記録ID: 1446490
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
近畿
熊野古道 中辺路 新宮〜那智〜本宮 熊野三山を歩く
2018年04月28日(土) 〜
2018年05月01日(火)
WashiTabi
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 51:32
- 距離
- 71.8km
- 登り
- 3,154m
- 下り
- 3,054m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:04
12:20
12:25
10分
新宮城址
12:35
12:36
17分
阿須賀神社
12:53
12:54
33分
浜王子
13:27
13:27
14分
高野坂登り口
13:41
13:43
8分
五輪塔
13:51
13:52
8分
金光稲荷神社
14:00
14:03
13分
鯨山見跡
14:16
14:16
13分
高野坂降り口
14:29
14:29
31分
宝蔵寺
15:00
15:01
15分
佐野王子跡
15:16
15:16
20分
宇久井駅
15:36
15:36
15分
小狗子峠
15:51
15:51
29分
大狗子峠
16:20
16:22
5分
浜の宮王子・補陀洛山寺
16:27
17:10
10分
那智駅・丹敷の湯
17:20
17:35
10分
Aコープ
17:45
宿泊地
2日目
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:18
5:55
13分
宿泊地
6:13
6:14
35分
浜の宮王子・補陀洛山寺
6:49
6:50
16分
尼将軍供養塔
7:06
7:07
17分
市野々王子
7:30
7:30
25分
多富気王子
7:55
8:06
0分
熊野那智大社・青岸渡寺
8:06
8:34
15分
飛瀧神社（那智大滝）
8:49
8:59
27分
大雲取越入口
14:00
14:01
27分
楠の久保旅籠跡
15:13
3日目
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:28
8:21
8:21
64分
小和瀬渡し場跡
10:06
10:06
32分
石堂茶屋跡
11:12
11:12
46分
松畑茶屋跡
13:20
13:40
21分
（食事）
14:01
13:40
44分
大日越登り口
14:24
14:25
15分
月見ヶ丘神社
14:40
14:44
17分
鼻欠地蔵
15:01
15:03
4分
湯峯王子
15:07
湯峰温泉バス停
〇コース参考
・和歌山県観光連盟 街道マップ 熊野古道 中辺路
http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/nakahechi/index.html
・昭文社 山と高原地図 「51 高野山・熊野古道」（2018年版）
・和歌山県観光連盟 街道マップ 熊野古道 中辺路
http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/nakahechi/index.html
・昭文社 山と高原地図 「51 高野山・熊野古道」（2018年版）
| 天候 | 1日目: 2日目: 3日目:  → |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
町田  新横浜 JR横浜線 ↓新横浜  名古屋 東海道新幹線 ↓ 新幹線ひかり 8,210名古屋 新宮 9,260 特急南紀 6,800 速玉大社→那智駅起点：新宮駅 終点：那智駅  パルスイン勝浦 (泊) 那智駅から徒歩10分ほど＜2日目＞ 那智駅→那智大社→(大雲取越え)→小口起点：那智駅 終点：小口バス停 小口  神丸 熊野交通 470 ※IC不可神丸 新宮駅 奈良交通 920 ※IC可 新宮ユーアイホテル (泊) 新宮駅から徒歩5分ほど＜3日目＞ 新宮駅 神丸 熊野交通 920 ※IC不可神丸 小口 熊野交通 470 ※IC不可 小口→(小雲取越え)→本宮→(大日越え)→湯の峰温泉起点：小口バス停 終点：湯の峰温泉 民宿あづまや荘 (泊) 湯の峰温泉バス停から徒歩1〜2分＜4日目＞ 湯の峰温泉 紀伊田辺駅 龍神バス 1,900 ※IC不可紀伊田辺 新大阪 JR ↓ 特急くろしお 4,480新大阪 博多 山陽新幹線 10,800 新幹線のぞみ 11,660○アクセスメモ ・小口からのバスは、新宮に行くにも本宮に行くにも、基本的に神丸バス停で新宮←→本宮間のバスに乗り換えが必要。