亘理地塁山地明通峠から小斎峠
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 843m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 曇りのち嵐のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ところどころ熊笹で道が不明瞭。夏は厳しいかも。倒木で道が寸断されているがよく見ると先人の迂回した踏み跡があり。ピンクテープがあるが明瞭なコース表示はないので一時里に降りるルートに迷い込んだりした。ピークではコンパスをこまめに確認する必要あり。採石場が尾根に迫っているところが多く稜線の崩落が心配な場所もあり。 |
その他周辺情報 | 今回鹿狼の湯を目指したけど到達できず。角田側にも青葉温泉があるようだが詳細は不明。稜線からは角田のH−IIロケットの模型がずっと見え前から後ろに過ぎていきます。 |
写真
感想
当初はゴールを鹿狼山に設定していました。割山峠から入ることを考えていましたが天気が悪く、出発を昼に遅らせたため明通峠から入ることにしました。天気が悪いのは連休の常でむしろ荒天での行動を覚えるためにこの山域を選びました(エスケープが簡単・沢山)。時間的にはトレランの人と比べると遅いので途中日没になることも計算済みでした(フォーカストビバークにするかカモシカ山行にするかは最後まで迷ってました・・まだ月の明るい夜だったので)。でも目論見が外れたのは明通峠の入口が想像以上に不明だったこと、スパッツやカッパのズボンを履くタイミングを間違えてずぶ濡れになってしまったこと、疲れた頃に地図を見ずに進んだら露骨にコースアウトしてしまったこと(大森山)などなど。2日目は午後になれば晴れるのはわかっていたけどすっかり濡れ鼠になったのでやる気も失せて小斎峠で下山となりました。北海道の山並みの笹薮、倒木でコースアウト、地図読み、林道の交錯、余計なピンクテープの誘導といった縦走登山でありがちなチェックポイントを一通り里山で経験(復習)できたのでとても良い2日間になりました。
ちなみに今回使用したドーム型ツェルトは地面に固定しなくてもさっさと設営できて便利でした。緊急ビバーク用としては良い装備を手に入れました。寒冷前線の通過による豪雨強風にも耐えのんびり過ごせました。ただ仙台空港便の進入経路のせいか航空機の轟音が晴れ待ちで寝ていたところに何度も響いて目が覚めたのも計算外でした。
ツツジを始めとして色んな花が咲き誇り、他に登山者が皆無で、なおかつ寒冷前線の通過に遭遇したスリリングな山行でした。でも薮が濃くなってきて今シーズンはもう高度の高いところの登山に移行した方が良さそうですね。
そうそう登山道は草が生えていないせいかイノシシの掘り返しがひどくてうんざりしました。一応クマ鈴鳴らして歩いたせいか出くわすことはありませんでしたが。
それからそれから、常磐線を利用して北から南に縦走すると・・仙台駅から1時間位で着いてしまえる上に、帰りにビール飲みながら車窓から歩いた山のレビューができて楽しいです!
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