常念岳 焼岳 (どちらも日帰りピストン)


- GPS
- 31:41
- 距離
- 45.3km
- 登り
- 3,077m
- 下り
- 2,697m
コースタイム
5:40駐車場→6:00一ノ沢登山口→8:43胸突八丁→9:12最終水場→10:10常念乗越→11:43常念岳頂上12:00→13:08常念小屋13:38→14:15最終水場→14:32胸突八丁→16:45一ノ沢登山口→17;04駐車場
10/12(中の湯上の登山口から日帰りピストン)
焼岳登山口→下堀沢出合→北峰南峰分岐→焼岳頂上→北峰南峰分岐→下堀沢出合→焼岳登山口
ルート図は二つのGPSデータファイルを接続したので一ノ沢駐車場と焼岳駐車場を結ぶ直線は無視してください(GPXファイルが一つしか登録できないので)
天候 | 10/11晴れ 10/12快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口より約1キロ手前だがもう少し前進しても数台分の駐車スペースは有りました 10/12 焼岳登山口駐車場(中の湯の上)近くの空き地 R158から安房峠道に入り、中の湯温泉を過ぎ第10カーブを超えると道路脇に駐車場があるが満車のためさらに上のスペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
常念岳一ノ沢コース 歩きやすいコースですが常念乗越から頂上間は岩ゴロで疲れも出るの滑りやすく思ったよりも時間が掛かってしまった。 焼岳 こちらも歩きやすいですが、下堀沢右岸沿いに階段(はしご)が多くやや歩きにくかった。頂上部の噴出ガスも風向きによっては吸入して転落なんてことも考えました。 |
写真
感想
10/11
前日の夜、関越道、上信越道経由で豊科の道の駅に移動し車中泊
4時半起床後、一ノ沢駐車場へ移動。平日ということもあり駐車場はガラガラでした
登山口までは舗装路をダラダラ登るがウォーミングアップにちょうどいい。
沢沿いの登山道は緩い勾配の傾斜が多く知らず知らずに高度が稼げる。
しかし、これも左岸、右岸、左岸の胸突八丁まででおしまい。ここからは常念乗越までは傾斜がきつくなる。
途中、何でもないところでバランスを崩し左手に激痛が発生。親指の爪の隙間から出血していたのでびっくり。出血も痛みもおさまりそうだったので続行することにした。
常念乗越に着くと槍穂の大展望だった。ただ、冷たい風が吹いており休む気になれずそのまま頂上へと進むことに。ここから頂上までは岩ゴロで急斜面なので歩いては休みの繰り返しになり見た目以上に時間が掛かってしまった。ハイマツの影には雪が残っていて、このまま来年まで根雪になるのだろうか。
頂上は岩が積み重なっていて非常に歩きにくく、一段下には休むスペースがあるが冷風が吹き付けていて休む気にはなれなかった。
いやぁ〜、大展望でした。槍も奥穂も…も、きりがありませんでした
しかし、寒さのため写真だけとって、そそくさと常念小屋に戻ることに。
頂上滞在時間わずか15分のために6時間かけて登るなんて、普通の人から見ると大馬鹿ですね。でも、大馬鹿者の特権です。
予定では小屋からの下山開始が午後2時を過ぎるようであれば小屋泊まりだったがなんとか日帰りできそうなので、小屋で缶ビール、カレーライスをいただきました。
食事休憩後、下山開始。来た道を淡々と下って、なんとか暗くならずに下山できた。
この、一ノ沢コースは歩きやすく、日帰りも可能だが、次来るときは絶対に小屋泊まりにします。だって、楽だもん。
下山後は風呂探しで、結局、穂高温泉のしゃくなげ荘で汗を流す。
豊科町で夕食後、昨夜泊まった道の駅で車中泊
10/12
5時起床 寝坊した
パンをかじりながら運転し、焼岳登山口へ向かう。自分の地図には上高地への入口付近が登山口になってるが車を止める場所はない。安房峠への林道を登っていき中の湯温泉を過ぎてまもなく、左側に10台近くの車が駐車しており、焼岳の登山口を見つけることができホッとした。停めるスペースがないのでその少し先の空き地に駐車することにした。
登山口からはいくらもいかないうちに尾根に取り付くようで結構な急登が続くので、焦らずゆっくり登る。急登が少なくなってくると前方上に焼岳の岩峰が見え隠れするようになり、テンションが上がる。
樹林帯を抜け出ると、笹原が広がり岳樺、ナナカマドの紅葉がピークを迎えており、朝日を受けて輝いていた。下堀沢の右岸に出会うと、焼岳の絶景が待っていた。
ここからは右岸に沿ってハシゴが多く、急登が連続する。
噴煙の上がる頂上直下の分岐まで来ると、なんと噴火口に池があった。自分の地図には載ってなかったのでチトびっくりです。
噴煙の下を通って、北峰頂上へ向かう。頂上からはこれまた360度の大展望でした。さすがに、比較的短時間に登れることもあってか、たちまち山頂は大賑わいに。十分景色を堪能して、下山開始することに。
北峰南峰の分岐から下は風もなく頂上で着込んだ上着を脱ぐ。昨日も、今日も頂上はもう冬ですね。
下堀沢出合いで穂高の吊り尾根を見納めとし樹林帯に突入。淡々と、降りて無事下山。
中の湯温泉に速攻で向かい、汗を流す。露天風呂からは見納めたはずの吊り尾根がアンコールに応えるかのように再現してくれました。
今回の北アルプスの山旅も天候に恵まれました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する