矢倉沢往還その2（二子玉川〜田奈）

2018年04月06日(金) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 18.4km
• 登り: 210m
• 下り: 183m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:04
• 休憩: 1:51
• 合計: 6:55

10:28 二子玉川駅
10:48 10:52 岡本かの子文学碑
11:19 11:25 大山街道ふるさと館
11:33 11:46 溝口神社
11:56 11:56 南武線溝の口踏切
12:22 12:57 ２４６梶ヶ谷交差点
13:25 13:29 八幡神社
14:50 14:57 荏田駅前
15:21 15:26 市が尾横穴古墳群
16:03 16:40 藤ヶ丘「豆匠」
17:23 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：田園都市線　二子玉川駅
ゴール　：田園都市線　田奈駅

コース状況／危険箇所等

川崎国道事務所のHPに「大山街道　みどころマップ」があります
http://www.ktr.mlit.go.jp/kawakoku/ooyama_hi/index.htm

写真

4/6 10:22

矢倉沢往還2回目は、田園都市線の二子玉川駅から出発です

4/6 10:28

旧多摩堤の切通を抜けて多摩川沿いの道へ

4/6 10:31

福祉作業所の入口に「二子の渡し跡」の碑が立っていました

4/6 10:38

戻って二子橋を渡ります

4/6 10:43

橋を渡ると川崎市。大山道は右斜めに入ります

4/6 10:44

交差点脇には旧二子橋親柱がありました。橋の完成は大正14年だったそうです

4/6 10:47

交差点を入ると寺尾ビルの壁に大山街道の案内がありました。

4/6 10:47

ビルの裏手には「二子の渡し場入口」の道標があります

4/6 10:49

路地を入っていくと「岡本かの子文学碑」がありました。岡本かの子は岡本太郎の母親で、この碑は岡本太郎の作だそうです

4/6 10:55

すぐ隣には二子神社があり、参道を抜けて街道に戻りました。あれ？二子の渡しに行くの忘れてた

4/6 11:00

街道を先に進むと光明寺に着きます。ここは岡本かの子の実家、大貫家の菩提寺だそうです

4/6 11:06

飯島商店の前に大釜が置かれていました。これは、NHK大河ドラマ【黄金の日々】で使われたものだそうです

4/6 11:10

高津図書館の入口には「国木田独歩碑」がありました

4/6 11:12

蔵造りのお店には「婦人服　タナカヤ　呉服寝具」と書かれています。現在はやっていないようです

4/6 11:15

大師道とも呼ばれる国道409号線を渡ります。交差点には「創業宝暦年間」と書かれた田中屋があります。お茶屋さん？秤屋さん？

4/6 11:16

こちらは「灰吹屋薬局」。蔵造りの建物が昔のお店だったようです。シャッターの絵がおしゃれ

4/6 11:18

こちらは「大山街道ふるさと館」。大山街道の資料が展示され、パンフレットもいろいろ置かれていました

4/6 11:23

こちらは納太刀に使われた実物大の木太刀のようです。こんなものを担いで大山詣をしていたなんて・・・

4/6 11:28

二ヶ領用水に架かる大石橋を渡ります。桜もそろそろ終わりですね

4/6 11:33

こちらは溝口村総鎮守の溝口神社です

4/6 11:34

大きな御神鏡に自分の姿が映っています。恥ずかしい〜

4/6 11:35

珍しいしゃもじ型の絵馬が強い風にカタカタ鳴っていました

4/6 11:47

溝口神社のすぐ隣には宗隆寺があります。こちらには陶工・濱田庄司の墓があるということです

4/6 11:53

南武線踏切そばの栄橋交差点には、溝口駅北口再開発の際に掘り出された「さかえ橋親柱石」が立っていました

4/6 11:55

南武線の踏切を渡ります

4/6 11:57

踏切を渡るとすぐに陶工・濱田庄司生誕の地を示す石碑が立っていました

4/6 11:58

すぐ隣に片町の庚申塔があります。江戸期にこの地に作られた庚申塔は道標を兼ねていたそうです

4/6 12:02

