記録ID: 1438622
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無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄
馬子岳〜目丸山
2018年04月22日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:40
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
内大臣林道側の登山口そばの路肩へ 5台ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
※道の状況 馬子岳の直登コース(内大臣林道側)はかなり険しく、危険なため、 登山地図にはあまり載っていないマイナールート。ヘルメットは必須。 昔は利用されていたのかもしれないが、古いテープが見受けられる。 迷いやすく、滑落・道迷いなど遭難事故も起きているため、 必ず慣れた人に案内してもらってください。 【馬子岳登山口 ⇔ 直登・一般ルート分岐】 登山口手前からダート、車高の低い車は厳しい。 登山口とわかるはっきりした標識はなく、踏み跡のある橋の袂から入山。 杉林をギザギザと登っていくとそれほどかからず分岐へ。 【直登・一般ルート分岐〜馬子岳】 分岐から直登コースへ進む。 このコースは、ヘルメット必須。なのにロープもクサリもない。 北アルプスの整備された岩場よりある意味危険。 急な岩場は枯れ木や浮き石が多く、少し歩くだけで小石が落ちていく。 枯れ木や浮石を頼りに体重をかけると一瞬で滑落するので、 手をかける場所、足を置く場所の選択は慎重に。 直登コースだけあって落石を発生させたら、すぐに下の登山者への 配慮が必要。 踏み跡もしっかりとはしていない箇所が多いが、少ないテープで方向は 確認しながら、自分の安全確保を大事にルートを考えながら歩く必要あり。 急な崖を過ぎれば、あとは細い馬の背のような細い尾根道をたどっていく。 ここも滑落注意だが、尾根が細く迷うことはない。 また、両側に樹木があるので、比較的安心感はある。 ヒカゲツツジやミツバツツジが迎えてくれるとほどなくして馬子岳山頂。 【馬子岳〜目丸山】 ここからの登山道は安定しているが、全体的に登りが多いアップダウンが 続き、距離が結構長いので、バテないように、適宜エネルギー補給が必要。 一般ルート下山の分岐(はっきりした道標はないが、急に若い広葉樹の 広場みたいな鞍部)を過ぎ、最後の登りに差し掛かると、カタクリが姿を現す。 可愛い薄紫の花を眺めながら元気をもらい登り進めると、目丸山山頂。 【目丸山〜一般ルート分岐】 先ほどの鞍部まで下山後一般ルートの谷へ。 内大臣川支流の源流をみて、そのまま川沿いを下り、赤いテープを頼りに、 右岸の斜面へ入ってその後、樹林帯の尾根歩きとなる。 尾根の突き当りのようなところから、西側斜面を谷へギザギザと下る。 渡渉点があり、そこを越えると、崩落した斜面のトラバースがあるので注意。 その後、杉の樹林帯の緩やかな登山道にかわる。 ギンランを眺め、不思議な祠を見て、踏み跡を進むと、直登コースの分岐へ戻る。 ※登山ポスト 見当たらない。 |
写真
撮影機器:
感想
お誘いいただいて参加してきました。
なかなか歩けないマイナールートは、けっこう大変だったけど
無事に下山できて振り返ってみれば、楽しい良い経験でした。
いつも思うのは九州の山々の岩場は、北アルプスより厳しいということ。
きちんと準備して、怪我もなく事故もなく山を楽しむことが、
自然相手の山歩きは、一歩間違えば、命にかかわること。
車の運転と同じで、自分の心がけが一番大事だなと改めて思いました。
あとは、もらい事故ではないけれど、落石など自然要因の災害をどう
乗り越えるかだなと。
これからも油断しない山歩きをしたいなと思います。
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