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Yamareco

記録ID: 1434331
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講習/トレーニング
丹沢

大山(カンスコロバシ沢右岸〜諸戸尾根) 地図トレ

2018年04月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:48
距離
9.4km
登り
837m
下り
850m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
0:31
合計
5:33
6:39
46
7:25
7:25
9
7:34
7:38
129
9:47
10:14
98
11:52
11:52
20
12:12
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今日はヤビツ峠を起点に、地形図のみで大山まで登る企画である。よってGPSは禁止!
登山の時は常にGPSを2台のスマホで記録し続ける男、自他ともに認めるGPSの申し子であるnozawakiraさんはきっとドキドキの事だろう。まさに丸腰刑事だ。(nao)
2018年04月22日 06:41撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 6:41
今日はヤビツ峠を起点に、地形図のみで大山まで登る企画である。よってGPSは禁止!
登山の時は常にGPSを2台のスマホで記録し続ける男、自他ともに認めるGPSの申し子であるnozawakiraさんはきっとドキドキの事だろう。まさに丸腰刑事だ。(nao)
ブレードコンパスの使い方を伝授する。
「ブレードで現在地と目的地つなぎ、メモリ機能で磁北線をあわせ・・・」
私もうろ覚えのため適当に教えていたのだが、皆飲み込みが早く一斉に北に進み始めた!さすが一流の企業戦士達だ。適当に丸投げすればあとはよろしくやってくる。部下にほしいタイプである。(nao)
2018年04月22日 06:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 6:35
ブレードコンパスの使い方を伝授する。
「ブレードで現在地と目的地つなぎ、メモリ機能で磁北線をあわせ・・・」
私もうろ覚えのため適当に教えていたのだが、皆飲み込みが早く一斉に北に進み始めた!さすが一流の企業戦士達だ。適当に丸投げすればあとはよろしくやってくる。部下にほしいタイプである。(nao)
尾根の取り付きまではnozawakiraさんにナビをお願いした。グイグイと力強く皆を北へ導いていく。(nao)
2018年04月22日 06:48撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 6:48
尾根の取り付きまではnozawakiraさんにナビをお願いした。グイグイと力強く皆を北へ導いていく。(nao)
20分ほど歩くと中継の道標が出てきた。本日目指す取り付きポイントは門戸口の先だ。明らかに写真の左へ進むのだが、nozawakiraさんはどんどん直進して行ってしまった。。。
こういう時にどう言えば相手のプライドを傷付けずに間違いを指摘できるのだろうか?
昔読んだ「初めての課長マニュアル」的な本には「なるほど」を付けて一旦受け入れる姿勢を見せるのが良いと書いてあった。
私は敢えて一旦直進し「なるほど〜、こっちからも行けそうですね〜。でも私の記憶では門戸口方面だったような・・」(nao)
2018年04月22日 06:59撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 6:59
20分ほど歩くと中継の道標が出てきた。本日目指す取り付きポイントは門戸口の先だ。明らかに写真の左へ進むのだが、nozawakiraさんはどんどん直進して行ってしまった。。。
こういう時にどう言えば相手のプライドを傷付けずに間違いを指摘できるのだろうか?
昔読んだ「初めての課長マニュアル」的な本には「なるほど」を付けて一旦受け入れる姿勢を見せるのが良いと書いてあった。
私は敢えて一旦直進し「なるほど〜、こっちからも行けそうですね〜。でも私の記憶では門戸口方面だったような・・」(nao)
「なるほど」効果により、ご機嫌を損ねること無く、正規のルートに戻り青山荘までやってきた。変な尾根を登らされずにすみ、皆内心胸をなでおろす。(nao)
2018年04月22日 07:22撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 7:22
「なるほど」効果により、ご機嫌を損ねること無く、正規のルートに戻り青山荘までやってきた。変な尾根を登らされずにすみ、皆内心胸をなでおろす。(nao)
ヤビツ峠から約1時間、取り付きポイントであるカンスコロバシ沢を渡る橋に出た。ここら辺から右岸の尾根に取り付く。(nao)
2018年04月22日 07:35撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 7:35
ヤビツ峠から約1時間、取り付きポイントであるカンスコロバシ沢を渡る橋に出た。ここら辺から右岸の尾根に取り付く。(nao)
明確な踏み跡は見つからず、先人のログを頼りにとりあえず取り付いた。(nao)
2018年04月22日 07:43撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 7:43
明確な踏み跡は見つからず、先人のログを頼りにとりあえず取り付いた。(nao)
序盤からかなりの急登、足場はもろく気を付けないとすぐに落石を招く。(nao)
