瑪瑙山〜信越名峰の大展望

2018年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 03:06
• 距離: 7.3km
• 登り: 473m
• 下り: 464m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:06

10:54 スタート地点
12:25 12:51 瑪瑙山
14:00 ゴール地点

時間に余裕をもたせるため、単純ピストンとしました。飯縄山へのアタックは次の機会。

天候

快晴、乾燥、風やや強め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道信濃町IC、若しくは国道18号〜道の駅しなの〜県道36号線〜戸隠スキー場越水ゲレンデ前

コース状況／危険箇所等

危険箇所全くなし。スキー場の麓から山頂までずっとゲレンデを登る。ところどころ残雪あるがほとんど雪解けした状態。ゲレンデ内にオフロード砂利道もあるが雪解け水を含みふわふわしたゲレンデ道なので膝関節には極めて優しい。下りはとりわけ楽に歩ける。

その他周辺情報

長野市内エムウェーブ近くに天然温泉のいわゆるスーパー銭湯あり。「まめじま湯ったり苑」今回立ち寄る。

写真

4/29 8:46

上越市高田地区から瑪瑙山に向かう途中。妙高山と火打山

4/29 9:02

妙高山。もしも溶岩ドームがカルデラに落ち込まなかったら3000m峰かな。

4/29 9:02

大好きな火打山の尖り。真っ白。

4/29 9:03

矢代川かな。火打、妙高からの雪解け水が勢いよく流れていく。

4/29 9:44

道の駅しなのから見る妙高山。

4/29 9:46

黒姫山。頸城から北信には妙高〜黒姫〜飯縄と大きな火山が3つ一列に連なる。

4/29 9:47

左は飯縄山、真ん中がこれから登る瑪瑙山だとおもう。右横は高デッキ山かな？

4/29 10:55

戸隠スキー場に到着。駐車して登山開始です。後ろには戸隠連山が迫る。

4/29 10:56

戸隠山の右には高妻山がどーんと空を突き刺している。

4/29 10:56

雪解けしたゲレンデを登ります。

4/29 10:58

背後には北アルプス。左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳。

4/29 10:58

マイペースであるき続けます。

4/29 11:05

背後の高妻山。

4/29 11:05

気高き高妻山。てっぺんに登った経験は私の誇り。

4/29 11:30

リフト小屋のポスター。若い頃は赤倉、池の平では豪快に滑走したもんだなあ…。

4/29 11:51

画像ではわかりづらいが、中央に槍ヶ岳。小槍も見えます。

4/29 11:55

今は花はないです。あるのはフキノトウくらいかな。

4/29 11:57

北アルプスの展望

4/29 11:59

斜度は10~20度くらいかな。広くて気持ちがいい。

4/29 12:08

振り返り、戸隠連峰を望む。大迫力、カッコイイ！

4/29 12:11

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳

4/29 12:11

真中に手前の凸は一夜山らしい。八方尾根も中より左に見える。

4/29 12:12

白馬三山がバッチリ。鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳も頭を少し。

4/29 12:12

高妻山。手前のリフト小屋を入れて撮影。ヨーロッパアルプスみたい。

4/29 12:22

瑪瑙山に登頂。1748メートル。
向こう側は飯縄山山頂。このあと記念撮影しました。

4/29 12:31

山頂から見た鹿島槍ヶ岳

4/29 12:31

五竜岳と八方尾根

4/29 12:31

唐松岳

4/29 12:32

鑓ヶ岳と杓子岳と思われますが正しいかな？

4/29 12:32

白馬岳だと思います。
名前がいいね。

4/29 12:32

中央白いのは小蓮華岳かな

4/29 12:34

戸隠山。左側に両側絶壁の蟻の塔渡り、登りきったところが八方睨み、右隣が戸隠山山頂。右に九頭竜山。

4/29 12:42

戸隠連山最高峰、高妻山。
カッコウ良すぎ。

4/29 12:43

左から天狗山、金山、焼山、火打の一部

4/29 12:43

左焼山、中に火打山

4/29 12:46

人工物もここでは似合う。

4/29 12:57

高妻山を見る、何度も繰り返し。真っ白だったらもっと凄い山。

4/29 13:03

下山風景。楽ぅーです。

4/29 13:47

ふわふわして膝関節にやさしい。

4/29 13:54

妙高山の横顔をアップ。

4/29 13:54

天高く突き刺す気高い高妻山。

4/29 13:55

戸隠スキー場駐車場に間もなく着きます。

4/29 13:55

樹木が美しい。

4/29 13:56

下山しました。振り返ると瑪瑙山の山頂。

4/29 18:26

長野市内の天然温泉でのんびりしたあと須坂長野東ICから高速に。爺ヶ岳方面に太陽が沈んでいくところ。山のシルエットも堪能。

撮影機器：

IXY 190 CANON

507SH Android One ワイモバイル シャープ

EOS Kiss X9 ボディ CANON

装備

個人装備

風よけジャケット 簡易雨具 日よけ帽子 行動食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 タオル ストック 軽登山靴 携帯トイレ 念の為簡易アイゼン（使用せず）

感想

momomiki

瑪瑙山。メノウヤマ。なんという素敵な名前の山でしょう。

瑪瑙とは美しい模様の入った鉱石のことらしい。馬の脳のようということで瑪瑙というらしい。

好天のGW前半でもありますので、帰省とお墓参りからの帰路に飯縄山の一角のこの山に立ち寄りました。

スキー場リフトは止まっていますので、傾斜道の登山そのものです。

背後にはギザギザした岩峰の戸隠山が全開した屏風のように堂々と鎮座し、その横に気高き高妻山がその威容なトンガリを空に思いっきり突き出しています。深田久弥風に言わせてもらえれば、高妻山を含む戸隠連山は一言でいうと「見る者を興奮させる山」です。

焼山、火打山、妙高山、黒姫山も残雪美しく映えています。西には穂高岳〜槍ヶ岳〜針ノ木岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜白馬三山も北アルプスのスター達が空に浮かんでいます。

こんな素晴らしい大展望が山行中ずっと見られる瑪瑙山。美しい花々はこの時期ありませんでしたが存分に楽しませてくれる、何か不思議にこころを震わせ惑わせるような魅力的な山でした。

長野市内の「天然温泉まめじま湯ったり苑」でゆったりしたあと須坂長野東ICに向かうとき、ルームミラーには真っ赤な太陽が北アルプス方面に沈み込み、一方フロントガラス越しに完璧な満月が稜線から昇る素晴らしい景色が見られました。沈む太陽と昇る満月の同時進行、その時は18:16分。

北アルプスは夕陽の中くっきりとシルエットとなり、満足行く帰省を兼ねた信越の旅だったなあと思うのでした。