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Yamareco

記録ID: 1414802
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アルパインクライミング
大山・蒜山

大山 北壁 弥山 西稜

2018年03月24日(土) [日帰り]
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Silius その他1人
GPS
--:--
距離
6.0km
登り
939m
下り
921m

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
1:37
合計
7:50
6:00
18
南光河原駐車場
6:18
6:20
20
大神山神社
6:40
40
元谷
7:20
7:45
10
弥山西稜基部で装備整える
7:55
8:10
205
尾根に乗りロープだす
11:35
12:30
80
弥山山頂
13:50
南光河原駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原無料駐車場にて駐車
その他周辺情報 温泉は豪円湯院。モンベル大山店から歩いて5分。
大山開山1300年SALE中で入浴料380円でした。
そのほかレストランではかけそば180円、手作り豆腐食べ放題300円など
南光河原駐車場に夜明け前に到着。おそらく一番乗りで元谷に向かう
2018年03月24日 06:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 6:01
南光河原駐車場に夜明け前に到着。おそらく一番乗りで元谷に向かう
モンベルの裏手から佐陀川右岸をアプローチ
2018年03月24日 06:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 6:02
モンベルの裏手から佐陀川右岸をアプローチ
大神山神社をこえて行者登山口へ
2018年03月24日 06:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 6:17
大神山神社をこえて行者登山口へ
元谷登山口から元谷まで800m
いきなり視界がひらける。感動
2018年03月24日 06:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 6:44
元谷登山口から元谷まで800m
いきなり視界がひらける。感動
今回の弥山西稜のルートを記す。弥山山頂に突き上げるカッコイイ尾根である。どうやら先行パーティが取り付き尾根上にいるようだ
2018年03月24日 06:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 6:44
今回の弥山西稜のルートを記す。弥山山頂に突き上げるカッコイイ尾根である。どうやら先行パーティが取り付き尾根上にいるようだ
別山バットレスが右となりに大迫力。
3本のリッジルートがみえる。
左:幻のカンテ  
中央:別山バットレス中央稜  
右:別山バットレス右尾根
2018年03月24日 07:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 7:10
別山バットレスが右となりに大迫力。
3本のリッジルートがみえる。
左:幻のカンテ  
中央:別山バットレス中央稜  
右:別山バットレス右尾根
雪の斜面をあげて尾根基部から左の雪斜面を巻き上がり尾根にのる。乗ったところでブッシュでセルフビレイをとりロープを出す。
2018年03月24日 07:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 7:54
雪の斜面をあげて尾根基部から左の雪斜面を巻き上がり尾根にのる。乗ったところでブッシュでセルフビレイをとりロープを出す。
落氷が絶え間なく続いた。
21日に菜種梅雨の合間、東京に雪を降らした寒気により、分厚い氷が風に揺れて落ちてきてるようだ。拳大の大きさのものが落ちてくるので油断できない。
2018年03月24日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 7:59
落氷が絶え間なく続いた。
21日に菜種梅雨の合間、東京に雪を降らした寒気により、分厚い氷が風に揺れて落ちてきてるようだ。拳大の大きさのものが落ちてくるので油断できない。
クライムオン
2018年03月24日 08:06撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 8:06
クライムオン
1p目リッジの右斜面の雪ではなく氷をいく。藪の露出がしっかりあるのでプロテクションはとりやすい
2018年03月24日 08:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 8:08
1p目リッジの右斜面の雪ではなく氷をいく。藪の露出がしっかりあるのでプロテクションはとりやすい
左手の弥山東稜から日の出。豪雪地帯で陽の当たりにくい北面にある北壁は雪が比較的安定している。
2018年03月24日 08:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 8:08
左手の弥山東稜から日の出。豪雪地帯で陽の当たりにくい北面にある北壁は雪が比較的安定している。
2、3p目も同様 リッジの右斜面をいく。雪がまだらに現れだす
2018年03月24日 08:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 8:14
2、3p目も同様 リッジの右斜面をいく。雪がまだらに現れだす
2p目終点。先行パーティに追いついたため手前でピッチを切る。
2018年03月24日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 8:37
2p目終点。先行パーティに追いついたため手前でピッチを切る。
3p目終点から別山バットレス。カッコイイですわ