2018年04月22日 07:51撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 7:51
序盤からかなりの急登、足場はもろく気を付けないとすぐに落石を招く。(nao)
ようやく尾根に出ると、そこは快適な空間が広がっていた。これから大山を目指すとは思えないほどの静寂が辺りを包んでいる。(nao)
2018年04月22日 08:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 8:07
ようやく尾根に出ると、そこは快適な空間が広がっていた。これから大山を目指すとは思えないほどの静寂が辺りを包んでいる。(nao)
結果的にはココらへんが今回の山行の核心部となった。この場所を私はP1021のすぐ手前だと主張したのだが、その意見は3人に否定された。もっと手前の尾根だという。
3対1の状況で反論する術を「初めての課長マニュアル」に求めたが何も出てこなかった。チームの和を重んじるため3人に従うことにした。(nao)
2018年04月22日 08:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 8:49
結果的にはココらへんが今回の山行の核心部となった。この場所を私はP1021のすぐ手前だと主張したのだが、その意見は3人に否定された。もっと手前の尾根だという。
3対1の状況で反論する術を「初めての課長マニュアル」に求めたが何も出てこなかった。チームの和を重んじるため3人に従うことにした。(nao)
少し歩くとネットでよく見るモノレールが現れた。あとはこのモノレール沿いに進めばよいはずだ。
唯一正解を知っている私はひとり気が楽になり後方から3人の行く道を見守ることにした。
「見てやるぞ〜。薩長の連中がどんな国をつくるのか。どんな世の中つくるのか。じっくりと見てやるぞ〜。」と自刃した萱野権兵衛の気分である。(nao)
2018年04月22日 08:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 8:56
少し歩くとネットでよく見るモノレールが現れた。あとはこのモノレール沿いに進めばよいはずだ。
唯一正解を知っている私はひとり気が楽になり後方から3人の行く道を見守ることにした。
「見てやるぞ〜。薩長の連中がどんな国をつくるのか。どんな世の中つくるのか。じっくりと見てやるぞ〜。」と自刃した萱野権兵衛の気分である。(nao)
三ノ塔越しの富士山が素晴らしく慌てて切り取る。撮影はnozawakiraさんだが^^;(nao)
2018年04月22日 09:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
4/22 9:23
三ノ塔越しの富士山が素晴らしく慌てて切り取る。撮影はnozawakiraさんだが^^;(nao)
富士山にすっかり気分が良くなり、快調に尾根を闊歩しているとokt-takaさんが突如「大山が近すぎる!」と言い始めた。近すぎるとはどういうことじゃ?^^;(nao)
2018年04月22日 09:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 9:26
富士山にすっかり気分が良くなり、快調に尾根を闊歩しているとokt-takaさんが突如「大山が近すぎる!」と言い始めた。近すぎるとはどういうことじゃ?^^;(nao)
もうここ北尾根じゃん!
まだ大山北尾根のだいぶ手前だと思っていたところは、既に北尾根で、今いる所は大山山頂の眼の前でした。先程のokt-takaさんの発言はそういうことか。(nao)
2018年04月22日 09:43撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 9:43
もうここ北尾根じゃん!
まだ大山北尾根のだいぶ手前だと思っていたところは、既に北尾根で、今いる所は大山山頂の眼の前でした。先程のokt-takaさんの発言はそういうことか。(nao)
やりきった男の背中は清々しさすら覚える。眼下に街を従えてkurimemfさんは何を思う。(nao)
2018年04月22日 09:47撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 9:47
やりきった男の背中は清々しさすら覚える。眼下に街を従えてkurimemfさんは何を思う。(nao)
今日はピークハントにこだわっていなかったが、せっかくだからと山頂を踏みに行く。次から次へと山頂へ上がってくる人たちは皆満足そうな表情だ。北尾根まで全く登山者に会わなかったのが嘘のよう。(nao)
2018年04月22日 10:10撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 10:10
今日はピークハントにこだわっていなかったが、せっかくだからと山頂を踏みに行く。次から次へと山頂へ上がってくる人たちは皆満足そうな表情だ。北尾根まで全く登山者に会わなかったのが嘘のよう。(nao)
帰路は諸戸尾根を使う。nozawakiraさんが下山口を探してくれている。ここらへんにあるはずだが。(nao)
2018年04月22日 10:16撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 10:16
帰路は諸戸尾根を使う。nozawakiraさんが下山口を探してくれている。ここらへんにあるはずだが。(nao)
イタツミ尾根から少し西側に行った所に明らかな踏み跡を発見した。ここが諸戸尾根だろう。
だがしかしnozawakiraさんはもう一本南の尾根だと言って譲らない。我々と別れ自分が信じた道を進むという。
なるほど、ここがすぐに自分の意見を変えて迎合してしまう私との違いである。
やはりできる男は自分の意見を貫き通す強さと信念がある。「初めての課長マニュアル」に書いてあったとおりだ。

