山行記録: 高川山

記録ID: 144813

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ハイキング

富士・御坂

高川山

2007年03月07日(水) [日帰り]

山梨県

cellist

GPS: 03:15
距離: 8.0km
登り: 595m
下り: 698m

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コースタイム

初狩駅　　09:35
高川山　　10:40-10:50
天神峠　　11:45
むすび山　12:25-12:35
大月駅　　12:50

天候	晴れて気温が上がり、風も穏やかで暖かさを感じる1日でした。
過去天気図（気象庁）	2007年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車 (行き) JR中央線初狩駅 (帰り) JR中央線大月駅アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	ルート全体が一般登山道で、難しい箇所も全くありません。ただし逆ルートを進む場合には、最初のむすび山への取り付きが分かりにくいかもしれません。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

cellist

初狩駅の改札口を出て、最初の角をすぐに右折するあたりから、きちんと道標が完備されていました。
線路の下をくぐって反対側に出て、駅前の集落を抜けると舗装道路は砂利道に変わります。
緩やかに登り続けていくと、やがて山道と沢コースとの分岐点に出て、そこが登山地図やガイドブックが「登山道入口」としている地点でした。

左側の山道へ入ると、途端に傾斜がやや強くなって、結局この、どちらかと言えば急な部類に入る、という程度の登りが断続的に山頂まで続いていました。
途中にある男坂と女坂の分岐点で男坂を選択すると、かなり長い距離にわたって青色のロープが張られた区間に入りますが、少なくとも登る分にはロープは不要でした。

ロープの張られた一帯を過ぎると、女坂が合わさってきて、すぐに「頂上まで6分」という標識が出てきます。
そこまで来れば本当に頂上はもうすぐです。スタートとなる初狩駅の標高がすでに高かったこともあって、割とあっけなく着いてしまった印象でした。

頂上には山頂犬のビッキーがいて、もう少しで頂上に着くという頃に私のそばまで下りてきました。
そして私を先導するように私の前を登っていくのですが、私とは一定の距離感を保ったままで、至近距離まで近寄って来ることはありません。それにしても全く吠えない大人しい犬でした。

頂上に着いた時には、単独行の男性が1人だけ休憩中でしたが、私が到着すると入れ替わるように下山していったため、その後の頂上は独占状態となりました。
標高はさほど高くないものの、独立峰のため360度の展望があります。遥か西のほうでは、南アルプスの銀白の峰々も頂上部が顔を出していました。

高川山から大月駅を目指すコースは、しばらくは禾生駅や田野倉駅へ向かうコースと同じです。
下り始めてすぐに禾生駅への分岐を見送ると、その後は所々で急降下となりました。この時期は霜の影響で土が緩くなっていて、油断していると滑るので注意して下っていきます。

急降下がおさまった先で、アップダウンを2回ほど繰り返した後は、十字路となっている天神峠を通過して行きます。
天神峠から登り返した584m峰には、「峯山」という標識が出ていました。その後も小さなアップダウンを反復しながら、徐々に高度を下げていきます。

手に取るような近さで山麓の集落が迫ってくると、最後の小ピークとなるむすび山に到着です。
バス停などで良く見掛ける樹脂製のベンチが置かれていて風情も何もなく、また街並みが至近距離に見えていることもあって、すでに山の中という雰囲気は跡形もなくなっています。
ここは旧陸軍の監視所があったところで、その説明をする標識なども設置されていました。

むすび山から下り始めると、すぐに下の道路に出てしまって、あとは車道を歩いて大月駅へと向かいました。

詳細な記録のページ
 http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2007_01_03/mt2007_01_03.html#20070307