イランスキー滑降遠征トレーニング(乗鞍岳BC+蛭ケ岳)
コースタイム
S乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場7:21
三本滝レストハウス08:16
かもしかリフト最上部(ツアーコース開始点)
ツアーコース終点09:03
トイレ11:09
肩の小屋12:00
朝日岳(乗鞍)12:50
乗鞍岳13:07
スキーで下山13:58
乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場15:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
風がつよく気温が低い山頂近辺は雪が硬いので、それなりの装備が必要かもしれない。(アイゼン、ピッケル) |
写真
感想
高度順応の為の登山に行った。
当初、富士山も検討したが条件が悪く風が強すぎるので乗鞍岳に変更。
今の時期の富士山は風が強いと危ない。風と天候という両条件揃わないと滑落の危険の可能性があがる。この時期富士山で滑落は死を意味する。
変更した乗鞍岳山頂は3000メートル。
乗鞍岳は、道路除雪が終りバスが山頂まで通じれば山岳スキー客がこぞって押し寄せるお手軽3000m峰なのだが、スキー場が終了しバスが動き出す前のこの時期は、標高差1400m以上を長時間かけて登らなくてはいけない要体力の山となる。
しかも、ネットで調べるにこの時期は気温が低いと雪が緩まず山頂付近はアイスバーンになる。なので山頂からの滑降を目指す山滑走だと滑落の心配もある。この時期の乗鞍岳は肉体的並びに精神的負担が多い山かもしれない。
この日は、風が強く森林限界を超えた時点で風の抵抗を感じ大変だったが、天候は晴れで展望は最高だった。
山頂近辺はアイゼンは刺さるが雪がとても硬い。斜度もあるので転倒すれば止まらず100メートル以上滑落しそうだった。山頂からの滑降は諦めようかとおもったが、経験値を上げるため勇気を出して山頂近辺からの滑降決行した。スキーのエッジがしっかり食い込まずすべりぎみで、斜面の雪の風紋大きくコブのようになっていて怖かったが、絶対に転倒しないように気を付けながら滑った。
標高下げると雪も程よく雪も緩み楽しみながら滑降した。
恐らくこの登山で3500メートルまでは耐え得る体になった。
イラン入りし4000メートル、4500メートルと1日500メートルづつあげていき、4850メートルのアラムクー山、最後は5761メートルのダマバンドでフィニッシュしたい。
今遠征はスキーなのでボードに比べ風抵抗や背負う重量も下がるので気分が去年より凄く楽だ。
今年のイランスキー滑降遠征は来期のデナリスキー遠征の前哨戦だ。結果より内容に重きをおきたい。
ありがたい事にデナリ山頂単独スキー滑降計画に関して色々な方の応援があり励まし頂きみんなが僕の夢を支えてくれている。
ベタな話かもしれないが、ある大病で悩む方にはマッキンリー(デナリ)の石を必ずもって帰ると約束した。
色々な方から色々なものをたくされもはや僕一人だけのものではない。
例え自然の脅威にさらされり失敗したりし周りからとやかくいわれてたとしても、「厳しいのでやっぱり僕やめます。」と簡単に屈っし諦める訳にはいかない。何度でも挫けず立ち上がり成功できるまで挑戦する。
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