津軽半島の中央分水嶺 中山峠〜363m峰〜玉清水山
- GPS
- 11:12
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 778m
- 下り
- 772m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 11:05
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中山峠への旧道入口にゲートあり.ゲートがなくても荒廃しており車は通れない.峠までは雪上を歩く.170m峰までは送電線の巡視路がある.ここから200mを越えるまでは雪が少なく灌木や笹竹,ヒバの幼木のやぶ漕ぎが主体となる.200mを越えると次第に雪が多くなり雪上を歩けるがわかんをつけていても時々もぐり大変.363m峰から380m峰までも雪が少なくやぶ漕ぎが辛い.玉清水山の上りは雪上を歩けるが最後は急.帰りもやぶ漕ぎや軟雪で苦労するので時間がかかる. |
写真
感想
気象庁の観測で今年の今別の累積積雪深は平年より多かったので残雪たっぷりのまだ歩いていない中央分水嶺の稜線をサクサク歩けると思って来たが最近の高い気温で雪解けが早かったようだ.昨日は中山峠から北に向かう分水嶺を歩いたが,標高が低く残雪不足で途中で下山した.今日は昨日よりは標高が高いので袴腰岳まで往復できると思い暗いうちに出発したがやはり残雪不足と藪漕ぎが大変で疲れたため諦めた.玉清水山と袴腰岳の間の分水嶺は後日におあずけになった.
最高峰は479mしかないが少ない残雪と笹竹のやぶがミックスした状態で大変だった.軟雪なのでわかんをつけて歩いたがもぐり,またわかんがやぶに引っかかり苦労した.ただし雪が解けている場所は通過するのが困難なほどの密やぶは少ない.地図に現れない微妙な登り下りのやぶの稜線が多く,また樹林のために視界も悪く結構ルートファインディングに気を使った.地形図と磁石だけでは時間がかかりそうなのでGPSは必要と思う.
このコースはヤマレコ初トレースだが中央分水嶺や津軽半島縦走に興味のない登山者には全く面白みのない稜線と思う.玉清水山の写真付きの登山記録はネットで検索できなかったので貴重だと思うけど興味がある人がいないと思うと寂しい.当然,誰にも会わず最近歩いた痕跡もなかった.もう少し早い時期なら比較的楽と思うが,今回歩いた状態では結構難易度が高く安易に入り込むと後悔すると思う.
ここから北に続く中央分水嶺山行:
津軽半島の中央分水嶺 中山峠〜155m峰〜200m峰〜210m地点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1416514.html
ここから南に続く中央分水嶺山行:
津軽半島の中央分水嶺 玉清水山〜袴腰岳(中里)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1746075.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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玉清水山、地図で見ながらこれは残雪期だなと思いながら調べていたらやっぱりいました。うれしくなりました。今年はもう無理ですが、来年の3月初めあたりにと思っています。大変参考になりました。
こんなマイナーなコースにコメントをつけていただきありがとうございます.
私はここ10年ほど日帰りで中央分水嶺を中心に歩いています.津軽半島はまだ歩いていない分水嶺が残っている場所で玉清水山よりは分水嶺目的に歩きました.今年は雪が少なく思ったよりも大変でした.このコースは残雪の多いもっと早い時期の方が快適と思います.東日本の中央分水嶺はほぼ歩きましたが,津軽半島の分水嶺を日帰りでするのは結構大変です.今,残った分水嶺をどのように歩くか検討中です.
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