2018年03月24日 08:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 8:38
3p目終点から別山バットレス。カッコイイですわ
4p目先行パーティから先行ってと譲っていただいたのでロープが交差しないように注意しガなら行かせてもらう。
2018年03月24日 09:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 9:11
4p目先行パーティから先行ってと譲っていただいたのでロープが交差しないように注意しガなら行かせてもらう。
5p目岩稜帯。岩に張り付いて氷が脆く厄介であった。また細いブッシュにも氷が張り付きいかにも太そうにみえてプロテクションが豊富そうに見えて信頼おけるブッシュは少ない
2018年03月24日 09:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 9:27
5p目岩稜帯。岩に張り付いて氷が脆く厄介であった。また細いブッシュにも氷が張り付きいかにも太そうにみえてプロテクションが豊富そうに見えて信頼おけるブッシュは少ない
6p目岩稜帯出口の乗越。高度感HIGH
2018年03月24日 09:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 9:37
6p目岩稜帯出口の乗越。高度感HIGH
6p目岩稜帯を出ると雪稜。雪壁の手前でピッチを切る。
2018年03月24日 09:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 9:49
6p目岩稜帯を出ると雪稜。雪壁の手前でピッチを切る。
7p目勾配のきつい雪壁。雪が締まっているのでダガーポジションでサクサク上げていく。非常に気持ちの良いピッチ
2018年03月24日 09:55撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 9:55
7p目勾配のきつい雪壁。雪が締まっているのでダガーポジションでサクサク上げていく。非常に気持ちの良いピッチ
7p目振り返り。高度感が気持ちよい
2018年03月24日 10:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 10:07
7p目振り返り。高度感が気持ちよい
8p目雪稜上のブッシュを右から巻きあがる
2018年03月24日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 10:13
8p目雪稜上のブッシュを右から巻きあがる
8p目終点。すっきりとした斜面にでる。
2018年03月24日 10:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 10:25
8p目終点。すっきりとした斜面にでる。
9p目。左のリッジ上に出ればスタカット終了でコンテとなる。
ここで右側へ進みもう少しだけ雪壁を堪能する。ここがもっとも勾配があり核心ピッチとなったが楽しいところであった。ふくらはぎがうれしい悲鳴をあげる。
2018年03月24日 10:28撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 10:28
9p目。左のリッジ上に出ればスタカット終了でコンテとなる。
ここで右側へ進みもう少しだけ雪壁を堪能する。ここがもっとも勾配があり核心ピッチとなったが楽しいところであった。ふくらはぎがうれしい悲鳴をあげる。
9p目終了点までもうちょい。50mロープいっぱいのギリギリにやっとブッシュでアンカーがとれた
2018年03月24日 10:32撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 10:32
9p目終了点までもうちょい。50mロープいっぱいのギリギリにやっとブッシュでアンカーがとれた
10p目からすぐにコンテに切り替える
2018年03月24日 11:11撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 11:11
10p目からすぐにコンテに切り替える
さすがに上部は風が強い。
コンテピッチになってから一部いやらしい固い雪のトラバースがあったので一人ずつの登攀
2018年03月24日 11:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 11:31
さすがに上部は風が強い。
コンテピッチになってから一部いやらしい固い雪のトラバースがあったので一人ずつの登攀
山頂稜線にでる。剣ヶ峰とナイフリッジが素晴らしい
2018年03月24日 11:37撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3/24 11:37
山頂稜線にでる。剣ヶ峰とナイフリッジが素晴らしい
弥山山頂にて。天気に恵まれたクライミングであった。
2018年03月24日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 11:43
弥山山頂にて。天気に恵まれたクライミングであった。
夏山登山道から下山。眼下に広がる景色が素晴らしい。
大山北壁また来たい。
2018年03月24日 12:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/24 12:47
夏山登山道から下山。眼下に広がる景色が素晴らしい。
大山北壁また来たい。

装備

備考 ブッシュのない雪壁があるのでスノーバーをお守りに持っていってもよい

感想

締まった雪でダブルアクスが利いて非常に気持ちよく登攀することができた。
アイスアクス2本よりは縦走用のベンドシャフトが1本以上あったほうがコンテしやすい。アイスクライミングよりは傾斜がないのでダガーポジションを多用した方がスムースである。藪のない雪壁があるので不安であるならばスノーバーも使える。スクリューは不要。

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