秋山金鉱跡探索(秋山整備山行15)


- GPS
- 08:28
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 952m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道には危険箇所は特にありません。 石尊大権現への参道は神社までは倒木や枯葉等で多少歩きづらいですが特に危険はありません。しかし神社を過ぎて上の祠までは所々トラロープはありますがルートが分かりにくい上に枯葉が多く歩きづらいです。手がかり足がかりにする岩は脆く崩れやすいので充分な注意が必要です。祠から上は道がないので急斜面を木を頼りに登りますが滑落したら谷底まで落ちるので自己責任でどうぞというコースです。 千足街道から道を外れて金山川へ下りる斜面はザレていて滑りやすいですがまだ新緑のせいか思っていたよりは鬱蒼としていなかったです。ここは登山道でも廃道でもなくただの山の斜面です。金鉱跡の探索という目的で歩きました。歩こうと思う方はいないと思いますが一応お断りしておきます。 金山地区側からの千足街道は現在整備中です。「山と高原地図」には破線ですら載っていませんが単独行に慣れた方なら一般登山道と同じでしょう。つつみの平下のトラバース道は路肩が崩れやすい箇所を補強している最中なので気を付けて下さい。もしもの時のためにトラロープを張ってありますので活用して下さい。これからもぼちぼち整備していきますので皆さんどうぞ歩いてみて下さい。 |
その他周辺情報 | 秋山温泉が近くにあります。 |
写真
装備
個人装備 |
アウター
ダウンジャケット
長袖シャツ
サポートシャツ
ズボン
サポートタイツ
パンツ
靴下
帽子
グローブ
ゲーター
軽登山靴
合羽 上下
レイングローブ
ザック
ザックカバー
非常食
登山地図
地形図
コンパス
虫眼鏡
笛
ヘッドランプ
予備電池
ボールペン
メモ帳
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
ツェルト
アーミーナイフ
ライター
ローソク
レジャーシート
レスキューシート
ラジオ
カメラ
マーキングテープ
熊鈴
鳥追鉄砲
ミニランタン
モバイルバッテリー(コード)
使い切りカイロ
バンダナ
ティシュペーパー
ウェットティッシュー
トイレットペーパー
緊急用IDカード
保険証
クレジットカード
現金
鍵束
ヘルメット
保護 ゴーグル
折畳み小鋸
ペンチ
大プラスドライバー
小プラスドライバー
針金
ヒモ
L型金具
木ネジ
ワッシャー
ボンド
布テープ
ビニールテープ
両面テープ
カッターナイフ
ハンドドリル
赤ペン
キリ
替え靴下
マスク
おにぎり
ソーセージ
飲料
ボルトナット
マーカーペン
大ハンマー
金切鋸
半袖シャツ
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感想
今日は以前から考えていた金鉱跡の探索をしました。
冬枯れのある日に富士東部林道から金山峠に向かっている途中に左手の大丸から高柄山に向かう尾根の下に洞窟のような暗い箇所が見えてずっと気になっていました。
今年こそ新緑の前には探索しようとは思っていたのですが雪が降ったり風邪を引いたりでのびのびになってしまいやっと今日実現出来ました。
これ以上緑が濃くなると無理なのでぎりぎりだと思いましたがやはり少し遅かったようです。葉が出ると途端に見晴らしが効かなくなります。
探索の結果は何も見つけることが出来ずに空振りに終わりました。
準備不足な上に新緑の季節になってしまっては良い結果は望めるはずもありません。次は今年の年末か来年の冬枯れの季節にまた挑戦してみようと思います。
その時にはまず向かいの尾根から双眼鏡で洞窟が実際に存在するか?大きな倒木の根ではないか?を確認して 間違いなければ出来るだけ正確な座標を割り出してから実施するつもりです。
今回のルートは整備が主目的ではないので久しぶりに石尊大権現神社の参道を歩くことにしました。
このルートは何度か歩いていますが歩く度に道が荒れてきているなと感じます。一般登山道ではなく千足地区の有志の方々で整備されているのでやはり高齢化と過疎化と少子化が影響するのでしょう。この神社と参道は数十年後には廃虚と廃道になってしまうのかもしれません。
金鉱跡探索ではヘルメットをかぶり折り畳みのノコギリを腰に下げました。いつもの整備作業スタイルです。ナタは使い慣れないと腕や腿を切る恐れがあるので使いません。以前北海道に住んでいた時林業に従事していた祖父にナタの使い方を教えてもらい右利き用の剣先鉈をもらったのですが使いこなせず上京する時に置いてきてしまいました。山中での出血は致命傷になりかねないのでリスクは少なくするに限ります。その点ノコギリは冷静に一歩一歩進むのに気持ち的にも安全面でも有効です。この木を切ったら迂回しないで済むという状況で何度か助かったので山中の彷徨には非常に便利です。生木の丈夫な杖も簡単に作れてツェルトとヒモがあれば頑丈なテントも作れます。
当初の計画では富士東部林道と金山峠の間にある649m地点に登り返して指導標を修理しまた下る予定でしたが金山川の右岸は切れ落ちたような急斜面が続き取り付く場所がなく断念しました。今日はザックの重さ約10kgでいつもよりは軽いのですが無理をして事故を起こしてはならないのでそのまま谷底を下り林道に出ました。
いつもの千足街道に入りまだ時間もあるので整備作業をすることにしつつみの平下のトラバース道を約20m程造り下山しました。
この次に金鉱跡探索をする時には整備道具は持たずにザックを軽くして望んだ方がいいなと思いました。
この山行記録は山梨県上野原市秋山(旧秋山村)の秋山文化協会の下でボランティア活動をする個人の記録です。この山域に興味のある方はヤマノートの「秋山登山道整備」と「上野原市金山地区登山道整備」をご覧下さい。
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