それぞれ別の道を歩んだ3分後、30mほど南から「道が無い!そっちに道はあるか!」と大声が聞こえてきた。
「(大分前から)ありますよ!」と応じた。
数分後nozawakiraさんが照れくさそうに我々に合流してきた。
三振したかと思うと次の打席できっちり修正してくる。まるでハム清宮だ。どのクラスのマニュアルを読んでいるんだろう。(nao)
2018年04月22日 10:36撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 10:36
イタツミ尾根から少し西側に行った所に明らかな踏み跡を発見した。ここが諸戸尾根だろう。
だがしかしnozawakiraさんはもう一本南の尾根だと言って譲らない。我々と別れ自分が信じた道を進むという。
なるほど、ここがすぐに自分の意見を変えて迎合してしまう私との違いである。
やはりできる男は自分の意見を貫き通す強さと信念がある。「初めての課長マニュアル」に書いてあったとおりだ。

それぞれ別の道を歩んだ3分後、30mほど南から「道が無い!そっちに道はあるか!」と大声が聞こえてきた。
「(大分前から)ありますよ!」と応じた。
数分後nozawakiraさんが照れくさそうに我々に合流してきた。
三振したかと思うと次の打席できっちり修正してくる。まるでハム清宮だ。どのクラスのマニュアルを読んでいるんだろう。(nao)
諸戸尾根は明るく踏み跡も結構あり、わかりやすかった。登りでの現在地誤りをきっちり修正するため、下山では登り以上に地図を確認。(nao)
2018年04月22日 10:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 10:51
諸戸尾根は明るく踏み跡も結構あり、わかりやすかった。登りでの現在地誤りをきっちり修正するため、下山では登り以上に地図を確認。(nao)
帰り道「→」をあえて直進するnozawakiraさん。「この尾根の先が見たい」と。
齢四十にして惑わず。かっこいい!(nao)
2018年04月22日 11:21撮影 by  E-PL5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 11:21
帰り道「→」をあえて直進するnozawakiraさん。「この尾根の先が見たい」と。
齢四十にして惑わず。かっこいい!(nao)
nozawakiraさんのナビで大山から尾根をずっとトレースして無事林道まで下山できた。
「大山山頂からここまで尾根がつながっている事実がすごい」というnozawakiraさんの言葉が印象的だった。
その視点はなかったな〜、新しい発見だ。(nao)
2018年04月22日 11:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 11:42
nozawakiraさんのナビで大山から尾根をずっとトレースして無事林道まで下山できた。
「大山山頂からここまで尾根がつながっている事実がすごい」というnozawakiraさんの言葉が印象的だった。
その視点はなかったな〜、新しい発見だ。(nao)
無事ヤビツ峠駐車場へ帰還。お疲れ様でした!(nao)
2018年04月22日 12:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/22 12:12
無事ヤビツ峠駐車場へ帰還。お疲れ様でした!(nao)

感想

今までの登山はスマホのGPSで現在地を確認し「あとどれくらいで着くか」という観点でしか山を見れていなかった。
今回初めて地形図だけで進む登山を行ったが、今までの登山とこうも違うとは思いもしなかった。地形図だけの登山は山容や山そのものをより意識することができ、用意されたコースをただ登るというよりも、より深くその山について知れる様な気がした。
この思いつきの登山に付き合ってくれた仲間に感謝します!また行きましょう!

とりあえず、公開!

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