また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1449199
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰 日暮沢から以東岳

2018年04月29日(日) 〜 2018年05月01日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
36.3km
登り
2,659m
下り
2,660m

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
1:10
合計
9:00
6:20
80
スタート地点
7:40
8:00
170
10:50
11:00
30
11:30
11:30
60
12:30
12:50
70
14:00
14:20
60
15:20
2日目
山行
4:50
休憩
2:20
合計
7:10
8:00
120
10:00
11:40
20
12:00
12:10
40
1722mピーク
12:50
13:20
110
以東岳
15:10
3日目
山行
6:30
休憩
0:20
合計
6:50
6:20
60
7:20
7:20
70
8:30
8:30
60
9:30
9:30
40
10:10
10:20
100
12:00
12:10
60
13:10
ゴール地点
天候 4/29 晴れ
4/30 晴れのちうす曇り
5/1 ガス〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アメリカ橋までしか車は入れません。
アメリカ橋左岸の駐車場から登山口まで約1時間の林道歩きとなります。
コース状況/
危険箇所等
ユーフン山まで ほぼ雪道です
ユーフン山から竜門山手前 登山道が出ています
竜門山の手前に雪の急斜面あり 雪が硬い場合はアイゼンが必要
稜線は9割程度登山道が出ています。たまにクラックがあるが、それさえ気を付けていれば特に危険個所無し。
ピッケル、ワカンともに今回は使用しませんでした。
しかし、雪の状態で変わりますので、携行する必要はあると思います。
アメリカ橋からスタート
アメリカ橋からスタート
駐車場からさっそく雪道
駐車場からさっそく雪道
ところどころデブリの上を歩く
雪崩の心配はありません
ところどころデブリの上を歩く
雪崩の心配はありません
上流に丸太があったのでそこを渡った
重荷を背負っての一本橋は怖かった
上流に丸太があったのでそこを渡った
重荷を背負っての一本橋は怖かった
小屋を過ぎるとしばらくは夏道だが、じきに雪道となる
小屋を過ぎるとしばらくは夏道だが、じきに雪道となる
結構な斜度
雪が柔らかいので、登りならキックステップで登れます
硬いとアイゼンが必要
結構な斜度
雪が柔らかいので、登りならキックステップで登れます
硬いとアイゼンが必要
ゴロビツの頭がもうすぐ
雪庇が大きい
ここもそこそこの急登
足が滑るのでアイゼンをつけてみました
ゴロビツの頭がもうすぐ
雪庇が大きい
ここもそこそこの急登
足が滑るのでアイゼンをつけてみました
雪庇は直登
高さ2mぐらいなのでたいしたことはなかった
雪庇は直登
高さ2mぐらいなのでたいしたことはなかった
上がると主稜線が!
1
上がると主稜線が!
これから行く清太岩山とユーフン山
やっぱりアイゼンはないほうが歩きやすいので、ここではずしました
これから行く清太岩山とユーフン山
やっぱりアイゼンはないほうが歩きやすいので、ここではずしました
素晴らしい
ゆるい雪原歩きの後、清太岩山の手前に軽いリッジがある
幅が70cmくらいあるのでさほど恐怖感はないが、万が一落ちればただではすまない
今日は雪が柔らかいのでつぼ足で問題なかったが、雪質によっては要注意
2
ゆるい雪原歩きの後、清太岩山の手前に軽いリッジがある
幅が70cmくらいあるのでさほど恐怖感はないが、万が一落ちればただではすまない
今日は雪が柔らかいのでつぼ足で問題なかったが、雪質によっては要注意
ユーフン山から大朝日岳と西朝日岳
1
ユーフン山から大朝日岳と西朝日岳
月山、障子ヶ岳
寒江山から以東岳の主稜線
素晴らしい
3
寒江山から以東岳の主稜線
素晴らしい
竜門山が近づいてきた
ユーフン山からは夏道を歩く
竜門山が近づいてきた
ユーフン山からは夏道を歩く
竜門山への急登
竜門山へ登らず途中からトラバースして小屋へ行くことも可能そうだが、初めてなので念のため稜線を歩くことにした
竜門山への急登
竜門山へ登らず途中からトラバースして小屋へ行くことも可能そうだが、初めてなので念のため稜線を歩くことにした
竜門山から以東岳への主稜線
稜線は雪がついてない
1
竜門山から以東岳への主稜線
稜線は雪がついてない
ほんと、素晴らしいの一言
ほんと、素晴らしいの一言
懐かしの竜門小屋
管理人さんと若干の言葉を交わす
まだ時間が早いので、狐穴小屋へ行ってしまおう
1
懐かしの竜門小屋
管理人さんと若干の言葉を交わす
まだ時間が早いので、狐穴小屋へ行ってしまおう
小屋からは少しだけ雪の上を歩く
小屋からは少しだけ雪の上を歩く
雪庇がすごい
クラックに気を付けて歩かなければ
雪庇がすごい
クラックに気を付けて歩かなければ
寒江山が見えてきた
寒江山が見えてきた
寒江山のあたりはすべて夏道が出ていた
1
寒江山のあたりはすべて夏道が出ていた
終始月山を眺めながらの縦走
2
終始月山を眺めながらの縦走
谷が深い
大朝日岳方面
雪崩があった
上に乗ったら落ちそう
上に乗ったら落ちそう
寒江山を振り返って
2
寒江山を振り返って
以東岳はスケールが大きくて立派
3
以東岳はスケールが大きくて立派
狐穴小屋が見えてきた
最高のロケーション
2
狐穴小屋が見えてきた
最高のロケーション
水もばっちり出ている
1
水もばっちり出ている
小屋の前には10mを超える雪が積もっている
前の小さいピークのおかげで小屋の場所だけ雪が積もらないらしい
絶妙な位置に小屋を建てたんだと感心した
小屋の前には10mを超える雪が積もっている
前の小さいピークのおかげで小屋の場所だけ雪が積もらないらしい
絶妙な位置に小屋を建てたんだと感心した
今日の登山者は僕一人だった
あとは管理人さんとその歩荷さんが3人の合計5人だけの超快適な環境
3
今日の登山者は僕一人だった
あとは管理人さんとその歩荷さんが3人の合計5人だけの超快適な環境
小屋から眺める以東岳は素晴らしいとしか言いようがない
2
小屋から眺める以東岳は素晴らしいとしか言いようがない
翌朝も快晴
人工物が一切見えない
山が本当に深い
人工物が一切見えない
山が本当に深い
9割は夏道を歩ける
9割は夏道を歩ける
ところどころクラックの脇を歩く
ところどころクラックの脇を歩く
以東岳から大鳥池
まだ凍結している
4
以東岳から大鳥池
まだ凍結している
新築された以東小屋
まだ木の香りがプンプンしていた
2
新築された以東小屋
まだ木の香りがプンプンしていた
主稜線を一望
さらにオツボ峰のほうへ行ってみる
さらにオツボ峰のほうへ行ってみる
次第に雪の上を歩くようになる
次第に雪の上を歩くようになる
クラックや空洞が出てきたので、ここまでで帰ることにしよう
クラックや空洞が出てきたので、ここまでで帰ることにしよう
管理人さんと歩荷さんがスキーで描いたシュプールがついていた
あんなところを滑るなんて、すごい人たちだ・・
しかも、500m下って登り返したらしい
1
管理人さんと歩荷さんがスキーで描いたシュプールがついていた
あんなところを滑るなんて、すごい人たちだ・・
しかも、500m下って登り返したらしい
ゆっくり小屋へ帰った
ゆっくり小屋へ帰った
今日の登山者は僕以外にもう一人だった
3
今日の登山者は僕以外にもう一人だった
翌日はガスと強風
特に寒江山のあたりの風が強かった
翌日はガスと強風
特に寒江山のあたりの風が強かった
竜門小屋の手前の雪田で方角がわからなくなったため、携帯のGPSで位置を確認する
竜門小屋の手前の雪田で方角がわからなくなったため、携帯のGPSで位置を確認する
稜線から下るにつれてガスが切れてきた
風も弱くなってきた
稜線から下るにつれてガスが切れてきた
風も弱くなってきた
ユーフン山まで下りると、主稜線が眺められた
稜線に見事に雲がかかっていて、東側が晴れている
最終日に朝日連峰の厳しさを垣間見た気がする
ユーフン山まで下りると、主稜線が眺められた
稜線に見事に雲がかかっていて、東側が晴れている
最終日に朝日連峰の厳しさを垣間見た気がする
あとは快調な下り
あとは快調な下り
狐穴小屋であった歩荷さんが立ててくれた旗
狐穴小屋であった歩荷さんが立ててくれた旗
最後の急坂は念のためアイゼンを着けた
それ以外はツボ足で十分
最後の急坂は念のためアイゼンを着けた
それ以外はツボ足で十分
林道からゴロビツの頭
林道からゴロビツの頭
下界はすっかり春だ
林道の雪が腐っていて、今日一番疲れた箇所だった
下界はすっかり春だ
林道の雪が腐っていて、今日一番疲れた箇所だった
大江町へ行く途中から最後に主稜線を眺めようと思ったが、ガスで良く見えなかった
大江町へ行く途中から最後に主稜線を眺めようと思ったが、ガスで良く見えなかった

