早春の上州2山・日光白根山と武尊山


天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
武尊山は、昨年福田ガイドとともにチャレンジしたが、吹雪のため剣ヶ峰手前で撤退している。
今年はリベンジということで再度申し込む。
前日の日光白根山とのダブルヘッダーだが、両方ともゴンドラ利用の手抜き登山である。
金曜に半休をもらって、丸沼のペンションに宿泊。高齢の人柄のよいご夫婦がやっている。食事は朝食のみとしてもらった。
3月24日、風もなく暖かく、天気は最高である。駐車場で福田さんともう1名と合流。
ロープウェイに乗って上がっていくと、春先としては最高の展望が広がる。
見慣れた上越国境や尾瀬の山々。名も知らぬ白い山々が重なり合う。
山頂駅で支度をし出発。標高が高いので、雪は腐っていない。アイゼンがよく効く。
ルートは白根山の西面を目指して樹林帯を行き、南面に回り込み、森林限界から急登するのだ。
雪面のトラバースをずっと続けるいやなコースである。
森林限界の下まではそれほど急ではないが、そこから滑り落ちそうな急登が出てくる。
なんとか登ると、そこはまだ白根山の肩で、まだまだ急な登りが山頂まで続く。
景色はよいし、風がないから助かるが、火山独特の地形はどこが山頂なのかわかりにくい。
ようやく山頂に上り詰めれば、360度の展望が広がる。
目の前の日光連山や、両毛国境の山もよいが、越後三山方面の真っ白な山々が実に魅力的である。
僕は一度夏に湯本から登っているはずだが、かなり昔の話だ。
季節も違っており、体力は消耗したが残雪期の北関東最高峰に登ることができた。
翌日は武尊山へ。夜のうちに雨が降って、これが山では雪だったようで、思いがけずよい雪を踏むことができた。
川場スキー場からリフトを乗り継いでいく。
昨日と変わって天気はよいものの強風が吹いている。この風の中剣ヶ峰を越えられるかがポイントである。
リフト終点で支度をして出発する。いきなりの急登がきつい。
これを上りきれば緩くなって剣ヶ峰のリッジになる。
登山者が多く、剣ヶ峰の登りは階段状。下りは岩が出ているが、ピッケルで注意深く行けば大丈夫だった。
ただこの下りで時間がかかるおばさまが出現。渋滞する。人気があるところはこれがあるのだ。
ここを過ぎれば大きな尾根を上り下りしていく。振り返れば剣ヶ峰が立派である。
武尊山本峰へは遠く感じるがそれほどでもない。但し風が半端ない。
ピッケルをストックに持ち替えていたが、ピッケルで耐風姿勢を取らないと危ないくらいである。
山頂まではそれほどかからないからがまんして進む。2時間かからなかった。
山頂は小広く、雪は飛ばされている。展望が広がるが、何しろ風が強く、じっとしていられない。
数枚写真を撮ってすぐに下る。
途中の風の弱いところで少し休憩をしたのみ。
そのため昼前にはスキー場に戻ってきてしまったので、高速の渋滞を避けるために、途中の入浴は止めて一直線に帰宅する。
流れが悪いところもあったが、5時前には自宅に戻れた。
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