直通便もあるけど、かなり少ない。 ・新宮←→本宮間のバスは熊野交通と奈良交通があり、奈良交通はICが使える。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇新宮〜那智駅 ・基本は街歩きで、高野坂と、小狗子峠・大狗子峠以外はすべて舗装路。 ・基本的に道標は多くあるが、住宅地の合間を抜ける道は難しめ。また、浜王子の辺りで道標が途切れる感じで分かりにくい。 ・歩道のない国道歩きがあるのが難点。 〇那智駅から那智大社 ・尼将軍供養塔の辺りが未舗装だが、それ以外は舗装路歩き。 ・大門坂から先は一気に人が多くなる。 〇大雲取越 ・中辺路で一番高い場所を含む、長くて標高差も大きいコース。 ・基本的に山道だけど、道はとても歩き安く、道標も多くあって難しい道ではない。 ・展望ポイントはほとんどない。舟見茶屋跡にある休憩舎が唯一の展望ポイント。 ・石倉峠の辺りは、通行止めで林道を迂回しないといけない。 〇小雲取越 ・大雲取越の縮小版といった感じで、距離、標高差とも大雲取越よりはひと回り少ない。 ・ここも基本的に山道で、道はとても歩き安く、道標も多くあって難しい道ではない。 ・百�里阿蕕�、唯一の展望ポイント。 〇大日越 ・距離は短いけど、意外と標高差があってキツい。 ・基本的に山道で、若干急坂が多い。 ・展望は、ない。 |
写真
何やら弁慶生誕地と書いてある。
速玉大社にも弁慶像があったし、何か縁がある場所らしい。
速玉大社にも弁慶像があったし、何か縁がある場所らしい。
コース中一番の危険個所。
車通りの多い国道だけど、路側が狭い。
車通りの多い国道だけど、路側が狭い。
そして、那智駅に到着。
駅に隣接して丹敷の湯があり、さらに道の駅にもなっている。
駅に隣接して丹敷の湯があり、さらに道の駅にもなっている。
本日のお宿。
残念ながら温泉旅館は空きがなく、ビジネスホテルで素泊まり...
残念ながら温泉旅館は空きがなく、ビジネスホテルで素泊まり...
夕食は近くのスーパーで買った、まぐろにぎりと、さんま寿司。
2日目はガッツリ歩くので、夕食もガッツリと。
2日目はガッツリ歩くので、夕食もガッツリと。
市野々王子。
軽くお参りすると、草取りしていたおばあさんに「えらいね〜」と褒められた。
軽くお参りすると、草取りしていたおばあさんに「えらいね〜」と褒められた。
鳴き声が聞こえて探してみると...見つけた。
キジも鳴かずば撮られまい。
キジも鳴かずば撮られまい。
大門坂の入口。
これまで誰にも会わなかったのに、ここから一気に人が多くなる。
近くに駐車場があり、ここから歩く人が多いみたい。
これまで誰にも会わなかったのに、ここから一気に人が多くなる。
近くに駐車場があり、ここから歩く人が多いみたい。
近くの茶店でひと休み。
ひやしあめ。
甘い飴に生姜で締めてあって、すっきりおいしい。
ひやしあめ。
甘い飴に生姜で締めてあって、すっきりおいしい。
ようやく迂回路の反対側に出た。
迂回路は平坦だけど距離は長く、40分以上かかる。
迂回路は平坦だけど距離は長く、40分以上かかる。
登りきると、越前峠。
ここが中辺路の最高地点らしい。
ここまでくれば、後は下るだけ。
ここが中辺路の最高地点らしい。
ここまでくれば、後は下るだけ。
越前峠。
広くなっていて、茶屋があったらしいけど、石垣などは見当たらない。
広くなっていて、茶屋があったらしいけど、石垣などは見当たらない。
楠の久保旅籠跡。
周辺には石垣がたくさんあり、多くの旅籠があったらしい。
周辺には石垣がたくさんあり、多くの旅籠があったらしい。
円座石（わろうだいし）。那智、新宮、本宮の本仏の梵字が書かれているけど、いつ誰が何のために、というのはわかっていないらしい。
1
4/29 14:29
円座石（わろうだいし）。
那智、新宮、本宮の本仏の梵字が書かれているけど、いつ誰が何のために、というのはわかっていないらしい。
那智、新宮、本宮の本仏の梵字が書かれているけど、いつ誰が何のために、というのはわかっていないらしい。
すると、小口自然の家。
ここに宿泊できると良かったのだけど、取れなかった...
