てくれて、小屋の外で観察会。
11羽もあつまってくれました。
ヒロ君は大興奮。
夕食は2ラウンドする満員っぷりでしたが、そんな忙しい中、ヒロ君用のスペシャルメニューを作ってくれました。
お土産のお礼にと、ワインまで頂いてしまい、かえって恐縮。
消灯までの間、美味しく頂きました。
夜半から風が強くなり、日の出頃には結構な強風。
ヒロ君を連れてご来光を見に行くには危ないので中止。
トラバース道で五合目まで戻るコースをとります。
みなさんに見送られて、名残惜しみながら小屋を後にします。
ヒロ君はさびしくて涙目です。
雷鳥さんも見送りに来てくれました。
また来年、遊びに来ましょう。
トラバース道は各所で凍っていて、沢の横断には気を使います。
大滝頭分岐まで来れば一安心。
あとは北沢峠までまっしぐらです。
あたたかいコーヒーと食事で余韻を楽しみながら、秋深まる北沢峠を後にしたのでした。
おはようございます!
10月22日~23日と仙丈小屋へ行く予定です、一緒にいかがですか?とお誘いする予定でしたが、先を越されてしまいました(´_`。)
ヒロ君、雷鳥にあえて良かったですね^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ
同日、小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳の間でスレ違った者です。
こちらは下山に向けて走ってましたが、その時簡単に挨拶させていただいたと思います。
確か息子さんは5歳だと教えてもらいました。
こちらにも同じくらいの子供がいますが、5歳のお子さんを仙丈ヶ岳に登頂させてしまうなんてすごいと思ってました。
お見事です。
たかはしさん
直前で(金曜日)仙丈に変更したので、予告しませんでした
まあ、混んでたのでのんびりオヤジさん達と話はできなかったと思います。
22日泊ですか・・・いいなぁ
なんと、あの時は北岳からのラストスパートだったのですね
こちらもラストスパート(亀)ではありましたが・・・
時間内完走、おめでとうございます
ヒロ君、今回は2回目の仙丈ヶ岳、かつ好天なのでそれほど疲れはしなかったようです。
6月の時は、FIXロープで雪渓トラバース、雨、藪沢の残雪帯のツメと盛りだくさんだったので、連れて行く方も楽ちんでした
今年、ベビーキャリー卒業できたので、南ア最深部を歩けるようレベルアップしてほしいものです。
本人は「岩だけの山に登りたい。」と申しておりますが・・・
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