この辺りから丘陵地帯に突入します。まずは、ねもじり坂。昔はもっと急で牛車・荷車にとっては難所だったようです

4/6 12:09

ねもじり坂を上り切ると、笹の原の子育て地蔵があります。昔、西国巡礼から戻った村人が、子を授かった御礼に建てたとか。

4/6 12:13

西向きに立てられた庚申塔の前に、小さな道標が立っています。西荏田方面・東二子橋方面と刻まれているようです。

4/6 12:17

この先、梶ヶ谷の交差点を歩道橋で渡り、東名方面に進みます。交差点そばで昼食休憩をとりました

4/6 13:24

庚申坂・八幡坂と坂を下り宮前平駅に着くと、八幡神社・小台稲荷神社があります

4/6 13:26

長い石段を上がると2つのお社が並んでいます

4/6 13:30

田園都市線のガードをくぐり、尻手黒川道路を渡って直進します

4/6 13:53

鷺沼駅を過ぎ、国道246号線に突き当たると阿弥陀堂がありました

4/6 13:56

246を渡り、有馬の住宅地を上っていくと、民家に立派な桜が咲いていました

4/6 14:04

住宅地を抜けて皆川園横の小径を進みます

4/6 14:06

昔、左の皆川園の辺りに大山街道の立場が置かれていたそうです

4/6 14:12

大きなマンションの建つ坂を下り、県道を渡って先に進むと・

4/6 14:19

霊泉の滝に着きます。滝不動は祈雨また喘息・風邪に霊験あらたかで汲む人も多いそうです

4/6 14:22

滝の上には老馬鍛冶山不動尊があります。小さなお堂ですが、おみくじ等も売られているようです

4/6 14:29

早渕川沿いの道を進み、荏田宿の手前には荏田下宿の庚申塔があります

4/6 14:30

荏田下宿には昔の風情が残されていませんが、JAの駐車場横に「大山街道　荏田宿」の標記がありました

4/6 14:33

246との交差点手前、民家の庭には荏田宿常夜灯が残されています

4/6 14:48

246を渡り、東名をくぐると赤い帽子を被ったお地蔵さんが三体並んでいます。

4/6 14:50

荏田駅前のバス停ベンチで一休み。
街道は田園都市線をくぐり、246沿いを進みます

4/6 15:15

246を離れ、住宅地の中を進むと、江戸中期頃の建立とされる市ヶ尾竹下地蔵堂に着きます

4/6 15:20

地蔵堂の裏手に回り込み、市ヶ尾小学校沿いの道を進むと市ヶ尾横穴古墳群に着きます

4/6 15:22

ここは昭和8年開墾中に発見されたもので、A群・B群合わせて19基の横穴古墳があります

4/6 15:36

旧日野往還道との交差点には旅籠綿屋があります。明治15年頃の建築で、明治末迄営業されていたとか

4/6 15:40

鶴見川に架かる川間橋を渡ります。昔はやや下流にあり、北斎の浮世絵にも描かれているそうです。

4/6 15:46

橋を渡って5分ほど。民家の庭先に樹齢600年といわれる横浜市銘木古木指定の一里榎があります。

4/6 15:51

一里榎から坂を上ると医薬神社があります。医王山薬王院東光寺が明治初年に改宗して神社になったそうです

4/6 16:01

藤ヶ丘駅近く、美味で評判の和菓子屋さんの前に出ました。並びのコーヒー豆焙煎店で美味しいコーヒーをいただき一休み。

4/6 16:48

ヤマダ電機の裏手を回り込み、再勝橋で246を渡ります。この辺りから小雨が降りだし、風も強さを増してきました

4/6 17:15

田奈駅近く、246に出る手前に庚申塔がありました。ここから長津田までは246沿いの国道歩きになります

4/6 17:27

さらに雲行きも悪くなり、国道歩きを中止。田奈駅から電車で打上げ場所の長津田に向かいました

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

矢倉沢往還第二回目は二子玉川から長津田まで。多摩川を渡ると見どころがいっぱい。川崎市内の区間では名所旧跡にそれぞれを説明した立札が立てられていて、昔を偲びながら興味深い街道歩きが楽しめた。途中の市ヶ尾付近は50年ほど前に通っていた学校近くであるが、その頃、山や畑であった場所がすべて住宅地に変わっており、その変貌ぶりにびっくりであった。
朝は晴れていた天気も次第に雲行きが怪しくなり、強風の中、小雨も降り出したため、田奈から長津田までの国道歩きは中止して電車移動で長津田ゴール。次回は長津田から出発予定である