栂峠林道〜新三郎〜ぶどう岳〜ぶどう峠 県境尾根歩き♪


- GPS
- 05:05
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 735m
- 下り
- 735m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:05
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道141号線で小海町に向かい 小海町から、県道2号線を経て 県道124号線を道なりに約15kmで加和志湖 道路脇に数箇所駐車スペースがあり、トイレもあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道栂峠線〜新三郎 栂峠川に沿う未舗装の林道を緩やかに登り 川に沿う廃林道跡を辿るうちに沢登り(急斜面はなく問題なし) 獣道の様な微かな踏み跡があり、県境尾根に出ました 緩やかで、見通しのきく登りなので心配はありませんでした 県境尾根上は境界標が連続して建てられ 踏み跡が微かでも問題なく新三郎に到達できました ・新三郎〜ぶどう岳 新三郎山頂直下の岩場は滑落注意です 切れ落ちたように見える岩場は足元が見えず 迂回路がテープで示されている箇所もあります(踏み跡は微か) 鉄塔管理道標識のある地点で直角に右に急斜面を下ります 直進するとマムシ岳に繋がる枝尾根、注意です ・ぶどう岳〜ぶどう峠〜駐車場所 岩場を右に迂回して下る箇所が三箇所あります 登りに使う場合は、ホールドが見えるので 迂回せずに岩登りが楽しめるかもしれません? ぶどう岳から峠まで踏み跡は明瞭 峠からは舗装の車道歩き、車、バイクに注意です |
写真
感想
いつのまにか毎年恒例となった母の日プレゼントは
連休中の一日だけ、次男が登山に付き会ってくれる日♪
始めた頃は先頭に立ち、振り向きもせずにマイペースだった子が
回を重ねる内に後ろを歩き、時折気遣ってくれるようになり
それは嬉しい半面、体力的にも精神的にも親を超越した子どもの成長に
しばし、老いる寂しさを伴う複雑な気持ちを覚えます。
地図を見ると信州と上州を繋ぐ峠は、沢山地名が残っています。
交通事情の変化により、今では通行出来ない峠も多々ある中で、
平仮名表記のぶどう峠は印象的で、県道が通じている為、
この峠を通過した折、いつかぶどう岳にと思うようになっていました。
峠から往復すると二時間足らずの山をどう楽しもうか考えていると
栂峠から「新三郎」という珍名の山を経て周回する記録を発見!
参考にさせてもらうべく、早速お気に入りに登録しました。
ただ、ぶどう峠から延々と車道を歩くのが憂うつではありましたが…
栂峠川に沿って歩くことを念頭に置き過ぎた結果
いつのまにか林道から外れ、沢登りになっておりました!
幸い、水量も左程でない緩やかな流れであった為
のんびり咲き始めた山草を眺めながら尾根に到達。
しかし、栂峠の祠やお地蔵さまに会えなかったのは心残りです。
新三郎山頂手前にはシャクナゲの群生地があり
今年咲きそうな蕾は、そう沢山は見当たりませんでしたが
甲武信岳と十文字峠の間の見事な石楠花と同様、
素晴らしい開花が楽しめる年もきっとあるかと思います。
新三郎山頂で、八ヶ岳の大展望を楽しんだ後の下りは
いきなり急峻な岩場に驚きましたが、滑落注意しながら、慎重に通過。
踏み跡は微かで、下の見えない大岩に突き当たる度、心細く
右に巻くピンクテープを発見しては助けられ、なんとか通過。
ぶどう峠から登って来た方が、こんな場合は難しくないかもしれません。
尾根を直角に右折し、送電鉄塔に急坂を下る箇所を
直進してしまったのも、やはり下りに使った難しさかと思います。
幸い5分程で二人とも気付き、地図とGPSで確認して戻りましたが…
ぶどう岳山頂を過ぎても、まだ岩稜を迂回する箇所が三回。
踏み跡はしっかりしていて、先程までの心細さは全くありません。
峠に近づくと賑やかに談笑する声も次第に大きくなり、
バイクのツーリングをする人々の絶好の休憩場所の様子です。
幾度となく道を間違え、右往左往したものの(毎度ですが)、
緊張感、不安感も良い刺激だったと感じられる一日の終わりは
昨年、帰りに寄った霧積温泉のような鄙びた温泉というリクエストで
ちょっと遠回りして、大好きな旧鹿沢温泉紅葉館に寄りました。
来年はどこに行こうか、帰りの温泉はどこにしようかと考えるのは
密かな老いの楽しみになりつつあります。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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kyom4さま
初めまして、RaVieEnRoseと申します。
先日、この付近を縦走する際に記録が少ない区間でとても参考になりました。
一言お礼をと思い、コメント致しました。
「ありがとうござました」
私の拙い記録を参考にして下さるとは光栄です。
自分の少しずつ繋いだ県境尾根歩きを一気に歩かれ、
本当に驚き以外の何物でもありません
お疲れさまでした。
おかげさまで、撮られている写真を拝見しながら、
久しぶりに県境尾根歩きを懐かしく思い出させて頂きました。
そろそろ山行記録も億劫になり始めておりますが
嬉しいメールを頂き、こちらこそ感謝です。
小唐沢山は、おっしゃる通り嫌が上にも殺人的急坂に
疲労も災いし、恐れをなして巻いてしまい、未だ心残りです。
多分もう行くことはないと思うと尚更残念です。
これから万座峠に向かわれるとのこと、
懐かしく思い返しておりますが、
広い笹原、展望の尾根歩きを存分に楽しんで頂けると思います
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