元は学校だったという宿泊施設。
ここに宿泊できると良かったのだけど、取れなかった...
元は学校だったという宿泊施設。
店が開いていたので、いろいろ買って、渡月橋近くのテーブルで、おやつタイム。
新宮駅に戻ってきた。
今日もまた味気なくビジネスホテルで素泊まり...
今日もまた味気なくビジネスホテルで素泊まり...
ホテル近くに鉄板焼きの店があったので、そこで夕食。
ジャンボ焼き。けっこう大きくて、満腹になる。
ジャンボ焼き。けっこう大きくて、満腹になる。
新宮駅の向かいにある、バスターミナル。
2番乗り場で本宮行きのバスに乗る。
2番乗り場で本宮行きのバスに乗る。
百�里阿蕕蓮�大雲取越、小雲取越両方合わせて一番の展望ポイント。
外国人の元気な爺さん4人組に写真を撮ってあげたら、チョコレートをもらった。
橋を渡って中州にある大斎原（おおゆのはら）へ。
以前に本宮があった場所。
以前に本宮があった場所。
熊野三山の三つめ、熊野本宮大社。
やっと着いた〜
でも、中は撮影禁止...
やっと着いた〜
でも、中は撮影禁止...
堤防の道を熊野川を見ながら歩こうかと思ったけど、駐車場になっていて味気ないのでやめた。
さて、ここから大日越で湯の峰温泉へ。
けっこう疲れているけど、これが最後の登り。
けっこう疲れているけど、これが最後の登り。
ここの檜は皮が剥がされて真っ赤になっている。
もしかして本宮の屋根に使われるのだろうか。
もしかして本宮の屋根に使われるのだろうか。
周辺の店に網に入った生卵を売っていて、ここに13分浸けておくと、温泉卵が出来上がる。
さっき食べたばかりな気がするけど、おいしそうだったので...
パンダべんとう。
パンダべんとう。
撮影機器：
装備
| MYアイテム |
WashiTabi
重量：-kg
|
|---|
感想
さて、GW。
今年は、熊野古道。
調べてみると熊野古道はとても多くの道がある。
どの道も歩いてみたいところだけど、最初なので、まずは熊野三山を歩いておこうというわけで、中辺路の東側半分。
1日目に、新宮駅から、速玉大社と、那智駅まで。
2日目に、那智駅から、那智大社と、大雲取越で小口まで。
3日目に、小口から、小雲取越で本宮大社と、大日越で湯の峰温泉まで。
3泊4日で、距離にして70km超。累積の標高差は2500mくらいにもなる、なかなかハードな行程だった。
新宮から那智駅間の海沿いのコースを除けば、基本は森の中の歩きになるので、展望は少なめ。
でも30分とか1時間とかの短い間隔で、史跡などのポイントが多くあり、道も歩きやすいので、長いコースではあるけれど、それほど苦痛なところはなかった。
一番人気は、大雲取越と小雲取越のようで、それなりに多くの人が歩いていて、世界遺産の影響力か、2/3ほどは外国人だった。
逆に、新宮から那智駅間と、那智駅から大門坂前までの区間は誰にも会わなかった。
それにしても、紀伊半島は地形的にも興味深いところ。
本宮はずいぶん奥地にあるけど、標高は100mにも満たない。でも周辺は数百mの山々に囲まれている。
那智の海岸から歩いて、標高800mを超える大雲取越から100mにも満たない小口、標高500mを超える小雲取越から100mにも満たない本宮。
といった感じで、とても起伏の激しい地形。
熊野古道は中辺路も西側の道が残っているし、海沿いの大辺路も、高野山に繋がる小辺路も、まだまだ面白そうな道が多く残っているので、いずれ歩いてみたいところ。
〇すべての写真
https://photos.app.goo.gl/zRlKM1WIhwTXhhvS2
〇関連〜最近のGW
・2017年 国東半島
(1).猪子山・中山仙境 https://yamare.co/1119241
(2).両子山 https://yamare.co/1120953
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