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 12本アイゼン ピッケル ワカン 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テントマット シェラフ

感想

初めての残雪期の朝日連峰縦走は、期待通り本当に素晴らしかったです。
狐穴小屋の管理人さんや歩荷さんなど生粋の山男たちとの楽しい語らい、一緒にお酒を飲んだことなどは最高の思い出になりました。
山とは思えない食事の豪華さにも驚きました。連日のようにステーキ、刺身、もつ煮、餃子など次から次へと出てくる豪華な料理。頂いたステーキの味は本当に感動モノでした。
そして、山を通じて築かれた人々の濃いつながり、本当に朝日連峰が大好きなことなどがひしひしと伝わってきました。
彼らがいるからこそ、ぼくたちは山に行けると心から思いました。
東北の山は、やはり最高です。
下界に戻った今、あの数日は夢だったのか・・・
まだ夢から覚めていないような気がしています。
連休後半の朝日連峰は大荒れとのこと。
きっと静かな日々を過ごしているのでしょうね。
パウダースノーになるといいですね。
狐穴小屋のみなさん、ありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:952人

コメント

始めまして以東岳小屋の状況は?
昨秋に完成し始めての冬越です。壊れているようなとこはなかったでしょうか。教えて下さい
2018/5/3 21:08
Re: 始めまして以東岳小屋の状況は?
壊れているところなどは一切ありませんでした。
バイオトイレも問題なく使用させていただきました。
あのような奥地にもかかわらずトイレットペーパーが置いてあることに頭が下がります。
管理者様に感謝いたします。
2018/5/3 22:06
Re[2]: 始めまして以東岳小屋の状況は?
情報提供頂きありがとうございます。窓は大丈夫か、空気孔はどうか、ドアの開閉は等大変心配をしていました。破損個所はなかったということで安心しています。大変ありがとうございました。以東岳小屋の夏期管理体制は6月初旬からと予定しています。また、以東岳に遊びに来てください。今後ともよろしくお願いします。
2018/5/4 6:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら